ラブフェロモンNo.5 第２巻が発売されています他

　香菜は、強引なかをりのペースにすっかり
巻き込まれてしまっているようです。けれど、
彼女だってかをりに対して何か思っている事が
あるはず、ですよね。周りの人達との関係などを
通して、香菜がかをりとどう向き合うのかが
見られるのではないでしょうか。

　双葉社の携帯コミック配信サイト、「ケータイ
まんがタウン」に連載されていた、岩崎つばささん
作の「ラブフェロモンNo.5」の第２巻が発売されて
います。なお、この作品はこれが完結巻となります。

　ヒロインの飯田香菜が転校した先は、私立の
お嬢様学校、都筑学園。理事長の孫娘、都筑かをり
はイケイケな性格で、学園でも敵なしといった
所でしょうか。香菜は転校初日にかをりに出会い、
その場で抱きすくめられて、、、というストーリー
ですね。

　かをりがにおいフェチで、香菜を気に入ったのも
そこかららしいです。かをりは、頭で考えるよりも
本能で香菜を求めた、と言えそうです。
　問題があるとすれば、香菜の気持ちなのでしょう。
転校していきなりですものね。彼女にもともと
百合な素質(?)があったのかどうかはわかりません
けれど、相手に対する見方がどんな風に変わって
いくのかが見所になりそうです。
　強引だけど颯爽としたかをりの振る舞いと、
彼女が自分にまっすぐ向けてくる思いに触れて、
香菜は相手の事で頭がいっぱいになっていくのでは
ないでしょうか。第２巻ではそこへ、かをりの
いとこの味蕾が登場して、香菜とかをりの関係に
波紋を投げかけそうです。

　作品の紹介ページでは、第１巻の一部を試し読み
できるようになっています。こちらで作品の雰囲気を
確かめる事はできるのではないでしょうか。

　この作品が連載されていた「ケータイまんが
タウン」では、他にも百合作品が幾つか掲載
されてきています。一つは、東雲水生さん作の
「カルボナードクラウン」です。主人公の藍子が
通う学園にヨーロッパのある国から留学してきた
王族の７人の兄弟姉妹。その中の１人、黒髪の
少女ルビィと藍子との交流が描かれていきます。
第１巻は発売されていますが、第２巻は今の所
出ていないみたいですね、、、。

　もう一つは、柳瀬ルカさん作の「蝶のように
花のように！」の番外編です。ある会社のオフィス
で働く神田一希は、男前で有名な、女の子。
周りのOLからはいつももてもてなようです。
なお、この作品の本編は、「まんがタウン」本誌に
連載中です。

　「ケータイまんがタウン」ではこれから百合作品が
掲載されていくのかどうか気になりますね。何か
新作の連載など始まると良いかもです。