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2012年1月17日 (火)

戦姫絶唱シンフォギア 第1話

 歌が人々を救えるただ一つの武器なら、歌こそが
すべてで、歌うために苦しむ人がいてもかまわない、、、
そんな状況に響達は置かれているようにも感じます。
過酷な戦いに耐え抜く原動力には、自分から生きたいと
思う意志、だけではなく、かけがえのない誰かとの
愛情、もあると良いですね。響と未来、翼と奏、
彼女達のふれあいには百合を期待できそう?

 放送の始まったテレビアニメ「戦姫絶唱シンフォギア
を見てみました。第1話のサブタイトルは「覚醒の鼓動
です。 2年前の事だ。大きなライブ会場の前にできた
行列に、立花響(たちばなひびき)は人待ち顔で
並んでいた。友達の小日向未来(こひなたみく)が
ファンだという2人組の女性ボーカルユニット
「ツヴァイウィングス」のライブの開幕が迫っている
のに、肝心の未来が来ないのだ。そこへ本人から
電話がかかってくる。家族に急用ができて行けなく
なったとの知らせだった。仕方なしに、響は1人で
ライブを聴く事にした。

 この世界観では、「認定特異災害ノイズ」の事は
誰もが知っているみたいです。突然現れる謎の存在
で、相手に体を触れられた人間は炭の塊になって
崩れてしまいます。それと同時にノイズも消える
らしいです(体の大きいタイプのノイズだけは口から
放出する物体で人間を炭に変えるようです)。
 いつやって来るのかわからない上に、どこにいても
襲ってくる可能性があるとなれば、これはかなりの
恐怖なのではないでしょうか。街の人達は普通の
生活なんて送っていられないでしょうし、精神的な
ダメージも大きい気がします。それでも学校や商店
などが開いているのは、人間のたくましさの表れ
とも言えるのかも。

 それに、人々はノイズに対して全く打つ手がない
と絶望している感じではないですね。街にはシェルター
があるらしく、また表向きには、自衛隊がノイズと
戦って追い払う事もできていると考えているらしい
です。

 でも本当は、翼や奏のような、選ばれた人達が
特殊な能力を使って戦っているのですね。といっても
仲間が大勢いるわけでも、圧倒的に強いわけでも
なく。傷つきもすれば痛みも覚えるし、一つ間違えば
簡単に命を落とす場合もあるようです。

 響は、ぎりぎりの最前線で戦う彼女達の姿と、「歌」
を経験します。そこから、彼女の壮絶な戦いが始まる
ようです。
 でも何だか、第1話の最初に、結末が語られて
しまっている感じもありますね。未来はこの未来を
どのように経験するのか、謎な部分ではあります。

 という事で、主役は響と未来、なのかな? 作品の
公式サイトに今あるビジュアルなどでは、翼達が
大きく扱われていますけれど、心情の点では響達に
重点が置かれていくのでしょうか。

 近い所で気になるのは、「シンフォギアシステム」を
使えるのが翼と奏だけなのかどうか、という部分です。
ツヴァイウィングスのライブから2年がたっても、
翼は常に最前線で戦っていますから、やはりシステムを
使えるのは彼女達2人なのかも、とも思えます。
 例えばもし、響がシステムを使えるのだとしたら、
彼女に適正があるのかどうかというのもポイント
なのでしょう。誰でも使えるのなら、もっと屈強な、
鍛え上げられた女の子とかに使ってもらうのが良さそう
とも思えます。この辺りの事情は、これから語られて
いくのかもですね。

 バトルの場面では、翼と奏は次々に技を決めています。
そのたびに技名が文字でレイアウトされて、何か
スタイリッシュな絵になってますね。戦いは熾烈
ですけれど、こういう描き方は一瞬それを忘れさせる
ようでもあります。
 また、歌いながら戦うというのも特徴的です。しかも
キャストは、翼が水樹奈々さん、奏が高山みなみさんで、
お2人とも歌の活動もされている方ですから、魅力的な
演出になっているのでは。

 演出といえば、技名の文字もそうなのですけれど、
タイトルにも筆文字が使われています。どこかで見た
ような、、、と思ったら、今放送されている別作品
モーレツ♥宇宙海賊(パイレーツ)」で筆文字を書かれて
いるのと同じ方が担当されているのですね。あちらの
作品の監督をされている佐藤竜雄さんの達筆がここでも
見られるとは。意外な共通点があるようです。

 「作品紹介」のページに書かれているスタッフからの
メッセージによると、この物語は「すべての中心に
音楽が据えられた作品」を目指して作られているの
だそうです。歌が力を呼び覚まし、歌いながら戦う
というスタイルがこれを象徴しているのでしょう。

 ストーリー的には、歌が武器になっていて、ノイズ
に対抗できるのが翼や奏の歌だけらしいです。そういう
状況だと、人類は生き延びるために翼達の「歌」こそを
大切にしていこうとするようにも思えます。2人が
どれだけ酷使されても、歌さえあれば、、、。これは
つまり、歌が中心になっている、とも言えそうです。
けれど歌を中心にしすぎて、かえって翼や奏、響のような
人間達が苦しみを味わう事になる可能性もあるのかも
です。もしかしたらこの作品では、何が一番大切なのかを
探し求める物語だったりするでしょうか。

 その中でとても気になるのは、、、百合な関係があるか
どうかなわけですけれど、何となく期待できそう?
ライブ直前の舞台袖で、お互いを安心させるために
ぬくもりを伝えあう翼と奏とか、同じリディアン音楽院
に進学して同じ寮の部屋に住み、何のためらいもなく
同じベッドに向かい合って寝ている響と未来とか、それ
っぽいシチュエーションはいろいろありそうです。
ついでに、最初の場面で未来が胸に抱えていたのが
百合の花束だったり、響が大事に持っていた翼の
ポスターには、翼を囲むように百合の花があしらわれて
いたりしますね。
 これで例えば響と未来の関係が深まる、みたいな
展開が期待したい所です。けれど、ずっと今のままに
なってしまいそうな雰囲気もあるかも。後は、翼と響が
強い結びつきを持つ、といった状況も生まれると良さそう
ですね。

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コメント

ラグランジェ、モーレツ、ミルキィ、キルミーと百合目線で楽しめるアニメが多いですねー。いつも楽しくこのブログを拝見しています。
シンフォギア、面白くて百合にも期待できそうですよね。未来は響のこと絶対に好きなはずです。でも二人がすれ違いになりそうで怖い・・・。

投稿: メディスン | 2012年1月18日 (水) 23時55分

メディスンさん、コメントどうもです。
そしてここを見てくださっているようで
ありがとうございますー。
そう、けっこういろいろ作品がありますよね。
まだ情報が少なかった頃は、1月ってミルキィ
ぐらいしか百合的な作品はないのかなと思って
いたのですけど、始まってみればたくさんあって
楽しみです。

シンフォギアの未来と響には、できればいい
雰囲気になってもらいたい所ですけれど、、、。
百合な雰囲気をたっぷり描いてほしいですね。

投稿: ギンガム | 2012年1月20日 (金) 22時45分

1話目観そこねたのですが、3話目観ていると翼の奏に対する想いが百合的に想えてきます。はたして響とはどういった関係に・・・。ラグランジェも百合的要素がありそうで楽しみですが。

投稿: ジョーンズ卿 | 2012年1月23日 (月) 00時22分

第3話、私はまだ見ていないのですけれど期待
できそうですね。翼と奏、響と未来の2組は
最初から親密な関係になっていますけれど、
翼と響とかがどうなっていくのかは気になります。

ラグランジェの方も楽しみにしたいですね。
まどかとランがいろいろな違いを乗り越えて
理解し合えるなら、そこには感動的な百合が
あるのではないかと。ムギナミの存在感にも
期待したいです。

投稿: ギンガム | 2012年1月24日 (火) 22時21分

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