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2012年1月 9日 (月)

百合佳話 [ゆり/かわ] 6周年です!

 この1年の間には、振り返ってみると
いろいろな場面で百合なテイストが描かれて
いたような気がします。記事になるような
情報も割と増えてきている感じで、この分野が
取り扱われる事が多くなっているのかも
しれませんね。

 このブログ、百合佳話 [ゆり/かわ]が始まってから
6年となっています。いろいろな方からコメントや
トラックバックなどいただきつつやっております。
またこのような記念の日を迎えられたのは嬉しい
ですね。

 この1年間で思い出してみると、ネット上や
それ以外でも、百合に関する情報を見かける
事が増えている気がします。ブログの記事に
できるような情報もけっこう多くて、整理する
間にタイミングを逃して書きそびれてしまいそうに
なる事もあったような。それぐらい、あちこちで
この分野への取り組みが行われている、という
事なのかな、とも思えます。
 といってもジャンルとしてはまだまだ小さい
ものなのでしょうね。発展したり広がっていく
先はもっとあるのではないでしょうか。

 1年間の出来事、、、についてはこの前別の記事
書きましたので、ここでは個人的な好みやお勧めの
作品を少し取り上げてみたいと思います。挙げよう
とするとどうしても多くなってしまうのですが、
ここは何とか数を絞り込んでみます。

・コミック
くちびる ためいき さくらいろ
飴色紅茶館歓談 第2巻
お願い神サマ! 第2巻
姫(きみ)のためなら死ねる 第1巻
まんがの作り方 第5巻

 「くちびる ためいき さくらいろ」が連載再開
されたのは嬉しいですね。コミック百合姫での
連載が止まってしまってからかなり長い時間が
たっていましたので続きを見るのは難しいのかなと
思っていたのですけれど、雑誌への連載という形で
また見られるようになったのは素敵です(「コミック
ハイ!」の10月号では表紙にもなっています)。
奈々と瞳のいちゃいちゃと切なさをたっぷり見て
みたいですね。「GIRL FRIENDS」のようにドラマCD
とかも聞いてみたいかも。また同時に、彼女達以外の
カップルについても描いてもらいたい気もするの
ですけれど、そちらはどうなるでしょうか。

 「飴色紅茶館歓談」は、連載は一区切りになりました
けれど、読み切り作品「飴色紅茶館茶話~Golden&Silver
Tips~」という形で続いていくそうですのでそちらも
楽しみにしたいです。それと、この作品はドラマCDも
良い感じなのですよね。さらさや芹穂達の甘い物語が
声で聞けるのはなかなかです。

 「お願い神サマ!」も第2巻で一区切りになって
います。柚梨子(ゆずりこ)と実優(みゆ)の出会いは
偶然とも言えますが、そこから始まっていく彼女達の
初々しいおつきあいでは、2人とも常に相手の事を
一生懸命に思っているのですよね。思いすぎてつい
コミカルな結果になってしまうのも微笑ましい所かも
です。この初々しさはいつか消えてしまうのかなと
思っていたのですけれど、第2巻の巻頭のカラー
漫画を見ると高校を卒業しても同じ雰囲気なのが
さすがですね。また、2人以外のキャラはほとんど
顔も出てこないぐらいに出番が抑えられているのも
作品としてのこだわりなのでは。

 「姫のためなら死ねる」では、清少納言や中宮定子が
登場します。確かに「枕草子」には定子の事が割と
多く描かれていて、しかもそのかわいらしさを
たたえる内容になっている気がします。本作では
その部分がかなり強調されて描かれている感じです
けれど、定子を大切に思う気持ちには通じるものが
あるかも? 本作での少納言の生き様には、タイトル
が示すようにロックな愛情があふれているように
感じられます。

 「まんがの作り方」では、川口と森下はあまり
近づきすぎずにつきあいを保っているようにも見えます。
川口はだいたいいつもクールな表情を見せていますし。
それなら2人の関係は冷めてしまっているのかというと、
そうでもないのですよね。ややシュールな笑いの中にも
時折表れる2人の本気の思いが、見所になっているの
ではないでしょうか。

・アニメ
ゆるゆり
スイートプリキュア♪
快盗天使ツインエンジェル
 ~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~
もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら)
Aチャンネル

 「ゆるゆり」は、原作コミックの百合度はそれほど
高いとは言えないかもしれません。アニメ版でもその
テイストはくみ取られていますが、そこからさらに
独自に百合分が追加されている感じなのですよね。
ちょい役のキャラができるだけ女性になっていたり、
千歳の妄想のバリエーションが広がって様々な百合
シチュが繰り広げれらています。第5話でのあかりと
ちなつのキスのエピソードも細かく描かれていますし、
他に京子と結衣のつながりを示すようなやりとりも
あちこちで描かれています。それに本編以外でも、
例えば主題歌やキャラソンなどでも女の子同士の
関係を意識した歌詞になっていたりするのですよね。
なのでこの作品に関しては安心して見ていられる
感じがします。

 「スイートプリキュア♪」では、前のシリーズでも
それなりにあった百合テイストが、さらにたくさん
描かれているようですね。第1話では本当に険悪そうな
様子を見せている響と奏ですが、それでも何だか
お互いを意識しまくっている雰囲気が感じ取れます。
その後も簡単には元通りにはなれませんでしたが、
いくつもの困難を2人で一緒に乗り越えてお互いの
大切さをわかり合えた時、以前よりももっと親密な
関係になれたのでは、と思います。各エピソードでも
もういちいち百合な発言や仕草などがあって素敵な
感じです。クライマックスが近づくとなかなか
いちゃいちゃはできないかもですけれど、結果的に
彼女達が関係を深められるような場面を見てみたい
ですね。それと、(私は見ていないのですけれど)
劇場版にも百合な場面は多いみたいです。

 「快盗天使ツインエンジェル」は、変身ヒロインもの
ではありますけれど、ちょっとコミカルな雰囲気が
プラスされていますね。ブラックファンド側に限らず
遥と葵、クルミの方にも笑えるエピソードがたくさん
あります。ですがそれだけではなく、「天ノ遣」の
力や、それを受け継いでツインエンジェルになる
使命の重さ、テスラやナインの因縁めいた素性など、
シリアスな部分もたくさんあります。そんな中で、
遥と葵が小さい頃から築き上げてきた強い絆が
感動的に描かれています。

 「もしドラ」は、経済書を紹介するという部分が一番
ではあるのでしょうけれど、作中で描かれている
みなみと夕紀の関係は、実は百合としても感動的な
ものなのでは、と思います。夕紀の体調の変化が
唐突すぎたり、文乃の夕紀への思いが途中から
あやふやになったりしていますが、第10話で夕紀
との日々を思い出したみなみの胸の中には、夕紀への
愛情が渦巻いていたのでは、という気がします。

 「Aチャンネル」では、季節が一つ一つ緩やかに
巡っていきますが、その中で時折急に、トオルが
るんとの立場の違いを思い知らされてしまう場面が
切ないですね。たった1学年の差なのにどうしても
埋める事ができない距離を感じてしまって。でも
そのたびに、るんはいろいろな形でトオルに手を
差し伸べているのでは、と思えます。どんな事が
あっても、ちゃんと2人はお互いを見つめ合って
いるのでは、と感じられます。

 といった所でいろいろ書いてしまいましたけれど
他にも気になる作品はたくさんありますね。これから
の1年の間にも、素敵な百合が数多く描かれていくと
良いですね。

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