百合魂-ゆりイズム- 第２回

　ここでは百合コミックの話題を通じて、パーソナリティ
の方達が感じていらっしゃる女の子同士のふれあいに
ついても語られています。所属されているユニットの
メンバー達との関係なども、、、。また「百合チャレンジ」
では、少しずつ物語のキーワードが作り出されている
ようです。これが具体的に形になっていくと素敵
ですね。

　スカパー！ HDの663ch、「ガールズエンタメ専門
チャンネル」の「PigooHD」で放送＆配信されている
コミック情報番組「百合魂-ゆりイズム-」の第２回を
見てみました。この番組のパーソナリティは、声優の
橘田いずみさんと三上枝織さんです。

　オープニングのトークでは、急にいずみさんから
枝織さんへ、何フェチかという質問が出ています。
これは他の番組でも言われているようですが枝織さん
は他の人の手を触るのが大好きらしいですね。
　なので枝織さんが「手フェチ」と答えると、
いずみさんは「どうぞ」と手を差し出しています。
、、、つまり触ってもいい、という事？　枝織さんも
手を差し出されたのは初めてらしくやや面食らって
いましたが、結局はありがたく(?)触ってましたね。
積極的にスキンシップをするのは、仲良くなる
ためには大事かもですね。
　ちなみにいずみさんは「腕フェチ」なのだとか。
最終的には２人で触り合いになってました。

　さてこの回でピックアップするコミック作品は、
発行一迅社、コミック百合姫に連載中の、倉田嘘さん
作「百合男子」です。主人公の花寺啓介は百合作品が
大好きで、日常生活でも女の子達が一緒にいると
すぐに百合妄想をしてしまう癖があります。けれど
本人は男子。女の子同士の恋愛の世界に自分は
無用な存在だという事にいつも悩んでいます。

　いずみさんはこの作品を見て衝撃を受けた
らしいです。珍しいタイプの作品なのも理由かも
ですが、それより、啓介は自分と同じだと感じた
そうです。身の回りの女の子達を見て百合シチュを
想像してしまう、という所が似ているみたいです。

　作品についてのお２人のトークでは、作中で
啓介が自作しているという設定の「百合名場面名鑑」
に書かれている百合シチュが紹介されています。
パネルに言葉だけが書いてあるのですが、お２人は
そこからイマジネーションを膨らませて語られて
います。
　「他の子と遊ばないで」は、２人とも子供の頃に
経験があったようです。「嫌ならやめるけど」は、
いずみさんが所属ユニット（「ミルキィホームズ」
なのでしょうね）のメンバーに時々やってみたり
するそうで、それぞれに違った反応があるのだとか。
「これってもしかしてデートだよね」では、「デート」
が何を意味するかが話題に。枝織さんによるとこの
言葉は「会合」と受け取れるそうなのですが、もし
そうだとするとちょっと百合的ではないかもですね。
　「あなたに触れた指先がいとおしい」は、人に
よく触れているお２人には重要なのかも。いずみさんは
とても自然に女の子の腰に手を回す事があるそうで、
枝織さんはそのスキンシップにどきどきされている
らしいです。枝織さんも何となく女の子の手を握る
場合があるとの事なのですが、触れられて驚く人が
周りにいるようで、そういう時には服をつまむ
ようにしているのだそうです。
　触れたい気持ちはいずみさんも枝織さんも同じ
らしいです。そこで解決策は、、、スタジオ入りの
時間を同じにして一緒に満員電車に乗る事？
スキンシップを通じてお２人はもっと仲良くなれる
かもですね。

　コミック作品にお２人が声を当てる「百合名作
アテレコ劇場」では、タカハシマコさん作の
「乙女ケーキ」が取り上げられています。、、、やはり
一迅社発行の作品ですね。他の出版社の作品も扱って
もらいたいように思うのですけれど、これから
予定はあるでしょうか。

　それから、番組オリジナルの百合作品制作に挑戦
する「百合チャレンジ」のコーナーでは、この回は
いずみさんが宿題としてお１人でネタの追加をされて
います。前回第１回では、「組み伏せた相手の顔に
自分の髪の毛がかかる」みたいなシチュエーションが
挙げられていました。今度はさらに具体的な内容が
考えられています。
　ある星に向かう宇宙船があり、その中では女の子
だけが生活している。その星へ行ってある場所で
ある事をすると、女の子同士でも子供を授かる事が
できる。というSFなアイディアですね。
　もう一つは、いずみさんのいるユニットのメンバー
や、枝織さんとの恋愛シチュを盛り込む、というもの。
何か具体的なエピソードがたくさん出てきそうですね。
（ちなみにこの時、いずみさんは枝織さん達との
恋愛についての印象をキーワードでたとえて
いらっしゃいました。何でもピンク（三森すず子さん
でしょうか）は「駆け込み寺」、黄色（徳井青空さん？）は
「泊まるだけ」（どういう意味なのでしょう）、緑
（佐々木未来さんかな）は「入浴剤」で、枝織さんは
「お姉ちゃん」なのだとか。ちょっと意味深かも
ですね。）

　このコーナーでは、いずみさんはとても真剣に
内容を考えていらっしゃいました。本当に百合好きで、
何か自分で作品を生み出したいという熱意があるのが
感じられます。本当に作品としてできあがったら
素敵ですね。