探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕 第2話
ここでも自分達の生活のために走り回るシャロ達。
でもたくさんの人(や動物)と関わっていく間に、
自分達にとって、また周りの人達のために大切な
ものが何だったのか、気づき始めるようです。
それは、、、たぶんナスやキュウリとは別のものの
はず、ですよね。
アニメ「探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕」、
第2話「ナイスなすし」です。
シャロ達が学院内に勝手に作っていた農場が、
何かの工事のためにある日突然取り壊されていた。
食料源を失った事はもとより、大切に育てていた
野菜や花を踏みにじられて、彼女達は失意に沈む。
しかしながら暮らしていくには元手が不可欠。
彼女達はそれぞれバイトに出かける事にした。
エリーが超ヨコハマ美大で絵のモデルをしていた
所、指導に当たっているチェリー画伯から、
エリーを描いたデッサンをもらった。
前回の第1話でも、シャロ達4人の瞳の中に
光が走る場面が何度かありました。これでトイズ
復活? と思ったのですけれど、第1話の範囲では
そうはならず、しかも怪しい姿に変身(?)して暴走
モードに突入していました。
せっかくトイズ発動の合図が出てもうまく能力を
発揮できず、このままトイズからどんどん離れて
いってしまうのかな、という感じもしました。
けれどこの第2話では、何となく期待を持てる
雰囲気になっていますね。
本人達も、自分達が求めていたものが何だったのか
気づくきっかけがあったようです。ドリルやヒガサ
といった人達とのふれあいが、人の役に立つ、
人を救える人になる、という志を思い出させたの
でしょう。
この話数では、エリーがかなり重要な役割を持って
いるようです。トイズに気づいたのも彼女が最初
ですし、ドリルに絵をあげようとしたり、小切手を
困っている人に渡すようにネロに勧めています。
かなり「いい子」に描かれていますけれど、これからも
大事な所で4人を引き締めていくのでしょうか。
それにしても「ヨコハマ王家の谷」とか「クフハマ
王の墓」って、やっぱり偵都ヨコハマの中にあるの
かな? かなりスケールの大きな場所っぽいですね。
この場所が選ばれたのは、たぶんヒガサの元になった
人のミステリー作品辺りが理由なのでは。ミステリー
といえば、後半の場面で怪盗帝国のストーンリバー達
が浜辺に逆さまに刺さっていたのって、実は日本製の
ミステリー小説からの引用だったりする?
ヨコハマの街の人達(それから猫)も、何かどこかで
見たような顔かたちをしている気がします。自動車に
乗っていた外交官のせりふなども聞いた事があるもの
かも。
それと、アイキャッチの後半の絵が、、、。咲は第1期
でもタコ(ルカ)を題材にしたイラストが描かれて
いました。今度はイカ(娘)、でしょうか。でも直接の
関連性はなさそうな?
後半の場面で、トイズについて話し合っている
シャロ達は、やがて声を合わせて一つのフレーズを
口に出します。第1話でも、似たフレーズが本編中で
出てきていますので、また「ナス」や「キュウリ」が
題材に? とも思ったのですけれど、ここはきちんと
言えています。これからはもっと前向きに、目標を
持って暮らしていく事ができるのかもですね。
というわけで百合的な部分ですが、、、ここでは
あまりないっぽいですね。「仮面」と聞いてすぐに
小衣を思い出す辺りはさすがシャロなのでは。小衣は
別に仮面をつけているわけではなくいつも持っている
だけなのですけど、シャロの中では彼女の印象が
強いから、すぐにイメージしちゃうのでしょうね。
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