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2011年8月14日 (日)

ゆるゆり 第6話

 ちなつの隠された才能(!)がついに披露されて
います。あまりの事に、結衣も京子と協力しながら
対処しています。後半でもちなつが活躍してますね。
ストーリー的には、単行本の描き下ろしや出張版
のエピソードが取り入れられています。さらには
別作品のヒロインまで出てきていますね。何というか
世界観の広さを感じさせます。

 テレビアニメ「ゆるゆり」第6話、
あーと☆あーたー☆あーちすと」です。
 季節は移り変わり、早くも秋。2年生の教室で
つまらなそうにしている京子の所へ、1年生の
高岡ひろが訪ねてきた。学校で拾った京子の
「ミラクるん」のイラストを届けに来てくれたのだ。
礼を言う京子に、ひろは、絵がうまくなるのに
必要なものは何か、と質問をする。真面目に答えて
いるようで実はそうでもない京子を、見かねた
結衣がひろから引き離した。連れて行かれながら
京子は、何かを思いついたようだ。

 オープニングの「ゆるゆり、はっじまっるよぉ」は、
京子に持って行かれてますね。あかりが慌てて
います。
 あかりの言っている所では、これは「お仕事」
という位置づけらしいですね。あかりにとっては
出番を確保していく貴重な時間帯ではありますが、
これからも誰かに何かとちょっかいを出されていく
ような予感もあります。それに対してあかりが
どう反応するのかも、ある意味見所になるのでしょう。

 あかりの影の薄さがネタとして扱われていく中、
百合姫のCMでは、何とあかりが1人でMCをつとめて
います。最後に書かれていたメッセージによれば
一迅社は「全社的にあかりちゃん応援中」だそうで、
あかりには心強い味方が現れたと言えそうでしょうか。
 CMでは、本誌に掲載されている作品の雰囲気が
語られています「女の子同士の厚い友情」に始まり、
「えーっ、そんなのだめだめ、な関係」まで、
いろいろな作品が取りそろえられています。
それにしてもあかり的には、こういうコミック誌を
紹介するのは照れる、みたいな感覚はあるの
でしょうか。京子と結衣の関係についても、
「京子ちゃんと結衣ちゃんは、きゃー、うっそーっ、
なんだって」と言っていますが、意味をわかって
いるのかどうか、、、。本人にあまり百合な意識が
ないとしても、周りでは女の子同士の友情以上の
関係があちこちにありますから、素質はあるの
かも?

 冒頭の場面では、京子が「折り返し地点」と
言っていました。作品としては1クールの放送
らしく、話数もこれから後半に入っていく、という
事なのでしょう。この話数では季節も秋に入って
いるみたいですし。でもこのアニメ版は面白くて
百合的にもなかなか良い雰囲気ですので、もっと
続いてもらいたいものです、、、。

 本編では、芸術の秋、という事なのでしょうか、
京子がいろいろネタを考えているみたいです。顔の
筋肉をもみほぐして美少女顔、とか、、、。これはちなつ
達には簡単な作業らしく、皆次々に成功させて
いますね(あかりは失敗?)。さらには、こういう
おふざけにはあまり乗らない結衣も、、、。やはり
かわいらしくなりたい気持ちは彼女にもあるのですね。

 もう一つは、京子が結衣にラブレターを。
幼なじみで一番近くにいたためになかなか
気づけなかった恋愛感情を意識し始めて、京子が
ついに行動に出た、という事なのでしょうか。
それに対する結衣の返事は、、、という所で現実に
引き戻されます。
 ちなつとしてはどうしても見逃すわけには
いかなかったのでしょうね。結衣も同意してますが、
本当はどう思っているのでしょうか?

 この2つのエピソードは、それぞれ原作コミックス
単行本の描き下ろし漫画「Bonus Track」に収録されて
いたものと、以前百合姫のVol.17に出張版として掲載
されていた「溶け合う心、そして-from yryr-」という
作品です。こんな細かいネタまで拾ってくるなんて、
アニメ版も手が込んでますね。

 さらに、京子が紙芝居を思いついたのは、自分の
イラストを1年生に拾ってもらったのがきっかけ
だったみたいです。この1年生、高岡ひろという
女の子は、原作のなもりさんが「キャラ☆メルFebri」で
連載されている作品「りせっと!」のヒロインだったり
します。こういう所にまでアニメでは気配りされて
いるのですね。
 なお、「りせっと!」の舞台は、本作と同じ七森中
で、京子やあかり、千歳など「ゆるゆり」の登場人物も
姿を見せているようです。ストーリーとしては、
1年生の石動葵(いするぎアオイ)が突然、同人ゲーム
で一儲けすると宣言し、たまたま京子の描いた
イラストを持っていたひろが、絵が上手だと勘違い
されて巻き込まれていく、というものです。この
エピソードでひろが持っていたイラストというのが、
アニメのこの場面で出てきたあの絵なのですね。
 このエピソードは「りせっと!」の第1話に収録
されていて、この話数はFebriの他、百合姫の
7月号でも見る事ができます。

 さてアニメ本編の方では、さらにアートな話題が
続きます。京子に対抗してちなつが紙芝居を、、、。
京子達は、ちなつの中の新しい部分に気づいて
しまったようですね。ちなつ本人としてはこれで
いいと思っているみたいですから、彼女の美的感覚は
他の人とは別の所にあるのかも? (でももしそうなら、
その感覚を通して憧れられている結衣の立場は
いったい、と思わなくもないですね。)

 他には4人で粘土細工も楽しんでいます。引き続き
ちなつの作品は危ういようで、こちらではモザイクが
かかっています。ストーリーが進む中で画面の
アングルが変わった時、ちょっとでもフレームに
入っていようものならきっちりモザイク模様が
現れる所は、何だか徹底していて笑えました。
 結衣の餃子→八つ橋連携は、彼女の家庭的な面を
表しているのかもです。それに今は一人暮らし中
ですから、ついいつも食事の事が気になってしまうの
でしょう。
 あかりは、無難に(?)かわいらしい作品を作れている
みたいです。が、京子にかかってしまうとシュールな
仕上がりになってしまうようですね。
 その京子は、ミラクるん、と見せかけて別の人の
形を作ったらしいです。それもちょっとはしたない
ポーズですね。これにはちなつも恥ずかしくなって
しまっています。結衣に向かって、こんな事を
するのは結衣の前だけ、と必死に訴えてますが、
それはそれで、って感じですね。言われた結衣も
返事に困っています。

 でも、結衣はちゃんとその粘土細工を部屋に
飾っていたみたいです。親戚の女の子のまりが
見つけたぐらいですから、わかりやすい場所に
置いてあったのでしょう。
(ところで「魔女っ娘ミラクるん」って、確か
深夜アニメという設定のような気がします。
(百合姫本誌5月号の掲載エピソードで、京子達
ごらく部の4人が温泉に泊まりに行った時、夜中に
放送されていたミラクるんを見る、という流れが
ありました。)まりは、親に録画してもらって
見ている、とか?)

 ミラクるんのファンらしいまりは、それが
とても気に入っていたようです。さらには、
遊びに来たちなつをミラクるんと思ってしまい、
そこからちなつの苦労が始まっていますね。
見ず知らずの子のためにコスプレしたり愛想を
振りまいたりするのは楽ではないのでしょう。
 それにしてもあかり、わざわざあの格好で
散歩に出かけるようにちなつに勧めなくても
良いのでは、、、。ちなつはかえって恥ずかしい
思いをしていますね。

 何で私が、とか、恥ずかしい、とか、いろいろな
気持ちがちなつにはあった事でしょう。けれど
小さい女の子の純粋な憧れの表情を見て、彼女は
自分の幼い頃を思い出したりもしたのでは
ないでしょうか。その気持ちに答えるためにも、
ちなつは精一杯の事をしたようです。でも結果的
には、まりに現実のしょっぱさを教える事に
なった?

 この話数では、ごらく部の4人の関係がメインで
描かれています。仲の良い友達と一緒に過ごす、
まったりとした楽しい雰囲気がでていますね。
4人は温泉へ行く約束などもしていますから、
この後も彼女達ならではの親密な世界が展開されて
いくエピソードを楽しめるのでしょう。

・「ゆるゆり」レビューリストレビューセンター

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