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2012年3月 9日 (金)

ブラック☆ロックシューター 第5話

 何が起きても、周りがどんな風に騒いでも、マトの
目が見ているのはいつでもヨミです。またヨミも、
ずっとマトの面影が胸の中でぬくもりを放って
いるのではないでしょうか。そういう2人なら、
マトがユウに言っていたようなやり方で関係を
元に戻せそうな気もします。が、周りは簡単には
そうさせてくれないみたいです。

 テレビアニメ「ブラック★ロックシューター」、
第5話「ブラック★ロックシューター」です。
 朝、マトはユウにもつきあってもらってヨミを
迎えに行った。呼び鈴を押すと、ヨミの母親が
出て、悲痛な叫びでマトを追い返そうとする。
しかし玄関からは、ヨミが平然とした様子で
出てきた。いつものように物静かな態度の彼女は、
マトとおそろいの手編みの腕輪を、ユウにも
渡す。取り乱す様子を見せないヨミに、マトは
安心してもいいはずなのだが、なぜか胸騒ぎは
おさまらなかった。

 ストレングスが存在感を表し始め、ユウも
物語に大きく関係し始めているようですね。
ユウの存在感の薄さはキャラの特性(?)ではなく、
何か原因があるみたいです。マトの過去との
関わりがあったりするのかもですけれど、まだ
あまりはっきりとはしていません。
 でも最後の方の場面でのユウのせりふの感じ
では、マトを陥れたいと望んでいるわけでは
なさそうに思えます。その心情をマトに伝える
事がこれからあるのか気になる所です。

 それと、ユウはブラックロックシューターと
彼女のいる「虚の世界」について話していますね。
今までそれっぽい内容が聞けたのはサヤの口から
だけでしたが、これで「痛みを引き受ける」とか
「代わりに戦う」と言われているブラックロック
シューターの役目が嘘ではないと言えるのかも。
ユウとサヤが口裏を合わせている可能性もあり
ますけれど、マトがどう感じるかは、彼女本人が
これから確かめる事になりそうです。

 サヤの方も少し動きが出てきているようです。
今までだと、怖い言葉でヨミ達を不安がらせて
絶望に陥れていたような所がありましたが、
ここではマトに直接手を出しています。言葉だけ
では足りない理由が何かあったのでしょうか。
それと、いつもコーヒーを入れていたサヤが
急に紅茶を勧めるというのも何かありそうです。
コーヒーの黒ではなく紅茶の赤を示すのは、
何かが変わる前触れなのかな。

 色で言えば、マトの気持ちの変化も色で
表されているようです。部屋で「ことりとり
いろいろのいろ」の絵本を読んでいたマトは、
ことりとりの羽の色が濁ってくるのを怖がって
いますね。
 色の変化は、例えば第2話では、マトが見上げて
いた空の色が青からオレンジ、紫へと変わって
いました。あの時は、日が暮れて夜になっても、
色は紫までだったんですよね。
 それが今は「黒」にまで届いています。自分でも
わからない内に不安が大きくなってしまったために、
その色が気になってどうしても目が行ってしまうの
でしょう。あらゆる色が、普段から自分の周りに
あるのに、今は「黒」が一番、怖くて、気になって、
仕方がないのかも。
(ところでマトはこの絵本を何度も読んだと
思いますので、結末がどうなるかは知ってるはず
でしょうけれど、やはりバッドエンドなのでしょうか?
あのおびえ方からするとそのような気もしますが、
まだはっきりとは示されていないですね。この辺りも
物語とつながってくるのでは。)

 マトが暗い結末を気にしてしまう理由は、やはり
ヨミですよね。ヨミが大変な事になっているのに、
どうやって助けたらいいのかわからないから、マト
は余計に不安になっているのではないでしょうか。
それに、ユウの言う通りのやり方でブラックロック
シューターが人を救っているのなら、とても納得
できないようです。ヨミにはそんな事はしないで
ほしい、というよりヨミに自分を忘れないでほしい
気持ちが、マトには強いのでしょう。

 そう、マトはいつでもヨミの方を見ているの
ですね。ヨミがおかしな行動をしても、周りが
どんな目で見ていても、マトは一つも気にとめたり
しません。彼女が一番に求めているのは、ヨミとの
暖かなふれあいと、2人で一緒に素晴らしい世界を
たくさん見る事なのでしょう。

 ヨミは、孤独感や嫉妬を抱いていた頃はまだ
救いようがありそうでしたが、サヤやカガリの
言葉で追い詰められてかなり危うい状況に
なっています。自分にはもう何も残っていないと
感じているようです。
 そう感じるのは、マトが近くにいないような
気がしたから、なのでは。カガリやユウではなく
マトを、ヨミも求めているように思えます。
美術室に残されていた絵は、いろいろな色が
塗り重ねられ、全体的にも暗い雰囲気になって
いますが、そこに描かれているのはマトです。
ヨミが絵を切り裂いたりせずに残しているのは、
たとえ2人の間に距離を感じていたとしても、
マトともう一度ふれあいたいと、胸のどこかで
思っているからなのでは。

 例えば彼女達が、「虚の世界」のいざこざを
うまくおさめて、出会った頃と同じように明るく
笑いあえるようになっても、相変わらず彼女達の
いる世界は苦しみに満ちているかもしれません。
でも今度はマトとヨミは明るく、前向きに生きて
いくのではないでしょうか。なぜなら大好きな
相手が隣にいるから。

 といってもまあ本当にそうなるかどうかは
何とも言えないですね。できれば彼女達には
周りがうらやむほどラブラブしてもらいたい
気がします。

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