百合姫コミックス ６月発売分の３種４冊の表紙画像とあらすじが公開されています

　今月発売されるのは、全編描き下ろしの作品と、
短編集に１本の描き下ろしを加えたもの、それに
限定版ありの第２巻、というようにバラエティ
豊かなラインアップと言えそうでしょうか。
限定版の特典はドラマCDなのですが、主人公が
登場しない女子３人だけのストーリーになる
ようです。

　発行一迅社、百合姫コミックスより、６月発売分の
３種４冊分より、２冊分の表紙画像と内容紹介の
文章が公開されています。一迅社の書籍検索ページ
からたどる事ができるようになっています。

　一つは、かねだなつみさん作の「かのじょなメイド」
です。ストーリーは、家が貧しいのに親の勧めで
お嬢様学校に入学した結子ですが、学費以外は
自分で稼ぐようにと言われてしまいます。ところが
その学校はバイト禁止。困っている所へ、お金持ちの
のばらが現れ、結子は彼女のメイドになるらしい
です。
　表紙では、結子と思われる女の子が制服姿で
立っています。が、シャツははだけて下着が見える
ような姿に。さらに手前には、同じ制服を着た別の
子がいるみたいですが、結子に触れている手が
見えるぐらいですね。彼女がのばらなのかもです。
背景に咲き乱れる紅白の薔薇は、彼女達２人を
表しているのでは。
　内容紹介には、「１冊まるごと描き下ろし」とも
書かれています。コミック百合姫本誌にも掲載
されていなかったようですので、このコミックスで
初めて触れるストーリーなのでしょう。

　もう一つは、竹宮ジンさん作の「恋のカオリ」
です。こちらは短編集になっていて、本誌に掲載
された６本に描き下ろし１本を加えて発行される
らしいです。
　表紙では、同じ制服を着た２人の女の子が
描かれています。携帯電話をいじっている手前の
子に、後ろの子が背中からしがみついて腰に手を
回してる、という構図ですね。この２人って、
２０１１年１１月号に掲載された「顔が見れない
から、なんでも言えちゃうコトもある」などに
登場するマユミとユウカでしょうか。SNSが２人
を結びつけているみたいです。また、タイトルの
「恋のカオリ」は、２０１１年７月号に掲載された
「sweet temptation」のイメージが含まれているの
かもですね。

　そして３種類目は、倉田嘘さん作の「百合男子」
第２巻です。こちらは、通常版の他に限定版が
用意されています。ストーリーは、女の子同士の
恋愛を妄想し、クラスメイトの沙織と茜の関係から
いつも目が離せずにいる啓介のルーツとも言える
過去が語られたりします。また茜が以前通っていた
市護女子の友達が登場して啓介の想像を刺激
しますが、そこには「百合男子」仲間の正二郎も
関わってきて、という展開ですね。まあ男子達は
ともかく沙織や茜、涼の間の恋心が少しずつ
動き始めているようで、その辺りには期待したい
かも。
　表紙には正二郎が描かれています。この人は
百合ファンでもありますが、男女の恋愛もしたい
と思っているようで、「俺の嫁なんていねえ」と言う
啓介とは主義が違っているらしいです。その点では
２人は理解しあえていないのですね。ちなみに
通常版と限定版では絵柄は同じみたいですが、
背景の色が若干変えられている感じです。
　限定版の特典はドラマCDとなっています。こちら
には啓介は登場しないそうで、説明によると、
沙織、茜、涼のガールズトークが繰り広げられる
ようです。このキャストの単品ドラマCDも夏に
発売される予定になっています。、、、こちらの
CDには啓介達が登場するみたいです。