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2011年12月23日 (金)

侵略!? イカ娘 第11話

 早苗が無謀な事を始めてしまっていますが、
周りは黙ってつきあってあげていますね。それは、
現実的な事を言って夢を壊すのが忍びないほど、
彼女の思いが純粋だからなのかもです。狙われた
イカ娘はどうするかというと、早苗以上の手強い
相手に立ち向かっているようです。

 テレビアニメ「侵略!? イカ娘」、第11話
「催眠術じゃなイカ!?」、「組まなイカ!?」、
「ふたりきりじゃなイカ!?」です。
 糸でつり下げた5円玉を、飼い犬のアレックス
の前で揺らす早苗。本を読んでにわかに身につけた
催眠術を試している所だった。とはいっても、
アレックスには全く効いていない。だが早苗の
あまりの熱心さのため、仕方なしにかかった
ふりをする事に。そのおかげで妙に自信をつけた
早苗は、目的の場所を目指す。そこは海の家
「れもん」、相手はイカ娘だった。

 アレックスをはじめ、早苗も渚も、皆黙って
早苗の言う通りにしています。早苗が催眠術
なんて、思いつきで飛びついた事なのは明らか
でしょうし、実際全く身についていないみたい
です。
 そんなの無理に決まってる、と突っぱねたって
別にかまわない所ではありそうです。それでも
彼女の言う事にわざわざ乗っているのは、5円玉の
向こうにある早苗の真剣な表情を見たから、なの
かもしれません。

 栄子達には、早苗をがっかりさせたくない、
という気持ちが働いたのでは。それぐらい、
彼女の瞳は純真だったのかもです。
 早苗が何かに一生懸命になっている時って、
ほぼ必ず、イカ娘関係で何かを考えていると
言えそうです。確かにこのエピソードでも彼女の
狙いはイカ娘ですね。栄子達もそれはだいたい
わかってはいるでしょうけれど、無理に止めたりは
しません。
 早苗がイカ娘を愛していて、できるだけたくさん
イカ娘に関わっていきたいと願っている事は、
周りのほとんどの人は(イカ娘本人も含めて)
知っているようです。このエピソードでの
周りの反応を見る限りでは、早苗の気持ちは
皆に認められているのでは、と感じられます。
女の子同士の恋愛が、強くプッシュされる
まではいかなくても、受け入れられている状況は、
早苗にとってはありがたいものなのかもです。

 ではイカ娘の方はというと、やっぱり自分の
都合だけで迫ってくる早苗には手を焼いている
みたいです。前にも書いたかもしれませんけれど、
この辺りでうまく振る舞えれば、早苗ももっと
イカ娘と親しくなれるのでは、という気が
します。
 早苗の本を読んだイカ娘が、「気になる人に
催眠術をかけちゃおう」という部分を読んだ後、
選んだ相手は、千鶴でした。「れもん」を侵略
するためには千鶴を攻略するのが一番だから、
というのはあるのでしょう。でも、そういう
部分を抜きにしても、イカ娘は千鶴の事が
気になっているのかも、とも思えます。

 イカ娘がれもんに来た最初の頃からずっと
感じ取っているように、千鶴には少しも隙がない
みたいです。それは強いから、というよりは、
もしかしたら千鶴が恥ずかしがり屋で自分の
本心を見せるのをためらっているから、
だったりはしないでしょうか。
 彼女は、3人兄弟の長女として、両親のいない
家を守っています。3人で生活をしていくには、
数少ない財産の一つとも言える海の家を
切り盛りして、できるだけ多くのお客を
さばいていく必要があります。妹や弟を
養っていくためには、わがままを言ったり
自分を主張したりしてはいけない、と彼女は
思っているのかもですね。恋人の1人も
作る暇さえ惜しんでいるらしい彼女には、
イカ娘に憧れて果敢にアタックしている
早苗の姿がまぶしく見えているのでは。

 そんな千鶴と、イカ娘が近づくきっかけに
なるのが、3番目のエピソードですね。
これまでの経験からすれば、イカ娘にとって
千鶴という女性は得体の知れない存在だった
と言えるでしょう。気配を消して背後から
近づいてきたり、職種の攻撃が全く通用
しなかったり。いつもにこやかにしている
表情も、裏を返せば、何を考えているか
わからない、とも言えそうです。
 でも実は、という所がここでは語られて
いますね。相手をよく知るのが、相手に
近づく第1歩なのかもです。でもここでは、
イカ娘がちょっとやり過ぎてしまったようで。
おかげで2人の関係は元に戻ってしまった?

 この他、2番目のエピソードでは、「南風」
の店長とMITトリオという、かなり手強そうな
チームが作られています。現にイカ娘は
新手の相手に対して苦戦しています。
 新しく作られたイカ娘は、鮎美にかぶり物を
かぶせたタイプではありませんでした。
店長は、もっと強いニセイカ娘を作り出す
には、他のやり方でなければならないと
思ったのかもですね。
 でもそれは、鮎美がもうニセイカ娘に
ならなくてもいい、という意味にも思えます。
鮎美は親の言いなりにならなくても良くなった
とも言えそうですが、その分、彼女は
自分自身で、かぶり物なしでやっていける
ようになれなければならないのかもです。
鮎美にとっては成長しなければならない
時なのでしょう。そうなったら、前回の
護らないか!?」のエピソードのように、
栄子や千鶴が鮎美を見守り一緒に努力できる
ようになると良さそうです。

 ところで、この2番目のエピソードでは、
イカ娘が触手を自在に操れる一つの形
として、触手を短くしてショートヘアの
ようにしていました。この髪型(髪?)って、
第1期の第12話で触手を切ったイカ娘の
姿と似ていますね。次回は第2期も第12話に
なります。そこでは、また何かが起きるの
でしょうか。

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