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2011年10月15日 (土)

つぼみ Vol.13 その3

 「ガールズライド」では、セイとナンが2人だけの
思い出をまた一つ重ねているようです。「モノローグ・
ラブ」では、おつきあいを始めたばかりの女の子達の
揺れる思いが描かれていますね。「くらいもり、しろい
みち」では、翔の気持ちに少しずつ変化が?

 発行芳文社による百合アンソロジー「つぼみ」の
Vol.13を見てみました。以前に別の記事でも書いて
いますので、よろしければそちらも見てみてください。

つぼみ Vol.13
つぼみ Vol.13 その2

 では前に書いたもの以外の作品について一部
ご紹介、、、。

(・作品名(作者名(敬称略)))

・くらいもり、しろいみち 第3話(由多ちゆ)
 これからを生きていくために誰かを愛さなければ
ならない、そう言った千波留は翔にキスをした。翔が
自分は女だと説明しても千波留はまるで動じない。
女同士ならよりドラマティックだろうとさえうそぶく。
 何か千波留のキャラが明るくなっている感じが
しますね。キスをして(あごに、ですけど)吹っ切れた
というか、翔と打ち解けてきたのかもです。翔もあまり
嫌がっている感じでもないですし、このままならうまく
いきそう? ただの慰め合いとかではなく、愛情を
育てていってもらいたいものです。
 本編が始まる前に、「1ページでわかる『くらいもり、
しろいみち』」としてあらすじが紹介されています。
かなりざっくりした感じではありますけれど、2人の
間にこれまであった関係はこれでわかりそうです。
ていうかこのページの最初の方で描かれている翔の
表情が、、、。確かに第1話の頃は、彼女もこんな風に
ほとんど表情のない暗い顔をしていました。彼女が
どうなっていってしまうのか心配でしたけれど、千波留
が彼女に変化をもたらしてくれているようですね。

・ガールズライド #5(磯本つよし)
 ナンは、セイと待ち合わせていた早朝のコンビニ前
に着く。今日は2人で山へツーリングに行く予定なのだ。
空気は少し肌寒かったが、ジャケットを着込むライダー
にはちょうどいい。腹ごしらえをしてから出発する。
 山という自然の中ではいろいろな景色が見られるの
でしょう。それを2人だけで分け合う事で、彼女達は
もっと親密になれてきているのではないでしょうか。
ナンは、セイがもっと走りたがっているのでは、と
心配していますが、それならセイはそう言うでしょう。
セイには、今は何よりナンと一緒が良いんでしょうね。
 前回の「#4」はVol.9の掲載でしたからちょっと間が
開いてしまっていますけれど、彼女達のエピソードが
また見られるのは良いなと思います。ゆったりした
雰囲気の中で、言葉よりも振る舞いでお互いへの愛情を
確かめていくセイとナンの姿が愛らしいですね。
 バイク初心者のナンが、セイの足を引っ張っているの
ではないかと気にかけているのは、前回登場した、セイの
前の学校の友達、喜多川の存在が大きいのでしょう。
でもそれぞれにとって相手は大切な存在でしょうから、
彼女達がそこをきちんと理解できるようになると
愛ももっと深まっていけるのでは。

・モノローグ・ラブ(縞野やえ)
 凛とした美しさを持つ先輩の都子(みやこ)を、木陰
から見守る優(ゆう)。都子をたたえる詩のような言葉が
彼女の口からすらすらとあふれてくる。一見遠い存在の
ようなこの2人は、実は交際しているのだった。
 優の服装や髪型(大きな花の飾りも付いています)から
は、夢見がちな少女というイメージが感じられますね。
彼女は自分と都子がつきあっているのを未だに信じられ
ないみたいですが、それは本当の事。自分の夢の中
だけで生きてきたような過去は捨てて、都子の気持ちも
考えてあげる必要がありそうですね。
 登場人物の服装や周りの雰囲気からすると彼女達は
女子大生っぽいですね。優と都子の関係は、友達の
よっちゃんもちゃんと受け止めてくれているようで、
割と開放的な感じの中で2人がおつきあいできている
感じが良いかもです。

・しまいずむ その19 しゃせいたいかい(吉富昭仁)
 遥、芳子、桜、舞に、あきらとマリも加えた6人は、
庭で写生大会をしている。桜と舞の夏休みの宿題に
つきあっての事だったが、なぜか全員水着姿。遥と
芳子はせっせと舞と桜を描いていた。
 あきらとマリは何とか友達になれたっぽいですね。
でもマリに恋しているあきらは、マリ→ダム→あきら
という彼女の愛情の構図にはまだ気づいていない?
まあ他の人も気づきづらいでしょうし、もしかしたら
マリ本人もまだわかっていないのかも。あきらを誘う
ような上目遣いは天然だったりするでしょうか。

・「つぼみ」レビューリストレビューセンター

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