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2012年4月28日 (土)

コミック百合姫2012年3月号 その3

 「ふ~ふ」では、喜菜々と寿美に訪れた事件に解決
の糸口が? という所でこの人が登場しちゃって
いますね。「Cirqu Arachne」ではロッテに何か
変化の予感が見えてきています。「レイニーソング」
の2人は、立っている場所は別々でも、いつの間にか
お互いを見つめ合っていた、そんな関係なのかも
です。

 発行一迅社コミック百合姫2012年3月号を
見てみました。以前に別の記事でも書いています
ので、よろしければそちらも見てみてください。

コミック百合姫2012年3月号
コミック百合姫2012年3月号 その2

 では前に書いたもの以外の作品について一部
ご紹介、、、。

(・作品名(作者名(敬称略)))

・おわかりいただけただろうか?(黒柾志西)
 女子高の寮の部屋で電話をしながらくつろいで
いると、テレビに異変が。画面の中から、血を
したたらせた幽霊が這い出してきた。
 2ページ目と3ページ目の豹変ぶりが楽しい
ですね。「っちゅーっポンッ」って、、、。幽霊
よりも主人公の方が何枚も上手みたいです。
幽霊が相手を怖がらせようとした理由も、よく
聞いてみるとかわいらしいもので(本人は必死
かもですけど)。また主人公も昔からこんな
具合だったようで、これはこれでラブラブ?
 この作品は、1月号に掲載された同名作品の
続きなのですね。相変わらずキャラの名前が
紹介されていませんけれど、もし作品が続く
ならその内明らかになる?

・ふ~ふ 12や目(源久也)
 突然告白してきた女性と話し合うために、
喜菜々は出かけていった。1人家に残った寿美
だったがどうにも気が気ではない。
 新キャラの名前は桜瀬新(おうせあらた)という
そうで、小さなお店も経営しているとか。彼女が
突然喜菜々に告白したのにはちゃんとした理由が
あるのですが、、、これは思わず納得しちゃいました
(いえ、しちゃいけないのかもですけど)。それと、
珍しく白雪が嫉妬したり人前で嘉菜々にくっついたり
愛の言葉を口に出す姿を見せていますね。
 この作品ではこれまで、だいたい1ページに
1個のオチがある、4コマ漫画っぽい流れで描かれて
いたように思います。けれどここではストーリー
漫画調になっていますね。それぐらい重要な回
だったのかも?
 嘉菜々の「バリバリ伝説」について行けるのは、
それなりの気構えを持った女の子に限られる気も
します。その点、新はちょっとか弱い雰囲気も
あるのですが、この後も登場するなら意外と
タフな所も見せてくれるでしょうか。

・レイニーソング(百乃モト)
 文化祭のライブ上がり、大成功を喜ぶメンバーの
そばで、桐野は休んでいた。そこへクラスメイトの
吉沢が現れ、ファンになったと告白する。
 周りの誰もが言うように、桐野と吉沢は住む
世界が違っているみたいです。何をしてもお互い
すれ違ったりぶつかったり。そのたびに切ない
思いをするのですが、それでも相手をあきらめ
きれないようです。そんな彼女達なら、一度
気持ちがかみ合ったら二度と離れないぐらい
固い関係になれるのではないでしょうか。
 教室で目があって2人とも意識してしまう
場面とか、学校の玄関で桐野の前を吉沢が
素通りしてしまう所とかが何か良いですね。
学校だとこういう事がありそうで。もしかしたら
そのまま何もなかった事にだってなり得る
状況を、ひっくり返せるかどうか、つい先が
気になってしまいます。

・最低女神(井村瑛)
 学校時代の苦しい夢を見る志乃(しの)。いまだに
人が怖くて在宅の仕事を選んだ彼女の部屋へ、
その頃からの友達、羽南(はな)が遊びに来る。
 タイトルにある「女神」の呼び名にふさわしい
人は誰なのか、女の子達だけの関係だからこそ
いろいろ考える事ができそうですね。志乃は
学生時代から今まで何かと苦労してきたみたい
ですが、でも過去は変えられません。すべてが
わかった時、向き合う彼女と羽南との間には、
本当の意味で何の障害もないのかもしれません。
 それにしても羽南にキスされてすんなり
受け入れる志乃が、、、。「漫画の知識」は、この
場合役に立っている?

・Cirqu Arachne act:2(再田ニカ)
 新入りのテティは、団長の計らいで様々な
サーカス技をお試し中。今日はトランポリン
をしていたが、本当は別の事をする予定だった。
 テティはいつもやる気満々で、ある程度
経験もあるみたいです。それに素直な性格の
ため、団員達にもだんだん認められている
ようですね。ロッテの気持ちも、少しずつ
解きほぐされている感じがします。このまま
進めばお互いを意識しあえるようになりそう
ですが、何か波乱の予感もあるようです。
 ところでこのサーカスには個性的な人が
たくさんいますね。男女様々で、皆それぞれの
考えを持って共同生活をしています。そんな
中で、テティとロッテが愛情を育てていって、
皆から祝福されるのなら、それはとても素敵な
事のように思えます。

・百合男子 第7話 REAL、第8話 TURN(倉田嘘)
 一仕事終えた魚屋。待っているのはお楽しみ
の百合タイム。家には妻がいるため、百合グッズ
は仕事場の冷蔵庫を偽装して隠している。
 魚屋と息子の翔太は百合姫派、友達の十番三郎、
一馬親子はつぼみ派らしいですね。奥さんには
隠しても息子には隠さないという哲学はやや謎
ですが、、、それよりも沙織と涼です! この
2人は望み薄かと思っていたのですけど、何か
進展の予感が。涼も素直になれば、世界は
開けていくのかもしれません。
 魚屋のせりふで「~しておきたいよね」という
ものがありましたが、これは啓介と共通する
感じでもあります。やはり師弟、なのかも。
 この頃のエピソードでは、啓介は基本的に
物語に関わっていくのですが、当人がいない
場面でも女の子同士の関係が進展していくため
百合的にもなかなか良い雰囲気のような気が
します。特に沙織と涼は黒髪ロングの2人。
個人的にはかなりストライクだったり。

・in the closet...(黒霧操)
 小さい頃、奈緒は清楚なリカに服を着せ替えて
一緒に遊んでいた。しかし成長した今、奈緒は
髪の色を派手に染めるようになっていた。
 リカは、奈緒のクローゼットの中を見た瞬間、
彼女が自分に対して抱いていた気持ちにはっきり
気づいたのでしょう。記憶の中にも思い当たる
事ばかりだったのでは。その結果としてリカが
選択したのなら、本人はどうなってもいいと
思っているのかなという気がします。奈緒の方が、
実はそこまで気づいていないのかも。
 この作品が掲載されているページだけ、紙質
とインクの色が違っているようですね。例えば
月刊の少女漫画誌のような。絵柄やストーリーの
流れも少女漫画っぽいですし(さらにちゃんと
百合な所がこの作品らしいです)、けっこう合って
いるかもですね。

・「百合姫」レビューリストレビューセンター

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