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2012年7月13日 (金)

つぼみ Vol.18

 「菊花の園」は表紙イラストとの連動で、2人の
秘密の関係が描かれていく? 「総合タワーリシチ」
には新キャラが登場して神奈と悠の恋愛が加速していく、
でしょうか。また8月に単行本が発売予定の「ベツキス」
では、エイプリルにピンチが。ひかりはどうするの
でしょうね。

 発行芳文社による百合アンソロジー「つぼみ」の
Vol.18を見てみました。
 表紙は黒田bbさんが描かれています。れんが造りの
建物の中、壁際に2人の女の子が向き合って立って
います。「商品詳細」のページによると、シスターと
その従者、という関係みたいです。この2人はコミック
作品の方にも登場していて、名前はそれぞれマリーと
キクというようですね。
 マリーは壁に背中を押しつけられ、キクに体を
押さえつけられています。ベールもずり落ちてしまい、
鮮やかな金髪があらわになっていますね。頬は赤らみ、
上目遣いで見つめる先では、キクが勝ち誇ったような
笑みを浮かべています。彼女の服装は、白いカラーは
マリーと似ているもののスカートは短く、学生風
ですね。指先でマリーの唇に触れています。
 何か妖艶な雰囲気も漂う構図ですけれど、この後
いったい何が起きるのか、、、。裏表紙を見ると、顔を
赤くして少し怒ったような表情を見せているマリーに
向かって、キクがひざまずき、爽やかな笑顔で落ちた
ベールを差し出しています。マリーはからかわれて
いたのでしょうか? という所は、この2人が登場する
コミック作品の方に少し表れているかもです。

 ところで余談なのですけど、本誌を買いにショップに
行った時、平積みされた横にPOPが置いてありました。
そこには「百合界のドン、黒田bb」みたいに書かれて
いました。、、、実はそういう方だった? 確かに、同じ
芳文社から発行され、アニメ化もされている「Aチャンネル
にはかなり百合テイストもあります。でも本誌に参加
されたのは初めてなのですよね。呼び名は別としても、
本誌にも(それ以外でも)たくさん百合作品を描いて
もらえたら素敵ですね。

 カラーの口絵は加藤アカツキさんが描かれています。
電車か何かに乗って、自然の豊かな町並みの中を
旅している2人の女の子(女の子、ですよね?)が
楽しそうに顔を見合わせています。裏の「はじまるよ」
のページでは、片方の子が尾道のガイドブックを真剣な
表情で読んでいます。2人の周りにはアイスの空き
カップがたくさん転がっていて。2人で尾道を探検中、
という感じなのかもですね。でもアイスをあんなに
食べたらおなかを壊しちゃうような、、、。

 では収録作品を部分的にご紹介、、、。

(・作品名(作者名(敬称略)))

・菊花の園(黒田bb)
 マリーの額に口づけるキク。マリーは、聖職者が
こういう事は、と恥じらうが、相手はいっこうに手を
緩めるつもりはない。「君がいいんだよ」と言って、
キクは再び彼女に触れた。
 表紙に描かれているマリーとキクが登場しています。
けど2ページという短い作品になってしまってますね。
いけないと思いながら、マリーはキクの魅力にどんどん
惹かれていくようです。本気になるのも時間の問題?
という所ですが、キクの方はどういうつもりなのか
、、、マリーも複雑な心境になりそうです。

・星川銀座四丁目(玄鉄絢)
 家にいる湊はなぜか落ち着かない様子だった。
つきあいの長い観月も呆れてしまうほどだ。一方、
乙女は、塾で自分の進路を講師のかなえに相談中。
建築を学びたいなら大学へ行くべきだと勧められる。
 Vol.16で登場していた男性、やはり物語に関わって
きているみたいです。でも百合的には問題には
ならない感じでしょうか。またここでは、観月、かなえ、
櫻、日名と、これまで乙女達に関係してきた女性達が
一挙に登場してますね。湊と乙女も自分達の決心を
固めつつあるようで、大詰めは近い?
 それにしても絵が、、、。今号は突然休載になった
作品もありますのでページ数の構成などが込み入った
事情になっていたのかもしれません。

・総合タワーリシチ 第5回目(あらた伊里)
 朝の学校の廊下を、ちはやは都と歩いていた。が、
しゃがみ込んでいた神奈につまずいて転倒する。神奈
は進路の資料をあさっていたのだが、将来の夢がまだ
決まっていないのが恥ずかしくてつい隠してしまう。
 神奈と悠、ちはやと都、暁とリカで何となく3組
カップルができかけている(既にできてる?)感じ
でしたが、そこに表紙の新キャラ、世良慧斗(せら
けいと)が関わってくるのですね。悠を知っていても
神奈を知らないという微妙な立ち位置ですが、どちらに
転んでも神奈達の仲は危うくなりそうです。

・キャンディ 第10話(鈴木有布子)
 可南は養護医の原に迫られる。教師と生徒の関係
であっても関係ない、どうなってもかまわないと言う
彼女の言葉に、可南は以前千秋が言っていた事を
思い出し、千秋の思いに気づいた。
 今愛し合えればいい、後でどうなっても知った事
じゃない、今までの可南にはそんな気持ちだけが
すべてだったのでしょう。でも千秋の思いにやっと
気づけたようですね。後は大人へと成長していく
彼女達の爽やかな青春ストーリー、、、だけじゃなく
ちゃんと百合な部分があるのが良いですね。
 卒業式の後の場面で可南と千秋抱き合う時、(遠目
なのでよくわからないのですけど)可南が何か会心の
笑顔を見せている感じもします。ここは千秋と同じ
表情になってもらいたかった気もしますけれど、
基本的に明るくて屈託のない可南の場合はああいう
表情が出やすいのかもですね。
 それと、原先生のその後がとても気になります。
大人の女性ですから自分の力で立ち直っていく事も
できるとは思うのですが、それならそれで自分の
気持ちを整理する彼女の姿も見てみたい気はします。
、、、単行本第2巻に収録、なんて?

・ベツキス(百合原明)
 望永愛麗(もちながあいり)が先に帰ってしまい、
残った烏谷輪(うたにりん)と、天野ひかりは教室で
話していた。輪に下の名前で呼んでもらったひかりは
訳もなく嬉しくなってしまう。
 時折謎な行動を見せていた愛麗が、正体を現し始めて
いるようです。今の所エイプリルは彼女に迷惑をかけて
いないはずですが、ここで直接警告してきたのは、
早めに手を打とうと思ったから、なのでしょうか。
それと、エイプリル以外の女の子とのキスを、ひかりが
どう感じたのかが気になります。
 それにしてもエイプリルには本作中では、気高く
上品で「傍若無人」なキャラのトップでいてもらいたい
かもです。彼女は自分の主張を周りにわからせるだけの
力を持っているのかどうか、という所も重要かもですね。

・「つぼみ」レビューリストレビューセンター

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