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2011年9月 3日 (土)

スイートプリキュア♪ 第28話

 昔自分がいけない事をしてしまった相手ですから、
そう簡単に仲間にしてくれるとは思えないのでしょう。
でも、「友達になりたい」、、、心の底からそう願って
いるエレンの思いは、皆に必ず通じる事でしょう。
そんな暖かな物語の一方で、フェアリートーンに
ピンチが。メロディ達は久しぶりに見る美しい技で
何とか切り抜けましたがまだ危機は続くようです。

 テレビアニメ「スイートプリキュア♪」、第28話
ドキドキ! エレン初めての学校生活ニャ!
です。
 虫捕り網を構えて何かを探し回っている響、奏、エレン
の3人。網を振り抜いた響が捕まえたのは、大きな
カブトムシだった。誇らしげに掲げてみせるが、
ハミィからは厳しい指摘の声が飛んでくる。3人は
本当は伝説の楽譜の音符を集めていたのだ。しかしながら
収穫は少ない。手を休めた響と奏は、もうそろそろ
夏休みも終わりで、再び通う事になる学校について
話し始めた。それを聞いたエレンは、一つのお願いを
口にする。

 エレンは学校に興味を持ったみたいです。響達が
ちょっと嬉しそうに学校について話しているのを
聞いて、気になったのかもしれません。
 フェアリーランドにいる時、それにたぶんマイナー
ランドにいる時も、彼女は学校には通っていなかった
と思われます。とすると、彼女の中で学校と言ったら、
それは人間界の加音町、アリア中学意外にはないと
思われます。

 その場所にまつわる彼女の思い出は、、、黒猫の姿を
した妖精、セイレーンとして、マイナーランドの
思惑に従い、生徒達をさんざん苦しめた事だけの
ような気がします。思えばほとんど最初の頃、ありさと
レナのエピソードの時から、ネガトーンは何度となく
学校で暴れ回り、そこにいる人達を泣かせてきました。
今のエレンは、その時の記憶を持ち続けています。
学校に行って生徒達に会ったら、皆の顔を見たら、
必ずその事を思い出すはず。それでも彼女は、学校へ
行ってみたいと言っています。

 これは、エレンの挑戦なのかな、という気もします。
自分がプリキュアになり、プリキュアであり続ける
ために、今まで苦しめてきた人達に触れる事で、自分が
進むべき道をはっきり知ろうと思った、とか。
 まあ本当の所はそこまで深刻な事ではないのかも
しれません。響と奏が、何だか嬉しそうに話す、学校や
友達というものに、憧れを持ったのかも。
 何にしても、エレンは、響や奏の力を借りて、学校
生活について勉強を始めます。一度こうと決めたら
最後までやりきる、「動き出したビートは止められない」
彼女らしい姿のようにも見えますね。

 それにしても、奏が言っていたように、音吉は謎な
人物ですね。あんな簡単にエレンの編入手続きが
できちゃったり、自分の身の上を話さない中学生の
女の子を調べの館に住まわせたり、音吉の実力は
計り知れない感じです。普通の人間ではなく実は
メイジャーランド側の人間だった、なんて事も
あったりするでしょうか。真実はいつか明かされるの
かもしれませんけれど、できれば響達の努力には
あまり介入しないようにして、彼女達の自主的な
行動を見守るぐらいにしておいてもらいたいかも
です。

 そういったいきさつで、エレンは学校に通える事に
りました。響と奏が、学校の事をエレンに教える
場面は、ほのぼのとしていて、でも少しコミカルで
面白いですね。主に奏がツッコミ役になって、ハミィ
やエレンの間であたふたしています。困っている
彼女の声が何だかかわいらしい感じではないでしょうか。

 これがもし、物語が始まった頃、まだ響と奏の
ハーモニーパワーが出し切れていないぐらいの時
だったら、こうはいかない気がします。奏の声は
もっとヒステリックな雰囲気になっていたかも
しれませんし、「謎の声」に反応してしまう響に
「うふふ、響も夏ばて気味なんじゃない?」なんて
優しい言い方はできなかったのでは、と思えます。
 そう考えると、響や奏は成長しているんだなと
感じられます。いえ、これが本来の響と奏の姿なの
かもとも考えられます。彼女達にはやはり、こんな
仲の良さを、これからもたっぷり見せていって
もらいたいですね。

 2人のおかげで、エレンは無事学校デビュー
しました。本人は、完璧にはほど遠いと思って
落ち込んでいますけれど、響と奏に言わせれば
とても上出来だったようです。
 声が大きかったり文字が大きかったり、歌を
歌おうとしたりと、若干やり過ぎな部分は見受け
られました(その分先生がうまく抑えてましたね)。
でも、彼女がそれだけ皆と仲良くしたいと考えて
いる証拠だとも言えます。
 クラスメイト達には、エレンの思いはひしひしと
伝わっていたのでは。エレンは自分の思った通りに
振る舞えなかった事を後悔していたようですが、
そんなに心配する必要はないのかもです。

 そうやって、エレンの世界は少しずつですが
広がっていっているようですね。メイジャーランド
にいた頃から見れば、友達の数もとても増えて
いく事になりそうです。
 そうなったら、ちょっと気になる事もあります。
響や奏、それにハミィは、エレンの中ではたくさんの
友達の中の一部、みたいな状況になったりはしない
でしょうか。
 保健室の場面では、たくさん集まってきた彼女の
クラスメイト達の人垣の外に、ハミィがぽつんと
たたずんでいるカットがありました。人間の姿にも
ならず、人前では言葉を話す事も控えているハミィが、
人間達とつきあいを広げて友達を作っていくなんて
とても難しいですよね。人間の世界で人気者になって
いくエレンからは置いてけぼりにされてしまうのでは、
なんて思ってしまいます。
 でもそんな事はないのでしょう。エレンの中では、
たとえ自分の姿が変わってしまっても、ハミィが
一番の親友である事に違いはないのでしょうね。

 そんな流れがある中、フェアリートーンは、やはり
ピンチに陥っているようです。響達が存分に戦える
ようにと自分達の力を使いすぎてしまったのと、
自分達から音符が奪われてしまったショックが
重なったためにこうなったのでしょう。
 フェアリートーンを助けるにはどうしたら、、、と
悩んでいる時に、あの「謎の声」が響の耳に聞こえて
きます。声の主が誰なのかは、ドドリーが教えて
くれていますね。
 「クレッシェンドトーン」という名前からすると、
ドリー達と同じようなフェアリートーンの仲間と
考えられそうです。そういえば番組のアイキャッチの
後半では、金色で羽の生えたフェアリートーンが
登場していましたが、あれがそうなのでしょうか?
この妖精には、次回会える事になる?

 でもその前に、目の前にいるネガトーンにどうやって
対応するかが重要です。響達は何とか変身できたものの、
ミリー達が力を出せず、ベルティエを発動できません。
危ない場面はキュアミューズが手助けしてくれました
(かなり久しぶりにミューズの攻撃が見られた気が
します)が、それだけではまだ足りない。必殺技は、、、
という所で、メロディとリズムがやってくれましたね。

 パワーアップしたネガトーンが相手でしたが、
彼女達の「プリキュアパッショナートハーモニー」は
見事に決まっていました。この技を出す時の、2人の
ハーモニーパワーがとても高まっていたからなの
でしょう。久しぶりに出す技なのに、とてもきれいに
そろっていて、息が合っていました。やっぱりこの
2人が力を合わせる姿は良いですね。

 といった感じで、次はメイジャーランドが舞台に
なりそうです。妖精達の秘密も明らかになってくるかも
ですし、そこで響と奏が新しい経験を重ねて、絆を
深めていけると良さそうです。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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