赫焉のヒナギク 第1巻の表紙画像が紹介されています他
帯には、いつきの叫びともとれる言葉があります。
彼女が薙刀の事でついむきになってしまうのは、
技を教えてくれた祖母やその時の思い出を否定
されたような気持ちになるからなのでしょうね。
たとえ魔物が相手でも、大切なものを踏みにじる
事は許さない、そんな彼女の気持ちは、初雪の救い
にもなっているのでは。
発行双葉社、月刊コミックハイ! に連載中の、
砂原真琴さん作「赫焉(かくえん)のヒナギク」は、
単行本の第1巻が5/12に発売予定です。その表紙
画像がAmazonなどの通販サイトで紹介されています。
表紙では、赤い背景に和風の波の模様があり、
舞い散る花びらの中、制服姿のヒロイン、いつきが
薙刀を振るっている姿が描かれています。全体に
和風なテイストになっていますね。「赫焉」というのは
あかあかとまばゆく輝く様子を表しているみたい
ですので、炎のような赤の中で吹き荒れる花びらは
イメージに合っているのかもです。
Amazonでは帯付きの画像も紹介されています。
そこに大きく書かれている言葉は、「へたくそって
いうなっ!」です、、、。これは確か作中で出ていた
いつきのせりふのような。
いつきは、小さい頃から祖母に薙刀を習って
いたのですが、彼女が教わった技は薙刀の競技会
では全く通用しませんでした。そこには理由が
あるのですけれど、それを知らないいつきは
周りから下手扱いされて相当へこんでいた
ようです。
自分の腕が未熟なのか、それとも祖母の技が
もともと弱いのか、いつきにはわからなかったの
でしょうね。でも祖母の腕が間違っているとは
思いたくない、だからついこういうせりふが
出るのかもです。
やがて彼女は、「散華の緋薙(さんげのひなぎ)」と
呼ばれる薙刀を巡る争いに巻き込まれていきます。
その原因となったのは、初雪(はつゆき)という
名前の狐娘でした。彼女の手違いでいつきは魔物達
から付け狙われる事になります。
でもいつきは、手違いを取り消すために命を
落とそうとする初雪を救い出すのですよね。
そこには、何と言われても自分の思いを貫こうと
するいつきの強い思いが表れているように感じ
られます。
それにいつきは、単なる責任感だけで初雪を
助けたわけではない、という気もします。やや
ドジっ娘な所はあるけれど、誰かのために
一生懸命に尽くそうとする初雪の生き方に
惹かれてもいるのではないでしょうか。
帯には、「二人の少女の成長物語」とも書かれて
います。この作品は、人間であるいつきと、狐娘
の初雪が、立場の違いや周囲からの重圧、種族の壁
を乗り越えて、手を携え未来を切り開いていく
物語なのかもしれません。
百合的にも、彼女達が近づき寄り添っていける
ようになると良いですね。初雪の言う所では、
「ファーストキスの責任を取ってもらう」つもり
らしいので、何かそちら方面の展開もあるのかも。
それから、この作品の書店向けPOPも配信されて
います。いつきと初雪が一緒に立っている姿が
描かれています。が、添えてある文章には、
「可愛くてスポーツ万能、、、なのに、薙刀の腕は
超ド下手!?」と書かれています、、、。そこが
いつきのアピールポイントになっている?
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