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2011年8月21日 (日)

快盗天使ツインエンジェル ~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~ 第6話

 戦いの最中、息が合わずうまく攻撃できない
レッドエンジェルとホワイトエンジェル。彼女達は
2人だけの特訓を始めるのですが、やり方はどこか
コミカルですね。でもどんな事であっても、相手と
気持ちが重なれば苦難は乗り越えられるのでしょう。
ブルーエンジェルも、見守っているだけではなく
積極的に混ざっていかないと、置いて行かれるかも?

 テレビアニメ「快盗天使ツインエンジェル
~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~
」、
第6話「情熱熱風! エンジェルハリケーン」です。
 暗闇の干潟の真ん中、巨大メカの上に陣取って、
ブラックキャリアは華麗なリールさばきを見せる。獲物は
ムツゴロウではなく、干潟に埋もれていたセブン
アミュレットの一つである。だがその時、彼女の所業に
待ったをかける声が響いた。ツインエンジェルの3人だ。
足下をガタスキーで固め、戦闘態勢を万端に整えている。
早速エンジェルトルネードで攻撃の第一波を送るレッド
エンジェルだったが、一瞬遅れたホワイトエンジェルの
エレクトリックボムに当たり、墜落してしまう。

 干潟にあるセブンアミュレットが狙われているという
なら当然そこへ出動するでしょうし、その場で一番
活動しやすい装備としてガタスキーで乗り出すのも
無理のないチョイスではあるのでしょう(あの装備も
平之丞辺りが用意したのでは)。ですが、この対決の
絵柄はどこか面白いですね。飛び上がってエンジェル
トルネードを決めようとする遥の足が、ちゃんと泥で
汚れている所とか、妙にこってます。
 これでエンジェル達が大まじめな所がまたちょっと
笑いを誘ったりします。彼女達としては、聖杯のかけら、
セブンアミュレットを狙う奴らの野望を阻止する事を、
大事な使命と考えているのでしょうね。

 そんなわけで、少し、いえけっこううさんくさい
「ミスティクマ」の指導で特訓を始める遥とクルミ
ですが、出される課題はというと、餅つきやトロッコ
の運転など、地道な繰り返し作業が多いようです。
そのためか2人は余計に相手の存在が気になって
しまうらしく。遥がクルミの猫耳カチューシャを
うるさがって「もわあっとするよ!」なんて言うのは
言いがかりでしかないですよね。
 理解に苦しむメニューを言われるままにこなすのは
気にくわなかったのでしょうか、遥とクルミはその内
自主的に鍛え始め、自分達の息を合わせようと努力
します。いろいろなタイプの訓練をしていますけれど
、、、どこかで見た事があるようなないような。スポ根
ものの映画やドラマやアニメなどからピックアップ
されているのでしょうか? この元ネタが全部わかったら
面白そうですね。
 そういえば途中でクルミの言葉の使い方が急に
古めかしくなってましたね。あの辺りから不思議な
空気が始まっていたのかも。遥は、クルミの言い方が
「昭和っぽい」と言ってましたけど、それがわかる
って事は、彼女はネタを知っていたりするのかな?

 努力したかいがあって、2人の新しい必殺技、
「エンジェルハリケーン」が完成します。1人で
ブラックファンドと戦っていたブルーエンジェルの
所へ、彼女達は駆けつけます。2人の息の合った
戦い方を見せつける場面、だったはずですが、ちょっと
惜しい事に? 本格的にこの技を出すのはまた後で、
なのでしょうか。

 唯人は、遥とクルミの「性格が真逆」だから息が
合わない、と言っていました。でも、性格が違うから
パートナーになれない、なんて事はないですよね。
ものの感じ方や行動の仕方が別であっても、一つの
目標に向かって団結する事はいくらでもできるはず。
現に、遥とクルミは2人だけで訓練をして、一緒に
力を引き出す方法を2人だけで見つけました。
彼女達は、性格が正反対であっても、確かにお互いを
認め、力を合わせる事ができたと言えそうです。

 遥とクルミが喧嘩っぽくなってしまうのは、一つ
にはクルミが素直に自分の気持ちを遥に伝えられない
(伝えるのが恥ずかしい?)事が理由としてある
気がします。遥を前にしたクルミの口からは、
ありがとう、とか、嬉しいよ、みたいな言葉は
なかなか出てこないですね。クルミだって胸の中では
いつもそんな風に思っているはずでしょうから言って
しまえばいいのに、と思っても、クルミ本人にとっては
なかなか簡単にはできないのでしょう。

 一方の遥の方は、最初の出会いからずっと、クルミ
と仲良くしたがっている感じです。クルミと目が合えば
にっこりと微笑みかけますし、少しぐらい無理を
言われても何とか応えようと真面目に考えたり
します。
 でもそんな振る舞いが、かえってクルミに意地を
張らせてしまうみたいです。照れ隠しについ遥の
悪口を言ってしまったり、、、。
 それにしても「まんじゅうほっぺ」とか「洗濯板」
というのは、遥には身も蓋もない表現でしょうね
(「縞パンマニア」については、遥は認めるかも)。
そこまで言われるとむっとしてしまって、つい
「山脈眉毛」なんて言葉が遥の口から出ていました。

 でもこれって、遥にしては珍しい事のように
思います。遥は、水泳部所属の体育会系な女の子
ですが、明るく朗らかでいつも笑顔が絶えず、
困っている人を放っておけない優しい子ですよね。
そんな彼女が、相手の目の前で悪口を言うなんて、
クルミに対してだけなのではないでしょうか。
 遥の中でクルミは、特別な存在になったのかな、
という気がします。喧嘩するほど仲がいい、と
言ったりしますけれど、彼女達の場合はこの言葉が
当てはまりそうですね。

 そうなってくると、今度は葵の立場が気になります。
特にこの話数では、後半のバトルの時に、遥、クルミの
ペアと意気が合っていない場面を見せてしまいましたし
(まあこれはギャグな演出のためのものなのでしょう
けれど)。もしこのまま遥とクルミが仲良くなって
いったら、葵は立場がなくなってしまうでしょうか。
 たぶんそうはならないのでしょう。それになって
ほしくないですね。クルミは重要な存在ですし遥と葵も
彼女を大切に思っているでしょう。けれどペア
として考えると、やはり遥と葵の絆は強いのでは、
とも思えます。

 遥と葵がツインエンジェルを始めた頃どんな
だったか、クルミが葵に尋ねる場面があります。
葵は当時の事を手短に話していますが、やがて
クルミは「お姉様の意地悪!」と涙を浮かべながら
走り去ってしまいます。
 何が彼女の気に入らなかったのでしょう。
もしかしたら、思い出話そのものよりも、それを
語る時の葵の楽しそうな表情が、クルミには大きな
意味を持っていたのかもしれません。
 クルミは、葵を「お姉様」と慕い、遥の事も本当は
会う前から気にはしていたのですよね。その2人が、
ツインエンジェルという輝かしい役目をこなす中で、
2人だけの思い出を積み重ねていた事を、改めて
知らされた事で、クルミは衝撃を受けたのかも。

 でも悲しむ必要はないでしょう。今はクルミも
立派にエンジェルの仲間入りをしていますし、
お手洗いで秘密の会議をする時にも晴れて遥と葵と
同じ個室に(!)入れるようになりました。これからは
クルミも自信を持って2人と接していけるのでは
ないでしょうか。

 ところで、ツインエンジェルを始めたばかりの
頃の遥と葵がしていた事の中に、お互いのコスチューム
を取り替えっこする、というのがありました。こういう
ふれあいも、百合度的には高いかもです。誰にも
知られてはならない2人だけの秘密の役目の合間に、
彼女達はそんなお茶目な遊びもしていたのですね。

・「ツインエンジェル」レビューリストレビューセンター

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