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2011年10月17日 (月)

たまゆら~hitotose~ 第2話

 小さい頃、この町に遊びに来た楓と遊んだのは、
かおるだけではありませんでした。さよみは、
年上のお姉さんという位置から、楓を見守って
きたのだと思います。その経験があったから、
このエピソードにあるような接し方を、彼女は
楓に対してしているのでしょう。2人きりの
場面はちょっと百合っぽいかもです。

 テレビアニメ「たまゆら~hitotose~」、第2話
やさしい香りに包まれた日、なので」です。
 楓が竹原に引っ越してきてから少しの時間が
過ぎた。教室で楓が自分の撮った写真を見ていると、
クラスメイトが寄ってくる。写真は楓が撮影
したものなのか、どんなカメラで撮っているのか
など質問するが、引っ込み思案でよく知らない
人の前では緊張してしまう楓は、うまく返事を
する事ができない。そばにいた幼なじみのかおるが
フォローしていると、教師の堂郷が教室に入って
きた。

 楓、かおる、のりえ、麻音が「Cafe たまゆら」で
話している時、かおるの姉のさよみが研究会で
いないと知ると、のりえが早速かおるをいじって
いました。かおるが、さよみ「お姉様」がいなくて
寂しいのでは、なんて言っていますね。
 第1話でのキス未遂もそうですけれど、のりえって
女の子同士のふれあいについては割と積極的らしい
ですね。それともとりわけかおるの事が気になって
いる、とか?
 とはいっても彼女は楓の弟の香(女の子に間違われる
事が多いそうですが男の子です)にも興味津々なの
ですよね。のりえ的には今の所百合な感情を育てて
いるわけではなさそうです。単にそれっぽい演出を
入れてみたぐらいなのかも。
 それに、次の第3話では香の同級生の女の子、こまち
が登場してのりえをライバル視し始めるらしい
です。こうなってくると、かおるとのふれあいは
減っていってしまう可能性もありますね。

 この話数では、新キャラとして教師の堂郷が
登場しています。教師らしく生徒達の事には何かと
気配りしているみたいですが、ダジャレがきつい
ようですね。(織り込むネタは竹原にあるものらしく、
竹原に詳しくない人には、何を言っているのか理解
するためのハードルが高そうです、、、。)
 それと、話を始める直前にホイッスルを吹くのが
癖みたいです。まあいつもというわけではないっぽい
ですけど、ダジャレとともにちょっと耳につきそう?

 笛を吹く、というのが特徴なのは、麻音も似ている
でしょうか。でも彼女の場合は、自分の無口さ加減を
隠すのに口笛を吹いているようにも感じられます。
 楓にしても、引っ込み思案がすごすぎて、クラス
メイトと話すのにさえ体が震えてうまく言葉が出ない
ようです。彼女達はどうしてそんな風になってしまったの
でしょうね。

 楓の場合、もしかしたら周りの人達の優しさが、
実はかえって、彼女の一歩踏み出す勇気を抑え込ませて
しまっているのかも、なんて思ってしまいます。第1話
では汐入での友達のちひろが、楓を悲しい思い出から
遠ざけようと必死になって楓を連れ回しています
(その割には楓がちひろのぬいぐるみキャラ達の
名前を覚えてあげられていない感じなのが少し切ない
かもです、、、)。教室ではかおる達が見守っていて、
ピンチな時はすぐに助け船を出しています。さらに
さよみも、(かおるのためという意味もちゃんと
ありますが)楓に自分の愛情を伝えたくて大学の
研究会を抜け出してまで楓に会いに来ています。

 こんなにたくさん、自分に優しくしてくれる人が
いるのを、楓は理解しているのでしょう。問題は
そこで楓がどう思うか、だったりするのかも。こんなに
優しさに包まれているのなら、ずっとこの人達だけと
つきあっていれば、傷つかず、悲しい思いなんて
しないで生きていける、みたいに思ってしまったら、
楓の暮らしは危うくなってしまうようにも感じられ
ます。

 たぶん周りの女の子達は、自分と楓という1対1の
関係の中で愛情を注いでいるのでは、という気が
します。他の女の子がどうしているかは特に意識は
しないで、自分のありったけの愛を楓に与えているの
かな、と。
 それを楓の方から見ると、例えばちひろ、かおる、
さよみと3倍分の愛情をもらっている感じになりそう
です。この愛におぼれてしまうと、なかなかそこから
抜け出せなくなってしまいそうな。
 その構造に気づけるのは、楓本人だけなのでは、と
思えます。自分に向けられている愛を、どう受け止め
たらいいのか、判断して決めていくのは自分自身なの
かもしれません。

 まあこの作品ではあまり厳しい事にはならないの
でしょうね。楓は「アグレッシブ」をモットーに、
外の世界とのふれあいを目指しているみたいですし
(麻音も同じ、ですよね?)、楓や麻音には、かおるや
のりえ達以外にも友達の輪をどんどん広げていける、
明るい未来が待っているのでしょう。

 後半のお泊まり会の場面で、さよみと楓が会話する
所があります。他の女の子達は寝静まっていて、
そこには2人だけの時間が流れています。
 月明かりが静かに差し込む窓際で、さよみは楓を
抱き寄せます。胸に包み込んでぬくもりを分け合って
いる感じが何というかビジュアル的には百合っぽい
ですね。見た目だけでなく気持ちの上でも恋愛感情を
分け合える女の子達が作中で描かれていくと素敵な
ような気がするのですけれど、どうなるでしょうか。

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