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2010年10月 8日 (金)

ハートキャッチプリキュア! 第34話

 正面からぶつかり合うキュアムーンライトと
ダークプリキュア。2人の力はほとんど互角と
思われますが、今のムーンライトには支えて
くれる人達がいますね。
 ダークプリキュアは、なぜ彼女にこだわるの
でしょう。その答えがわかるまでには、もっと
激しい戦いが待っているのかもしれません。

 テレビアニメ「ハートキャッチプリキュア!」、
第34話「すごいパワーです! キュアムーンライト!!
です。
 ダークプリキュアの強力な技に打ちのめされる
ブロッサム達。なすすべもない彼女達の前に
現れたのは、ゆりだった。「私は戦う。皆の
『こころ』のために!」そう叫んだ彼女が空に
かざしたのは、自分の「プリキュアの種」だった。
欠けていた「種」はみるみる形を取り戻し、ゆりを
変身させていく、キュアムーンライトへと。

 ゆりの変身する場面は、前回も描かれて
いました。欠けていたゆりの「プリキュアの種」
は、単体で復活してしまうのですよね、、、。
三日月のような形だったかけらが、満月のように
満ちていくイメージは、光が影を覆い尽くしている
ようにも見えます。もうこれだけで、ダーク
プリキュアは敗北してしまったのではないか
という気さえしてきます。

 ダークプリキュアは確かに強大な力の持ち主で、
ブロッサム達が普通に戦ったぐらいでは全く
歯が立たないほどでした。ブロッサム達など
眼中にない、といった感じさえあります。
 そんな彼女ですが、それでもどこか、必死な
雰囲気をまとっている気がしてしまいます。
余裕がないというか、、、。
 彼女が成し遂げようと思っているのは、
キュアムーンライトを倒す事、らしいです。
それは、サバーク博士の命令に従って「こころの
大樹」を枯らせる事よりもはるかに重要だと
彼女は考えているみたいですね。そして目的を
果たすまでは、真の安らぎはやってこない、、、。
そういう風に感じているから、彼女は、自分の
前に立ちふさがる者達を素早く排除し、
ムーンライトだけを見つめてまっすぐ挑み
かかっているように思えます。

 それではキュアムーンライトの方は、、、。前回
本編の後に入っていた次回予告では、「ダーク
プリキュアを倒す力で私を満たして!」と叫んで
いました。コロンを失った事、自分をプリキュア
として認めてくれているブロッサム達をダーク
プリキュアが倒そうとしている事、いろいろな
出来事から、彼女はダークプリキュアと決着を
つけるのを望んだようにも感じられます。

 そこからは、1対1の激しい戦いが繰り広げ
られていますね。キュアムーンライトの
「フローラルパワーフォルテシモ」、ダーク
プリキュアの「ダークパワーフォルテシモ」、
この2つの技はどちらも自分自身の体を光と
一体化させ、相手にぶつかっていくというもの。
正に肉弾戦です。この時の2人には、もう相手
しか見えていなかったのではないでしょうか。

 そこまで気持ちが動いてしまうのは、、、相手が
憎いから? それはあるかもしれません。相手
さえいなければ自分の希望が叶えられていたかも
しれないのに、と思うと、相手をどこか遠くへ
追いやってしまいたいと考える事もあるでしょう。
 けれどそれ以上に、2人が離れられない関係に
あると感じているらしい事の方が、重要なように
思えます。ムーンライトはまだあまり理解できて
いないようですが、ダークプリキュアの方は、
以前からはっきりと、自分と相手との関係を
意識しているみたいです。
 「光と影」、「お前は私だ」など、彼女は自分と
相手との浅くない因縁を語っています。この
エピソードでも、戦いの最中に意味深な言葉を
残していますね。
 その言葉が本当に意味するのが何なのかは、
これから描かれていくのでしょう。今はまだ、
真実がどこにあるのかはわかりませんけれど、
でも言葉の雰囲気からは、どちらかが生き残り、
どちらかは消えていく、そんな瞬間がやって来る
ような気がします。

 どちらが残るのかは、物語としては重要なの
でしょう。場合によってはプリキュアのメンバー
構成だって変わってしまうでしょうし、、、。
けれどそれより、キュアムーンライトとダーク
プリキュアがどういう気持ちになるのかが、
2人にとってはとても意味のあるものになる
ように思います。
 離れられない2人が1つになる。「あなた」と
「私」が同じものになる。どちらが主でも従でも
ない状態になった時、初めて彼女達はお互いを
理解できるのでは、なんて考えたりもします。
見た目やしている事は大きく違っていても、
彼女達が深い部分ではつながっているのだ、と、
どうしようもないぐらいはっきり知らされるの
では。つぼみとえりかとはまた別の「ふたり」の
関係が、そこにはあるのかもしれません。

 一つの戦いが終わり、ゆりはつぼみ達の仲間
として生きていく決意を固めたようです。
つぼみ達の方は、それはもう最初からウェルカム
だったでしょうから、ゆりと一緒にいられるのは
嬉しいでしょうね。
 ゆりも胸の中では喜びをかみしめているの
でしょう。けれどすぐに打ち解けて皆とふれあい
まくるのはさすがに恥ずかしいのでしょうか、
表情がまだちょっと固いっぽいですね。学園祭の
ファッションショーの話題が出ていた時も、
動きがちょっとぎこちなくなっていました。
 まあ中学生の部活の中に高校生が混じるのは、
(ももかと一緒にやるとしても)やや照れがある
とも思えます。けれど、つぼみとえりかといつきは
仲間ですから、学年が違っていたとしても
これから仲良くやっていく事はできるはず。
いつきがつぼみやえりかと親密になれたように、
ゆりも3人と親しくおつきあいできるように
なると良いですね。
 本編の最後の方で、つぼみとえりかがゆりを
引っ張っていく場面がありました。その姿は、
物語の最初の頃、つぼみと、彼女をぐいぐい
リードするえりかの様子を思い出させます。
先が見えずに立ち止まっている人には手を
差し伸べ、皆で明るく前へ進んでいく、という
関係が、この作品では大きく取り上げられて
いるのかもしれません。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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