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2011年8月25日 (木)

コミック百合姫2011年9月号

 巻頭は「飴色紅茶館歓談」の特集です。単行本第2巻
の発売はもう少し先ですけれど、クライマックスが
近いという事で展開が気になります。それから新連載
「ロケット☆ガール」が始まっていますね。ガールズバンド
を舞台にした作品で、どんな形で百合が関わってくるのか
気になる所です。

 発行一迅社コミック百合姫の2011年9月号を
見てみました。
 表紙は、「GIRLS UPRISING」より、瑞慶覧紗香(ずけらん
さやか)と戦部千里(いくさべちさと)です、、、が、確か
彼女達は戦後の荒廃した世界に住んでいるはずですよね。
けれどこのイラストでは、明るい日の光が降り注ぐ水辺に
ビーチパラソルを差して、水着姿で氷のたっぷり入った
冷たい飲み物を飲んだりしています。ノベルの本編を
読むとわかるのですが、どうも彼女達の学校の近くに
こういう場所があるみたいです。彼女達もいつも
血なまぐさい命のやりとりをするばかりではなく、
たまにはこういう息抜きもする、という事なのかも
ですね。
 2人の向こう側には、風紀委員の斉賀琴乃(さいが
ことの)と茅ヶ崎芽久美(ちがさきめぐみ)が、腕に
風紀委員の腕章をつけ、学校指定の水着を着て、
ビーチバレーをしています。これも一つの穏やかな
景色と言えそうです。

 以前、5月に別の記事で、本誌の表紙と内容の関係に
ついて少し書きました。本紙ではいろいろなタイプ
の女の子同士のふれあいが描かれているわけですけれど、
表紙で銃や弾丸、傷や戦いのイメージのみが強調
されると、内容とのギャップが大きくなってしまうの
では、という気がします。「GIRLS UPRISING」と表紙と
描かれる内容の関係がこれからどうなっていくのかは
わかりませんけれど、誌面の印象を伝えられるような
デザインになっていると良いですね。
 ちなみに今号は、「ダブル表紙」とされています。
裏表紙に当たる部分にも「百合姫」のロゴが載せられて
いて、収録作品や執筆陣のお名前も書かれていますね。
イラストには、なもりさん作「ゆるゆり」の登場人物、
京子、結衣、ちなつ(+あかり)が描かれています。
この作品はテレビアニメも放送されていますし、本誌
としても今はプッシュしているのでしょうね。巻末には、
7月号に続いてゆるゆりの特集記事が掲載されて
います。

 目次下のイラストは、さかもと麻乃さんが描かれて
います。水着を着た2人の女の子が、色とりどりの
フルーツに囲まれています。本人達も胸を強調していて、
「たわわに実った果実」といった雰囲気でしょうか。

 巻頭カラーの企画は、藤枝雅さん作の「飴色紅茶館
歓談」のメモリアル特集です。ストーリーとしては
クライマックスが間近という事で、登場人物紹介や、
これまでの物語などがダイジェストされています。
単行本第2巻は11月発売予定とされていますが、
そうなるとこれが完結巻だったりするのでしょうか
、、、? ちょっと寂しい気もしますが、そこには
さらさと芹穂の感動的な物語が描かれているのかも
です。

 なお、第2巻にはドラマCD付きの限定版も用意されて
いるそうです。そこには新キャラも登場するらしく、
そのラフが掲載されています。鷲塚咲雪(わしづかさゆき)
と小熊珠李(おぐましゅり)という名前で、2人とも
愛華の漫画のファンらしいです。ここで新たなカップルが
誕生しそうですね。
 さらに、メロンブックスアニメイトAmazon
限定版を購入すると、本体付属のドラマCDとはまた別の
ドラマCDが先着特典としてプレゼントされるらしいです。
内容は、藤枝さんの書き下ろし脚本で、3つのショップ
それぞれに別の内容になっているらしいです。どれも
甘いストーリーになっているのでしょうけれど、
コンプするのはちょっと大変かも?

 では掲載作品を部分的にご紹介、、、。

(・作品名(作者名(敬称略)))

・GIRLS UPRISING act:5(絵:カズアキ、文:深見真)
 「水着持ってない」と千里が言い出した。まともな
エアコンがほとんどないこの世界では必需品だ。紗香
は彼女と一緒に水着を買いに行く事になった。
 何だか千里がちょっとわがままな女の子っぽく
なってきたような感じがしますね。紗香と一緒に
いれば間違いなく安心だと確信したのでしょうか、
ちょっとおふざけも入っているような。でもそれが、
意外に2人の距離を縮めていきそうです。けれど
そんな中、ついに紗香と樹生(たつき)が遭遇。
物語は盛り上がりに向かっていきそうです。

・ロケット☆ガール -Rock it, Girl!!-(田仲みのる)
 街角で歌う鈴原奏(すずはらかなめ)は、ある日
見知らぬ美少女から歌声をののしられる。その直後、
今度はキリンの着ぐるみの美少女に出会った。
 街角で、誰のためにでもなく歌うというのは、楽な
やり方とも言えそうです。でも奏自身はCDデビューに
憧れてもいたみたいですし、いつかは自分を試さなきゃ
だったのでは。三咲声楽(みさきせいら)との出会いは
彼女の中に何を生み出すのでしょう。プロデューサー
のマギーは最初から思惑があって奏にコンタクト
したようですが、その辺りの考えも気になりますね。
 女の子がプロのバンドで活動しようとする中で、
いろいろな人と出会い、挫折を経験したり希望を
持ったりしながら頂点を目指していく、みたいな
ストーリーはモチーフとしては王道とも思えます。
そこにどんな風に百合要素が絡んでくるか、は見所に
なるかもですね。本誌は百合コミック誌ですから、
女の子同士の恋愛感情をたっぷり見せていって
もらいたい気がします。

・ulacoi(かずまこを)
 朝、教室でいつものように内藤が挨拶をすると、
遠野は目をそらした。昨日の告白以来、2人の間
には気まずい空気が流れていた。
 どういうシチュエーションでどちらが告白
したのかがちょっと曖昧になっている所が面白い
ですね。内藤と最初に会った時に遠野が握手を
したのは、やはり好ましい気持ちを持っていた
から、なのでしょうね。内藤もやがてはそれに
気づけるかも。ところで作中の内藤のモノローグ
「のになぁー」が何だか笑えました。

・宵待群青姫王子 second(テクノサマタ)
 いちことるりは、待ち合わせをして喫茶店に
入った。が、いちこには、るりを男と見間違えて
いる周囲の客達の声が聞こえてくる。
 1月号に掲載されたエピソードの続き、ですね。
いちこも、幼い頃は、バレエでるりが王子役を
する事に違和感がなかったみたいです。でも
それだけなら他の子達と同じなのでしょうね。
いちこはるりの本当の姿を知った上で、そこに
愛情を持ったのでしょうから、これからは一歩ずつ
その気持ちを育てていけるのではないでしょうか。
 るりもいちこにラブな感情を持っているみたい
です。が、その度合いはいちこよりもっと強い
っぽいですね。るりがこのまま攻めていって
もっと深い仲になれるのかどうかというと、、、
それはもう少し先、なのかな?

・ふ~ふ 9や目(源久也)
 嘉菜々の部屋へ白雪が遊びに来た。嘉菜々の
好みのおみやげだといって差し出したのは、
白雪の仕事先のパン。しかも売れ残りだった。
 どんなに怖いDVDでも、愛する人と一緒に
見るなら嬉しいのでしょう。「バリバリ伝説」を
持つ嘉菜々も、何だか普通に恋愛してますね。
でもはやせと小麦、それに喜菜々と寿美も
負けてはいないようです。喜菜々と寿美が一日に
キスする回数を数えるという無謀な(?)企画は、
やはり、という結果になってますね。
 本作は8月に単行本の第1巻発売されて
います。この甘々な物語がもっと広がっていくと
良いですね。

・Roundabout(乙ひより)
 麻美は、大野千晴とつきあい始めて2ヶ月。
本当は2人は学生時代につきあっていたのだが、
千晴はその事を全く憶えていなかった。
 麻美の思い出の中にはいつでも千晴がいます。
そして今も目の前に、、、。それで十分、と思えれば
良かったのかもしれませんけれど、麻美には
どうしても引っかかるものがあったのでしょうね。
ここまで相手の事でいっぱいになっている麻美を、
千晴はどう見ているのでしょうか。「ホントホント」
って2回繰り返すのは、本当じゃない証拠だったり?

・「百合姫」レビューリストレビューセンター

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