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2011年8月 4日 (木)

ひらり、 Vol.4 その2

 「ラプンツェル」や「シスターストロベリー」には、
以前に掲載された作品のキャラが登場しています。
彼女達があのストーリーの前や後にどんな経験を
したのかが描かれていて、世界観が広がる感じ
ですね。他には、「おとなりのせんぱい」のように
つい気になってしまう女の子との出会いが描かれて
いる作品もあります。

 発行新書館による、年3回刊の「ピュア百合
アンソロジー」となる「ひらり、」のVol.4
見てみました。以前に別の記事でも書いています
ので、よろしければそちらも見てみてください。

ひらり、 Vol.4

 では前に書いたもの以外の作品について一部
ご紹介、、、。

(・作品名(作者名(敬称略)))

・バニー♡カフェ(仙石寛子)
 上京して一人暮らしを始めたマリ子はピンチに
陥っていた。うさぎカフェと思って入った店で、
バニーガールに接客されたからだ。しかし相手は、
そんないかがわしい場所ではないと言う。
 お持ち帰りしたりされたりできるのは、女の子
同士ならでは、でしょうか? バニーガールの
お姉さんは、マリ子がかわいいからそんな話題を
持ちかけているみたいです。相手の駆け引きに
気持ちが揺らいでしまうマリ子にとっては、やはり
東京は怖い場所、なのかな?

・シスターストロベリー(橋本みつる)
 多理(たり)は、あかるからの手紙を、寮の部屋で
読んでいた。2人は元は同じ部屋に住んでいたが、
今は別になっている。あかるは、友達でもいいから
そばにいさせて、と文字で訴えていた。
 この作品では、Vol.3に掲載された「さらば友よ」の
続きみたいですね。あちらの作品については個人的
にはあれで一つの形になっているようにも思えたの
ですけれど、まだ2人の気持ちはいろいろあるみたい
です。あまり決着がついていない感じもしますけれど、
この後も続くのでしょうか?
 多理とあかるがいる女子寮については、Vol.1でも
描かれていました。もしかしたら主人公を変えて
続いていく形でストーリーが語られていくのかも
ですね。

・青味泥(藤たまき)
 幼なじみの2人は、よく庭にゴムのプールを
出して1日中遊んでいたりもした。しかし成長すると、
彼女達は体の関係を持ってしまう。離ればなれに
なるのがつらくなるほどに。
 主人公の女の子(よりちゃん)は、学校を卒業
したらすべてが終わってしまうと感じていたようです。
たぶん、相手の女の子がそう思わせる反応をしていた
からなのかも。悲しいけれどどうしようもない、と
覚悟しそうになった時、相手からかけられた言葉は、
やはり嬉しいものだったのではないでしょうか。

・おとなりのせんぱい(ささだあすか)
 高校入学とともに一人暮らしを始める事にした
花岡結。入居するアパートへ着くと、隣の部屋の先輩、
藤野咲が迎えてくれた。彼女は結の案内係だというの
だが、会った時からなぜか困った顔をしている。
 出会い方のおかげなのでしょうか、結はどうも
咲の困った表情が気になっているみたいです。
今までの自分にない感情だったためか、結自身も
(内面では)困っているようですね。端から見て
いれば彼女達の距離感の近さはわかりやすそうです
が、本人達はそこにどうやって気づくでしょうね。

・witch meets knight ラプンツェル(犬丸)
 付属から領邦中学へ進んだ唯地(ゆいち)は、人形の
ようにかわいらしく頭も良いが、口数の少ない女の子。
同じ付属の子達と話していると、見慣れない女の子が
話しかけてきた。彼女は受験組で、名前は内藤という。
 唯地は記憶力がよいらしく、また周りの人の事を
とても気にかけているみたいですね。相手に気配り
するあまり、人を不快にさせないようにと無口に
なったようです。このまま自分の中に閉じこもって
いては、何もできなくなってしまいそうな、、、。
それを助けてくれるのは、内藤なのでしょう。
 この作品では、Vol.3に掲載された「魔女と騎士」に
登場した唯地と内藤の出会いが描かれていますね。
この頃から、唯地(ゆいち→ウィッチ→witch→魔女)
と、内藤(ないとう→ナイト→knight→騎士)の関係は
できあがっていたのかもです。そして最後の場面で
内藤が言っていたお願いが実現されたかどうかは、、、
Vol.3の彼女達を見ればわかるのでしょう。

・ドロッピン ドロップス
(小説:一穂ミチ、イラスト:雨)
 学生でモデルをしてる飴村杏(あめむらあん)は、
卒業式の朝に藤井糸保(ふじいしほ)に話しかけた。
彼女はクラスメイトで、売れないアイドルグループの
メンバーでもあった。
 アイドルと、その熱心なファン、どちらも女の子で
同世代というのはあり得るでしょうし、相手を独占
したいとつい考えてしまう場合もあるでしょう(の割
には杏は現実の糸保には見向きもしていないですね
、、、紳士?)。そこから踏み出して変わりたいと思う
気持ちがあれば、糸保は杏を待っていてくれるのでしょう。

・「ひらり、」レビューリストレビューセンター

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