コミック百合姫 １１月号と同日発売のコミックス２冊の表紙画像が紹介されています

　本誌のカバーストーリーはクライマックス、という
事でどんな感じになのか気になっていたのですけれど
、、、これは、もう物語やキャラの感情があふれ出した
みたいな感じでしょうか。表紙以外には何が描かれて
いるのか、というのも知りたい所です。また、同日
発売予定のコミックスの表紙画像も見られるように
なっています。

　発行一迅社、隔月刊のコミック百合姫は9/18に
１１月号が発売予定となっています。また百合姫
コミックスからも２冊が同日発売予定です。それらの
表紙画像が、Amazonなどの通販サイトや、本誌の
編集長からのtwitpicの画像で紹介されています。

　百合姫本誌１１月号の方は、１月号から続いて
いる、なもりさんによるカバーストーリーです。
今号が大詰めだそうです、、、けど、何というか
「百合修羅場」になってますね。
　花火大会の夜、つきあっているらしい女の子が
他の女の子とキスしようとする瞬間を目撃した
子は、９月号の表紙では愕然とした表情を見せて
いました。が、ここでは激しく怒りをぶつけて
います。どうも相手の２人は以前から深い関わりを
持っていて、その事は既にばれていたみたいです。
でも彼女達が性懲りもなく関係を繰り返すのが
もうどうにも許せなくなって怒りが爆発した、
という感じでしょうか。

　これまでの号でも、表紙を折り返した部分や、
もくじのページなどもこのカバーストーリーに
使われていましたので、今度もそういう仕掛けが
あるのかもしれません。何なら裏表紙とか
裏表紙裏とかもジャックしちゃうかもですね。

　それにしても９月号と１１月号で場面が変わって
いないというのは、表紙としては新しい描き方の
ような？　それに漫画のような吹き出しが入って
いるのも、なもりさんがイラストレーターではなく
漫画家だからこその表現なのでは、とも思えます。
コミック誌の表紙という代表としての立場を
とるか、カバーストーリーという１個の作品
として捉えるかを考えた時、作品の方が選ばれたの
かもしれません。
　まあそれはともかくどんなまとまり方になるのか
は気になる所ですね。買ってみて表紙をめくった
時に答えはわかる？

　そしてコミックスの方は今月は２冊が発売予定
です。一つは田仲みのるさん作「ロケット☆ガール
-Rock it, GiRL!!-」の第１巻です。表紙には
声楽（せいら）のどアップが描かれていますね。
不満そうな顔つきで耳をふさいでいます。
周りがわいわい言うノイズなんて聞きたくない、
自分は自分の歌が歌いたいだけ、みたいな
気持ちが表れているのでは。ところで主人公の奏
（かなめ）は、、、？　彼女の場合やっと自分の
気持ちが決まりつつある所らしいですから、登場
するとしたら次の巻で、なのかもです。その時は、
きりっとした表情を見せてくれるのを期待したい
です。

　もう一つは、黒霧操さん作「茜色コンフィチュール」
です。こちらは短編集ですね。表紙では、涙の
ような宝石のようなしずくが降ってくる白い背景
の前に、２人の女の子が立っています。同じ
制服を着ていますが、やや沈んだ表情で、手を
つないでいるわけでもありません。彼女達には、
もっと深い所でのつながりがあるのでしょう。