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2011年5月28日 (土)

Aチャンネル 第7話

 夏休み中は一緒にいられても、学校が始まれば
また別の学年へと離ればなれになってしまう、、、。
トオルの目から見れば誰にもててもおかしくない
るんが、誰かとくっついちゃったりしないか、
トオルにはとても心配なのでしょう。それを解消
するにはトオル自身がもっと成長しなきゃなのかも
ですが、なかなか思うようにはいかないようです。

 テレビアニメ「Aチャンネル」、第7話
夏祭り」です。
 昼下がり、るんは部屋でトオルとアイスを食べて
いた。夏休みもそろそろ終わって、学校が始まる。
るんは、クラスメイトとまた会えるから学校が
楽しみだと言う。トオルもつられて自分のクラス
メイトを思い浮かべる。が、イメージに出てくるのは
ユタカとミホで、特にユタカは自分を追い回す
印象しかない。トオルは思わず首を振って自分の
想像を振り払った。

 冒頭の場面の雰囲気だと、夏休みの間中、特に
用事がない場合はトオルとるんはいつも一緒に
いるっぽいですね。第5話第6話の冒頭でも、
2人きりで部屋でおしゃべりしている様子が
描かれています。
 トオルにとっても、るんにとっても、お互い
相手のそばにいられるのが一番くつろげる形
なのでしょう。彼女達のおしゃべりも、たぶん
ずっと昔の小さい頃から続いていて、日常生活
の1コマになっているのでは。

 たぶんトオルとしては、ずっとそのままでいい
ぐらいに思っているのかも、という気がします。
るんの隣にいて、彼女と一緒に何かできるのなら
それ以外にはとりたてて必要なものはない、と。
 そんな思いが強いのだとしたら、学校へ行く
事にもあまり前向きにはなれないのかもしれません。
高校では学年が離れていますし、それに去年は、
学校さえ中学と高校で別々だったわけですし。

 もしそうなら、るんが早く学校へ行きたいと
言ったのは、トオルにはちょっと切ない事だったの
かなとも思えます。確かに学校へ行けば、友達にも
たくさん会えるし楽しい事も多いでしょう。けど
そうする事で今の2人だけの時間が大きく減って
しまうのも寂しいし、、、なんてトオルは考えて
いたりするのではないでしょうか。

 トオルの場合、友達と聞いてすぐに思い浮かぶのは
ユタカやミホらしいです。2人とも明るいしそばに
いて楽しいし(時には)気を遣ってもくれるし、
友達としては素敵なタイプと言えそうです。
 が、トオルにとってやっかいなのは、2人とも
「トオルのファン」だと言っている点なのでしょうね。
誰かから、しかも同じ学年の女の子から慕われる
なんて、どう対応したらいいのかトオルには
わからないのでは。
 そういった部分もあって、トオルは「友達がいるから
早く学校に行きたい」と無条件には言いづらい所が
あるのかも。ユタカ達が、ファンとかじゃなく
普通の友達としてつきあってくれるなら、彼女も
もっと素直になれるのではないでしょうか。まあ
その辺りのジレンマみたいのものも、コミカルな
部分として作品では取り上げられているのかもです。

 後は、るんの方もトオルには気がかりになると
考えられそうです。男子に人気のるんが、誰かに
告白されたりしちゃわないかと思うと平気では
いられないのでしょう。
 るんが自分以外の誰かを愛するようになる、
それも男の子を。それはあり得る出来事でも
ありますし、トオルには止める権利はありません。
でもそうなってしまったら、今のような穏やかな
時を2人だけで過ごす事もできなくなるかも
、、、。どうにかしたいけれど自分の思いだけ
ではどうにもならないものを、トオルはこの時
感じていたのでは。

 こういう状況を、トオルがどうやって解決
しようと思っているのかはあまりはっきりとは
描かれていない気もします。例えば、たくさん
勉強して、早く大人になって、自分1人の手で
ちゃんとるんのお世話をできるようになりたい、
と考えていたりするでしょうか。
 途中の場面で、るんの家の玄関にあった
ハイヒールを、トオルが見つけていました。
周りに誰もいない時、そっと足を通すトオル。
ですが結果は、、、。「こんなんじゃ大人に
なれない」と落ち込むのは、大人っぽい見た目に
憧れている、というのと同時に、誰かを自分の
胸に受け止めて安心させてあげられるように
なりたい、という願いが胸にあるから、
だったりはしないでしょうか。
 この場面、トオルがハイヒールを履こう
としているのを、実はるんは見ていたらしい
ですね。トオルが悩む姿を見て、彼女は
どんな風に思ったのか知りたい気もします。
後でその部分が描かれたりとかしないかな?

 、、、とまあほとんど冒頭の場面だけから
いろいろ考えてしまいました。トオルとるんは
気持ちが通じ合っているとは思いますけれど、
トオルはもう一歩先へなかなか進めずにいる
ようにも感じられます。これから後、他の
友達と皆で仲良くしていく中で、2人の間の
関係が着実に進んでいるとわかるエピソード
など見てみたいですね。

 この話数では、ナギやユー子とともに、
カラオケ、夏祭り、花火大会と、第6話の
海水浴に続いて夏の思い出をたくさん作って
いるようです。花火を見ている時に、思わず
4人でぎゅっと固まって空を見上げている姿が、
何だかかわいらしいですね。彼女達の距離の
近さが感じられるのではないでしょうか。
 夏祭りには、他に2人組で来ていた人も
いたようです。ユタカとミホ、それに鬼頭先生
と鎌手先生も? もしかしたら中学の頃や
その前のトオルとるんも、こんな風に連れ立って
お祭りに行ったりしていたのでしょうね。今は
4人グループになっていますが、それでも
楽しさは変わらない、もしくはより喜びが
大きくなっているのでしょう。

 それにしても挿入歌の数が多いですね。
というかもともと、毎話新しい挿入歌が
変わる事自体珍しいと思うのですけれど、
この第7話では5曲? 大盤振る舞いですね。
挿入歌は、ブルーレイ&DVDの限定版に同梱
されるCDに収録されているようです。第7話の
挿入歌は第4巻の限定版に入るらしいです。

・「Aチャンネル」レビューリストレビューセンター

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