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2011年5月15日 (日)

まりあ†ほりっく あらいぶ 第6話

 前回、かなこは1週間ほど天の妃とは別の空間に
いたそうですが、その時何が起きていたのかが
ここで明らかになっています。その実態は、、、
「まつりか†ほりっく」? CMにもばっちり登場
しましたね。でも、どうも他のキャラも濃くて、
彼女の独壇場というわけにはいかないっぽいです。
彼女は次の機会も狙ってる?

 テレビアニメ「まりあ†ほりっく あらいぶ」、
第6話「ドキワク☆ミッションすくーる☆
すくらんぶる
」です。
 期末考査の追試対策のため、かなこは寮長先生の
手によって不思議な空間に送り込まれ、1週間は
帰ってこない。鞠也はその間実家へ戻っていて、
319号室は空だった。隆顕や寮長先生は、寮が
寂しくなる事を考え、何か新しい娯楽でもあれば、
とため息を漏らす。翌日、かなこの担任の芙美は、
保健室で「新しい娯楽」を考えついたと発表する。
それは「楽しく学べる日本史カードバトル 日本の
夜明け編」だった。

 「まつりか†ほりっく」、、、! 本編を完全に
乗っ取るまでにはならなかったようですけれど
(というか後半は藤一郎が前面に出そうになって
いましたけれど)、オープニング曲は何かいい感じ
ですね。
 鞠也が歌う「るんるんりる らんらんらら」は
前回第5話で初登場だったのですが、この第6話
では茉莉花が持って行っちゃってますね。彼女の
徹底的なダウナー系の歌い方が面白いです。

 ちなみにこの曲は、ブルーレイの第3巻
限定初回生産特典として付いてくるCDにも収録
されるらしいです。番組中のCMでその告知が流れて
いて、そこでも茉莉花が宣伝をしていました。この
第3巻は「まつりか†ほりっく」としても売り込み
たいようですね。
 本編中では、彼女は「次回の『まつりか†ほりっく』」
みたいな言い方をしていました。次もあるの
でしょうか?
(それにしても彼女は、この第2期では割と笑顔を
見せるようになってきていますね。たとえ作り笑い
だったとしても、表情が生まれるのは周りとの接触を
進めていこうとする傾向なのかもです。)

 前回第5話では、かなこがいない間に学院の様子が
かなり変わっていました。第6話ではその時に
何が起きていたのかが描かれています。

 鍵になるのは、デコ、盛り、それとカードゲーム
ですね。カードゲームについては、芙美の「娯楽」
から始まり、そこに鞠也や寮長先生の企みが加わって
規模が大きくなっていったようです。

 生徒会長の絢璃は、どうも元から「カリスマ
デコリスト」だったらしいですね。そういう特技が
あるとは気づきませんでしたけれど、仕事ぶりは
誠実なようで、おかげでかなこの机が目立つ
結果に、、、。上に置かれていた写真と花瓶も
かすんでしまうほどです。

 一方の穂佳は、この1週間で「盛り師」としての
腕を磨き上げたらしいです。それもこれも憧れの
隆顕のため。かなこがいない事で百合の妄想さえ
描かれない状態では、彼女の振る舞いが数少ない
百合の源かも?

 それにしても、最初は隆顕のために始めた事
でしたが、穂佳は彼女以外のたくさんの女の子達も
盛ってあげていました。自分のできる事で他の人を
喜ばせられるなら惜しみなくそうする、という所は、
彼女の素直さと優しさを表しているのかもです。

 といった女の子達の生活から、だんだん藤一郎が
クローズアップされてきます。モノローグを語る
場面も多く、ほとんど一人舞台になりかけて
いたかも? 「Il offre sa confiance et son amour.」
と謎の言葉をあやふやに発音したり、「as soon as」
と急に叫んでいたりしました。
(ところで意訳をした人の名前として「新房昭子」
という文字が出ていました。これって、、、監督の
新房昭之さんの事、ですよね? そういえばこの
作品のスタッフブログ「お花を摘みに行ってまいり
ます。
」では、男性スタッフも含めて全員を女性の
名前で表記する、という決まりがあったような。
「昭子」なのはその影響でしょうか。)

 後は、鞠也の双子の妹、静珠が登場していました。
彼女は第2期では初めて出てきた事になるでしょうか。
また、彼女の執事の竜胆は、第1期から通して初めて
の登場かもですね。ここだけの顔見せという事でも
ないと思われますし、この後かなことの関係が
百合っぽく描かれていったりすると面白いかも
ですね。

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