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2010年12月15日 (水)

探偵オペラ ミルキィホームズ 第10話

 ソニアだけじゃなく、アンリエット、それに
小衣も。彼女達がミルキィホームズに抱いている
思いは同じなのでしょうか、それとも別なの
でしょうか。言葉にできない気持ちがどういう
ものであったとしても、彼女達は相手に何かを
求めていると言えそうです。シャロ達はそれに
応える事ができるのでしょうか。

 アニメ「探偵オペラ ミルキィホームズ」、第10話
ミルキィホームズには向かない職業」です。
 トイズを使った戦いのためにホームズ探偵学院
の施設は一部損壊していたが、授業は通常通り
続けられている。その授業の最中、教室で
シャロは浮かれていた。彼女達のご先祖が残した
メッセージを思い出していたからだ。「トイズは
大いなる試練によってよみがえる」、、、試練さえ
やって来ればまた元通りの自分達に戻れる、と
思うと、シャロ達はその時が来るのが待ち遠しくて
ならないのだった。

 「試験」も、今の彼女達にとっては立派な「試練」
なのでしょうね。とにかく自分達にとっての試練が
あれば、それでトイズがよみがえる、と彼女達は
信じて疑わないようです。
 確かに彼女達のご先祖(4人の名探偵、らしいです)
は探偵としての腕前も立派ですし、自分達よりも
大人ですから子孫達に間違いを教えたりはしない、と
シャロ達は確信しているのでしょうね。地面に
書かれたメッセージが本当にご先祖達のものなのか
どうかはよくわからなかったりしますけれど、
何にしても彼女達は疑っていない様子です。
 でもそのメッセージがちょっと微妙だったみたい
です。「試練によって」という風に書かれているの
ですよね。「試練を乗り越える事で」みたいになって
いればまだシャロ達もわかったかもですけど
(というか書いた人はそこまでしなくてもわかって
ほしかったのかもですけど)、何となく違う方向に
彼女達は理解してしまったっぽいです。
 とはいっても試験前に勉強しないのはちょっと
問題なのでしょうね(エリーはやろうとしてた
ようです)。こういう状況を見るとやはり彼女達が
トイズを持っていた頃にどんな学院生活を送って
いたのか気になります。トイズの能力の高さを
過信して自分から努力しない女の子達だったとしたら
ちょっと問題かもです(第2話の時と同じように、
このエピソードでも学院の他の生徒達はシャロ達を
あまり快く思っていないようですし、、、)。

 それにしても「物産展」がすごいですね。試食で
あれだけのものが「収穫」できるなんて、シャロ達
には大助かりかも。でもこのチャンスが、よりにも
よって試験の直前にやって来る、というのは、
彼女達には良かったのかどうか、、、。まあ彼女達の
おなかは満たされていたみたいですし、その点
では良かったと言える?
(そういえば試験の時に彼女達4人がそろって
やっていたスクワットって、第6話でG4が
罰としてやらされそうになっていたもの、かな?)

 「試験」にしても「試練」にしても、思うような
結果が出せていないミルキィホームズを見て、
アンリエットはどう考えているのでしょうね。何だか
彼女の反応はちょっととげとげしくて、いつもの
クールで「無慈悲な夜の女王」様っぽくない雰囲気も
あります。
 アンリエットは、シャロ達に何を望んでいるの
でしょうか。前回第9話でソニアと話している時、
彼女は何かを言いかけていました。あれは、彼女も
ソニアと同じ気持ちでいる、という意味にも感じられ
ます。
 ソニアは、自分の探偵としての未来を捨ててでも、
シャロ達に元の姿を取り戻してほしいと考えていた
ようです。彼女のもくろみが当たっていれば、あるいは
本当にそうなっていたかもしれません。
 一方のアンリエットは、怪盗アルセーヌの姿で、
超ヨコハマ美術館別館(って見た目はあの大きなビル
そっくりですね。目の前にあの帆船もあるみたい
ですし)に現れます。ここでの狙いは本当にソニアと
同じなのでしょうか、もしそうだったとしたら、
ミルキィホームズの復活とともにアルセーヌは
捕まってしまう事になりそうです。そうなっても
かまわないと思っているのだとしたら、アンリエット
もソニアも、シャロ達を慕っているのでは、と
思えてしまいますね。その辺りをこの後深く
描いていってもらいたいかもです。

 そしてもう1人、シャロ達に何か思いを抱いて
いそうな女の子がいます。ヨコハマ市警のエリート
でありミルキィホームズのライバルでもある小衣
です。
 彼女は、ミルキィホームズがトイズを失って
以来手柄らしい手柄をあげていない事を知って
います。だからこれまでは、シャロ達が事件現場に
顔を出せばすぐに縛り上げたりして遠ざけて
いました。
 なのにどうしてなのか、この大事な場面で、
彼女は今までの自分のポリシーを曲げてしまって
いるようです。そんな気持ちになったのは、
やはりシャロが理由なんでしょうね。
 ミルキィホームズの中でも特に目の敵に
思っていた相手のはずなのですが、彼女はなぜ
ここでこんな反応をしてしまったのでしょう。
シャロの必死さを見たから、というだけでは
ないのでは、とも思えます。この2人の間にも、
この後の話数で百合的に何か答えが出されたり
すると面白いかもですね。

 後はやはり、シャロ、エリー、コーデリア、ネロ
の関係、ですね。ピンチに陥った彼女達ミルキィ
ホームズは、団結して困難に立ち向かう事が
なかなかできなくなっているようです。
 これで今までの間に、彼女達が普通の仲良し
どころじゃないぐらい仲のいい所を見せつけて
くれていたりすると、力を合わせられなくなった
彼女達の悲しみや切なさが伝わってくる
ようにも思うのですけれど、あまりそこまでは
いっていない感じもするのですよね、、、。
第2話でも、コーデリアは自分達の事を
「あんなに仲良しだった、気がする」と気弱に
表現しています。彼女達が本当はどういう人達
なのかは、トイズが復活しないとわからない、
という事でしょうか。

 でもたとえそういう状況があったとしても、
このエピソードでは、彼女達はお互いの存在の
大切さを確かめ合っていますね。この関係は、
屋根裏部屋に入居しなければ気づけなかった
ものなのでは、と思えます。
 狭いベッドに、4人で体を触れあわせながら
一緒に寝て、学院で勉強する時も、食べ物を
「収穫」する時も、事件の捜査で大冒険に
巻き込まれる時も、彼女達は一緒にいました。
たとえ喧嘩をしても離ればなれになんか
なろうとも思わない、そんな絆が彼女達の間には
あるように思えるのですけれど、ここでは
それが試されているのかもですね。
 彼女達が試練を乗り越えられたら、自分達の
持っている絆の強さに気づけるのでは、とも
感じられます。そうなった時、彼女達の仲に
お互いを思う百合な気持ちが生まれ育って
くれたりすると良いかもですね。

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