まりあ†ほりっく あらいぶ 第２話

　かなこの周りには個性的な女の子達がたくさん
集まってきて、いつもにぎやかですね。かなこ
自身はあまり楽しい思いができていないみたい
ですが、この濃い人達の中で自分を押し通すのは
難しいのかもですね。寮長先生は「１ヶ月後の
お楽しみ」があると言っていますけれど、そちらは
どうなるでしょうか。

　テレビアニメ「まりあ†ほりっく あらいぶ」、
第２話です。この話数は３本立てになっていて、
それぞれのタイトルは、「第１節 いけない遊び」、
「第２節 秘密の接待」、「第３節 羞恥の報酬」
です。

　６月になり、雨の日が続く。特に今は降りが
激しく、学院では生徒達に自宅待機を命じて
いた。天の妃第二寮のかなこの部屋には、同室の
鞠也と茉莉花の他に寮長先生、与那国さん、
隆顕が集まって、お茶をしながらけだるい時間を
送っていた。つまらなそうな寮長先生を見て、
隆顕はゲームをしようと持ちかける。それは、
３年Ｅ組のパオラ マニャーニが作った「三國志
カルタ－武将編－」というものだった。

　この第２話のオープニングでも、第１話と
同じように「妄想戦士 宮前かなこ」が流れて
いますね。このままこの曲で押し切る？　まあ
たぶんその内、本当の主題歌の「るんるんりる
らんらんらら」が使われるのでしょう。CMでは
一部が聞けていますね。同じCM映像は、公式
サイトのスペシャルのページでも配信されて
います。

　さて１本目のエピソードでは、かなこ以外の
皆が好みのカルタを紹介していますね。天の妃
ではカルタの自主制作がはやっているのか、
それともかなこを担ぐために全員で仕組んで
いた、とか？　でも隆顕は本当に三國志が好み
のようですし、茉莉花も自分の欲望をカードに
たくしているみたいです。そうなると、鞠也も
実はカルタ遊びにこっているのかもですね。
六法カルタの話題の時に、かなこが自分の
百合な部分について「超安全圏」と大きな声で
主張していたのはちょっと心強かったかも。
その彼女が、寮長先生の用意したカルタで
結局自分の趣味をさらしたのかどうかが気に
なりますね。それと、後でパオラが登場
するのかどうかとかも。

　２本目のエピソードでは、茉莉花の「接待」
が描かれています。考えてみれば彼女は、鞠也の
監視役ではあっても基本的にはメイドなので、
鞠也の身の回りの世話はきちんとこなしている
ようですね。そういう人がいるから鞠也は
身ぎれいでいられるのでしょう（別にかなこが
部屋を片付けられない女の子というわけでは
ないのですよね）。
　そこまで考えてしまうと、かなこもメイドが
ほしくなってしまうようで。百合小説の朗読を
はじめとして、彼女ならではの妄想が展開されて
いますね。

　３本目のエピソードでは、「自分へのご褒美」
が話題になっています。奈々美やサチ、弓弦が
それぞれ答えていますけれど、やはり皆個性的
ですね。弓弦の買った物にかなこはかわいらしさを
感じているようです。が、実はとても高いもの
だったらしく、、、。

　アニメの第１シリーズでは、かなこの百合な
趣味や鞠也が男である事など、あまり大きな
声では言えない事実がばれそうになったりする
ドラマティックな流れもありました。今度の
第２シリーズでは、それよりもギャグな方面が
強調されているかもですね。ボケ、ツッコミの
鋭さなど笑わせる部分が多い気がします。
　後は、以前のようにパロディな演出があると
面白そうですね。この話数では、次回予告で
机の上にミク、リン、レンっぽいフィギュアが
置いてありました。でも前には、例えば
「その足元にくちづけを」とか「薔薇兄弟」
というものもありましたし、変身ヒロインっぽい
女の子達が登場していた回もありました。この後
そういうネタはたくさん出てきたりするでしょうか。

　後はもっと百合的なものを、、、。かなこには、
ただ想像するだけでなくもっと自分の百合な
恋愛を実現していってもらいたい所ですね。
　静珠との関係も気になるのですが、冒頭の
場面を見ていると、どうやら今の時間軸では
彼女にはまだ会っていないみたいです（時間が
巻き戻る、というと、同じ監督の別作品を
思い出しちゃいますね）。
　寮長先生は、「１ヶ月後のお楽しみ」みたいな
言い方をしていました。作品の中での１ヶ月後が
このシリーズの中で描かれれば何か期待できそう
ではあるのですけれど、どうなるのでしょうね。
でもその場面があってもさらりと流されてしまう
可能性もあるのですよね。百合なエピソードが
見てみたいものです。