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2011年2月24日 (木)

スイートプリキュア♪ 第3話

 前回第2話で、長い間の誤解がやっと解けた
響と奏。ところがこの第3話でも、ちょっとした
言い合いや意見の食い違いはまだまだ続いている
ようです。でもその言葉をよく聞いてみると、相手
が嫌いだとかではなく、相手をもっとよく知りたい
と訴えているような感じがします。彼女達は、
着実に近づいてきているのではないでしょうか。

 テレビアニメ「スイートプリキュア♪」、
第3話「ジャジャ~ン! 響は音楽嫌いニャ?
です。
 目覚ましが鳴るが、ハミィに止めさせ二度寝を
むさぼる響。しかし突然家の中に大音響が
鳴り渡る。たまらず起き出して駆け込んでいった
先は、響の父親、団の部屋だった。上機嫌で
タクトを振る団はヘッドフォンをつけていたが、
コードが抜けていたため音が漏れていたのだ。
団は世界的にも有名な指揮者で、今日はアリア
中学の音楽隊の指揮をする予定だった。

 冒頭の場面で、団は意味ありげな言葉を
響に言っていますね。「嫌いという事は、、、」
で始まるこの言葉は、直接的には音楽に対する
響の思いを示しているとも思われます。けれど、
第2話までの響と奏の関係にも当てはまるような
気がします。
 中学に入ってからは、他の友達誰もが認める
ほどの犬猿の仲だった2人。ですが響も奏も、
何かというと相手と顔をつきあわせているの
ですよね。それにどちらも胸の中では仲良し
だった頃の事をいつも思っていて。
 口では「嫌い」と言っていても本当は、、、。
2人とも気持ちの上では相手に近づきたいと
考えているでしょうから、これから絆は強まって
いくのでしょうね。

 ではこの話数では、という所ですが、まだ
2人はちょっとした事ですぐ言い合いになって
いるみたいです。知らず知らずに声が大きく
なってしまうのも、何だか変わっていないような
、、、。
 でも、この2人の会話って、どうも仲違い
とかじゃなさそうな感じがしちゃうのですよね。
「奏に私の気持ちはわからない」と響が言えば、
「わかるわけないでしょ、何も教えてくれないん
だもん」と奏。また、響がプリキュアをやめると
言い出したら、奏も一緒にやめると言います。

 このコンビネーションって、もしかしたら
彼女達が小さい頃に作り上げた確かなものなの
ではないでしょうか。このエピソードでは
奏の方がやや響に合わせている感じですけれど、
そうだとしても、2人にはもう離れて生活する
なんて選択肢は存在しないのでは、と感じ
られます。

 けんかをするのも、ちょっとした事に悩むのも、
いつも2人一緒でなきゃ意味がない。そんな
気持ちが、彼女達の言葉の端々から聞き取れる
気がします。相手のいい所しか受け入れない
うわべだけのつきあいではたどり着けない真の絆を、
彼女達は2人で手に入れようとしているの
かもしれませんね。
 この第3話では、立ち止まってしまった響の
手を奏が引いていこうとする姿が描かれている
感じがします。この後、別の話数では、もしか
したら響が奏と手をつないで彼女を元気づける
エピソードが見られるかも、とも思えます。
その時もたぶん感動的な場面が描かれるのでは。

 響が、音楽が嫌いだと言い始めた時の場面が、
ストーリーの途中にありました。悲しい事が
あって雨の中に立ち尽くしていた響に、奏は
そっと傘を差し向けます。優しい言葉を添えて。
 こんな風に、響の記憶には奏が、そして奏の
記憶には響が、深く根付いているのですね。
こういうふとした場面でも当たり前のように
2人が一緒にいるのが、けっこう感動的かも
です。
 自分達の10何年かの人生の中で、過去を
思い出せばいつもそばにはあなたがいた、、、。
そんな彼女達の関係をこれからもたくさん
見せていってもらいたいですね。

 その他気になった所では、、、団のキャラが
なかなか濃いですね。しかもネガトーンの攻撃が
きかない?! これはもしかしたらマイナーランド
にとって、伝説の戦士プリキュアよりも恐ろしい
存在なのでは? 不幸のメロディを使って世界を
不幸に沈めようとしているのに、そのメロディが
きかない人間がいるんですから、、、。セイレーン
達も何か手を打つ必要がありそう?
 それに加音町って、街中に音楽があふれる
場所なんですよね。街の人達にも音楽好きが多い
ようですし、団のような特殊能力(?)を持った
人達もかなりいるのでは、なんて思えます。
そんな人達が手を組めば、メイジャーランドに
とっては心強い味方になるかも。アフロディテも、
その辺りを期待して音符達を送り込んだ、とも
考えられそうでしょうか。

 それから、もう1人の新キャラ、王子先輩が
登場しています。名前は正宗というらしいですね。
女子に人気のイケメン男子キャラ、というのは、
プリキュアシリーズの中では久しぶりの登場かも?
これまでだと、例えばなぎさや咲のようにスポーツ
大好きタイプの方のヒロインがこういう男子に
憧れる、という状態はありました。が、この作品
では奏の方が憧れてしまっているようで。正宗の
雰囲気からすると頻繁に登場するかどうかは
ちょっとわからない感じですね。奏には、できれば
響の方だけを向いていてもらいたい気がします
、、、。

 後はセイレーンですね。コンサート会場で、
大勢を前に名乗りを上げ、ネガトーンを操って
います。これで、彼女が人々を苦しめる人間(猫?)
だという事が街中に知れ渡ってしまったような
感じがします。そうなると彼女にとっては活動
しづらくなってしまうようにも思えます。彼女は
これからどうやって響達に干渉してくるのか、
そういう所も見所になる?
 それにしてもセイレーンは、ハミィの友達でも
あり、元はメイジャーランドの妖精でもあった
みたいですね。それが今はマイナーランドに所属し、
美しい音楽を聴くと苦しくなってしまうほどに
なってしまっています。彼女には何があったの
でしょう。そのいきさつが語られる事はあるの
でしょうか。

 ところで、第2話を見た後、気になっていた
部分がありました。それは、誤解が解けて仲直り
したらしい響と奏が周りからはどんな風に見えるか、
という事だったりします。
 第1話では、中学の友達から、「2人が仲良く
する所なんて想像できない」みたいにも言われて
いました。それがもし急に仲良く登下校し始めたら
、、、。「やっぱり本当は仲いいんじゃん」みたいに
言われてニヤニヤされる場面があったら面白いかも、
と思ってました。けれど、少なくともこの話数
ではまだそうなってはいないようです。でも
できればいつか、周りの友達に響と奏の仲を
認めてもらえる(そして冷やかしてもらえる)
ような時が来ると素敵かもですね。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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