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2011年5月 6日 (金)

Aチャンネル 第4話

 こうなりたい、と思う自分の姿がある。
目標や理想があるのは良い事だとは思います
けれど、そのために無理をしすぎるのは
正しいと言えるのかどうか、、、。その時、
周りの友達がどう接するかがここで描かれて
いるようです。トオルの理想は、、、やっぱり
るんのそばにいる事なんでしょうね。

 テレビアニメ「Aチャンネル」、第4話
きろぐらむ」です。
 朝、トオルは自分の手をるんに持たせ、
引っ張って登校していた。相変わらず朝に
弱い彼女をちゃんと学校に連れて行くには
こうする他ないらしい。と、急にるんが
立ち止まった。空を飛んでいる鳥が、同じ
所をぐるぐる回っているのが目に入った
からだ。何があったのかと心配になるるん
だったが、一方のトオルの目に見えたのは、
風見鶏が風に吹かれて回る風景だった。

 まるで子供を学校に連れて行くように、
るんの手を引いていくトオル。昼間もるんの
天然な行動が危険な方向へ行かないか目を
光らせているぐらいですから、るんが
寝ぼけている朝なんていったらもっと大変
なのでは。
 でもそうやって世話を焼くのも楽しいの
でしょうね。手と手を触れあって一緒に登校
できるわけですし、るんをとても近くに感じ
られる瞬間なのではないでしょうか。

 教室の場面では、そんなトオルとるんが
言い合いを、、、。やって来たユー子には最初
何が起きているのかわからなかったみたい
です。が、ユー子本人の事について話していたの
ですね。
 トオルとるんがどこを目指していたのかは
わかりませんけれど、とにかく先へ進めば
進むほど、トオルへのダメージは大きかった
みたいです。トオルは、るんと一緒にいて、
たくさん話し合ったり相手が困っている時は
かっこよく助けてあげたり、いろいろしたい
と思っているのでしょう。その気持ちの多くは
既に実現していますが、まだそれでは足りないの
かもしれません。最初は気づかなかったけれど、
相手が他の人をほめまくるという行為は、
トオルには耐えられなかったようですね。
この経験を生かして、トオルはもっと楽しく
るんと接していけるように、おつきあいの
仕方を変えていくのでしょう。

 変える、という点では、ここではナギが
いろいろ苦労しているようです。ユー子の
ような見事なプロポーションの持ち主がそばに
いると、やっぱり気になってしまうのでは
ないでしょうか。
 「カリスマダイエットモデル タマコ」の
ダイエット本を参考にしたり、「Geeple」で
検索したりしながら、ナギは減量に挑戦
し始めています。けれどどうも、身を入れて
対応していく気持ちにはなかなかなれない
ようです。
 彼女の中には、変わりたい、と思う気持ちと、
変わらなくてもいいんじゃないかと思う気持ち
が、あるのかもですね。やせて美しい体型に
なりたい、と思っても、それで何をしたいか
までは具体的に望んでいないから気が乗らないの
では、とも考えられます。
 そんな彼女を見て、ユー子達はアイスに
ついて話し始めます。ナギの神経を逆なでする
つもり、ではなく、本当に言いたい事が別に
あったようですね。
 こうやってたとえを出す事で、直接言う
よりも柔らかく、でも誠実に自分達の思いを
伝えたかったのでは、と思われます。
そしてその思いは、ナギにちゃんと届いたの
ではないでしょうか。
 でも、何の努力もしなくていい、という
わけではないはずですよね。場合によっては
変わっていった方が良い事もあるでしょうから、
なれ合いのような優しさを見せるだけではなく、
必要な時には快く背中を押してあげるのもあり、
だと思われます。たぶん彼女達なら、それを
見極める事はできるのでしょう。

 ところでユー子は、何か自分を変えたい
と思っている事ってあるのでしょうか。
恐がりな所とか? 彼女って割と皆からは
いじられる場合が多いですけど、それ以外
では、どうしても直したくて困っているもの
とかはあまりなさそうですね。この後の
エピソードでそういう部分も描かれていく?

 るんも同じように、ここを変えなきゃ
みたいな切迫したものはあまり感じていない
でしょうか。朝が弱いのをどうにかしたい
というわけでもなさそうですし。
 彼女の場合、今の生活には満足しているの
でしょう。でもそこにはトオルの努力と
サポートもあるでしょうから、その辺りには
いつも気を配っていてもらいたいですね。
彼女自身ができる最上級の愛情で応えて
いってほしいものです。

 さてトオルは、、、挿入歌「summer dream
syndrome」の歌詞のように「楽園」を
「背伸びして」見ていますね。そこでとびきり
輝いて見えているのは、るんの笑顔です。
幼なじみだからとか優しいからとかほっとけない
からとかよりも、女の子達の中で一番美しいから、
トオルは思わず見とれてしまったのでしょう。
彼女のこの気持ちは、女の子に恋する女の子、
なのでしょうね。

 それほどまでにトオルはるんを思っています
から、どこにいてもすぐ見つけられるのでしょう。
授業中に校庭にいる女の子達の中からでも、
素早く見つけて一心不乱に注目しています。
隣の席のユタカはちょっと勘違いしてしまった
みたいですが、、、。
 ユタカも、それから彼女の幼なじみのミホも、
トオルのファンだそうです(その割には2人とも
ナギ達並みにトオルの頭をなでたりしてます
けれど)。位置づけ的にはトオルを追いかける
感じの彼女達は、トオルが誰を求めているのか
まではまだ気づいていない雰囲気ですね。でも
頻繁に2年生の教室へ行っているのをいつかは
知るでしょう。その時彼女達がどんな風に思うの
かも気になります(まああまり影響は受けないの
かもしれませんね)。

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