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2012年1月24日 (火)

スイートプリキュア♪ 第47話

 メロディ達は、持っている限りの技を繰り出し
戦います。そこへさらに、ハミィやフェアリー
トーンも加わって。でも彼女達は相手を力で
打ちのめそうとしているのではありません。彼女達が
したかったのは、、、物語の最初から言っていた事を、
ここで実現しようと考えているようです。それから、
4人がさらに変身していますね。

 テレビアニメ「スイートプリキュア♪」、第47話
ピカーン! みんなで奏でる希望の組曲ニャ!
です。
 世界はそのほとんどがノイズによって音を失い、
今残っているのは響達だけだった。ノイズの目を
逃れて身を隠した彼女達は、言いようのない寂しさ
に襲われている。響には、気になっている事が
あった。ノイズは、音のない世界など作って、
どうするつもりなのだろう。しかし仲間達の中
には明快に答えられる者はいない。その時、
隠れていた場所の天井が崩れ落ち、ノイズが
姿を現した。

 ノイズがメフィスト達を操って作らせた
マイナーランドは、メイジャーランドから
「伝説の楽譜」を奪い、「不幸のメロディ」を
完成させて歌う事で、世界を不幸に陥れるのを
目的としていました。けれど、ノイズが本当に
目指していたのは、「幸福のメロディ」どころか
不幸のメロディさえない、無音の世界。そこは
この世の誰からも拒絶される場所であり、同時に
すべての人の存在を拒絶する場所なのでしょう。

 すべてのものがなくなれば、喜びも消える
かもしれないが、悲しみだって消え去る。音が
なければ自分の見にくい声を聞く事も、聞かせる
事もなくなる。すべての悲しみを背負った果てに、
ノイズはこの場所に最後の希望を見つけようと
した、とも考えられそうです。

 けれど、メロディ達は猛然と反発しています。
ノイズが言うような世界は間違っている、と、
彼女達ははっきり言っています。
 そこまで確信できるのには、理由があった
ようです。彼女達が話しながら思い出すのは、
お互いとのふれあいの記憶です。
 響と奏は仲違いしていがみ合い、エレン
(セイレーン)はハミィを欺いて陥れ、アコは
自分の素顔を隠して誰からも孤立し、、、。皆
絶望しても不思議ではない経験をしています。
 でも誰1人として、あきらめたりしなかったの
ですね。喜びが悲しみに変わるというなら、同じ
ぐらい悲しみは喜びに変わる。あきらめずに
乗り越え続ける事が、彼女達の絆を強くしたの
でしょう。
 またそういう絆があるから、あきらめないで
前へ進も力がわくのではないでしょうか。
そして同じ気持ちを、メロディ達はノイズに
持ってもらいたいと考えたのかもです。

 プリキュア達は全力でノイズに立ち向かって
いきます。これまでに登場したあらゆる技が
飛び出しているのではと思えるほどで、すさまじい
ビジュアルになっていますね。
 でも大事なのは、メロディ達が何のために
そうしているのか、という事なのでしょう。彼女達
は戦ってはいますが、相手を倒そうとか消し去ろう
とは思っていません。
 彼女達がしたかったのは、、、。物語の最初から、
メロディとリズムが言っていた事はここにつながる
みたいです。この辺りの展開は鮮やかですね。

 鮮やかと言えば、プリキュア達がもう一つの変身を
見せています。フェアリートーンの力をもらって、
最初は背中に金色のか細い羽のようなものが生えた
状態でしたが、さらに姿を変えています。これは
、、、クレッシェンドキュアメロディ? しかも
メロディだけではなくリズム、ビート、ミューズも
近い装いに変身しています。
 クレッシェンドキュアメロディは劇場版映画
登場しています。そしてリズム達の姿も、放送局の
サイトにあるキャラクターのページから見る事が
できるようになっています(「きせきのへんしん」を
クリックすると表示されます)。劇場版作品の
コスチュームがそのまま使われるのは珍しい
ような気もしますね。それにしても4人そろうと
さらにきらびやかになっています。

 ちょっと気になったのは、響のせりふ、でしょうか。
プリキュアになる前に、「最後の変身」と言っています。
この言葉が本当なら、次回は響達は変身しない、、、?
プリキュアになったまま冒頭から登場するのかも
しれませんけれど、変身シーケンスが描かれるのは
この話数までなのかもですね。

 彼女達の最大の戦いとも言えるこの場面でも、
メロディとリズムは素晴らしいコンビネーション
を見せていますね。ミューズが張ってくれたバリア
から飛び出したメロディとリズムが、いつの間にか
ミュージックロッドをクロスロッドにしている
所とかもなかなかです。
 彼女達の場合、寄り添って戦う姿が多いのは、
2人で出す技が多いから、というだけではなく、
響と奏のお互いへの思いが強いからなのでしょう。
ハーモニーパワーを、自分達の絆で証明している
ように思えます。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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