コミック百合姫 新規作家の参加予定? 他
さりげなく作家の方のお名前が出ていますね。
この雰囲気だと百合作品を書いてもらえそうな
感じではありますが、それは実現するでしょうか?
実現するとしても掲載先はいろいろありますから、
どういう形で見られるようになるのかも知りたい
部分ですね。
発行一迅社、コミック百合姫の編集部ブログが
更新されています。その記事の中では、この前
発売された百合姫コミックス4冊の写真が掲載
されています。文章には、「むげんのみなもに」
第1巻のキャッチコピーについて、解説が載って
います。本を送り出す側としても、いろいろな
意味を込めて装丁しているのでしょうね。
そしてもう一つの写真には、女の子2人を
描いたラフイラストが写っています。夏服を着た
高校生、という感じですね。描かれたのは
KUJIRAさんだそうです。
KUJIRAさんというと、「コミックハイ!」などに
連載された「GIRL×GIRL×BOY -乙女の祈り-」を
描かれた方ですね。この作品は、風花と利理と
一太、2人の女の子と1人の男の子の間での
恋愛模様を描く物語、といった感じでしょうか。
百合的には希望のあるまとまり方になっていた
気がします。
その他、松文館から発行されていた作品が
一迅社から改めて発行されていた事もあります。
ちなみにそちらの4作品(「なんどもなんども
恋をする」、「もどかしき恋の日々」、「セカンド
ストリップ」、「群青世界」)は百合作品ではない
ようです。
そういった事があったため、KUJIRAさんが
一迅社で何か描かれるのかも、という予想も
ちょっとありました。記事の中では「打ち合わせ」
と書かれているので、もしかしたら百合姫
関係で何か百合作品を描かれる、とか? 気に
なる所ですね。
百合姫では、「~S」はもう発行されていません
けれど、百合姫は今度から隔月刊化されますし、
他にも「~Wildrose」のようなアンソロジーや、
携帯サイト、それに「百合姫ONLINE(仮)」も
あります。どこにどういう形で掲載されるのか
という所もポイントなのではないでしょうか。
それから、同じ記事ではTwitterについても
書かれています。百合姫の編集長のりっちいさん
こと中村成太郎さんと、編集者のノラさんが
それぞれアカウントを取得して使っていらっしゃる
ようです。百合姫の新しい情報が、ブログ以外
からも入手できるかもしれませんね。
ちょっと気になったのは、タイトルの名前、、、。
それぞれの名前の後ろに「@百合姫+gateau」と
表示されています。という事は百合姫だけでなく
「gateau」の情報も取り扱う、のかな? あちらは
男の子同士の物語の携帯配信ですからある意味
近いとは言えそうですね。(アカウント名の方は
「~yurihime」という形になっているので、百合
関係がメインになるのかもしれません。)
ブログの方も最近更新頻度が少し高まってきて
いるようです。来月からは百合姫の隔月刊が
始まりますし、これからもいろいろ情報発信
されていくようになると良いかもです。
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コメント
「GIRL×GIRL×BOY -乙女の祈り-」は、
結局男女モノ、あるいはハーレムモノみたいな展開に
シフトしていくんだろうな…
という大変失礼なイメージを抱いてしまい、
それ以降未チェックでした。
BLの方は全く食指は動かないのですが、特に嫌悪感もないので
極端な話、個人的には両方載ってる雑誌なんかもアリです。
BL作品と百合作品で完全に名前を変えて描いてる作家さんもいますが、
二つの世界はもうちょっと歩み寄ってもいいのかなと思います。
投稿: greenfiddler | 2010年10月23日 (土) 22時32分
「GIRL×GIRL×BOY~」については、私も全く同じ
イメージを持っていました。ストーリーがどんな
結末になるのか確かめておこうと思って読み続けて
いた所、後半になって急展開があり、何とか(?)
百合な感じに。コミックスのあとがきによると、
作者の方もいろいろ考えながらストーリーを
練っていらっしゃったようです。
BL作品と百合作品、どちらも描かれている
作家の方は割といらっしゃるようですね。
そのためその作家さんのファンの人はどちらの
ジャンルの作品も読んでいる、という事もある
みたいですね。その意味では2つのジャンルが
共存できる環境も求められているのかもです。
投稿: ギンガム | 2010年10月24日 (日) 22時28分
買って読みました「GIRL×GIRL×BOY~」。
個人的には結構好みの作品でした。
珍しく(?)男性キャラにもそこそこ好感が持てました。
ただやっぱ急展開すぎましたね。
利理の独白や心理描写が少なかったため、
どんなキャラだったのか、どんな想いを抱えていたのか等
いまいち伝わってこない感がありました。
そのへん、風花の想いに見合うだけのものが欲しかったです。
単行本2巻分くらいの長さがあったら良かったのでは、
と思いました。
なんにせよKUJIRAさんのこれからに期待です。
投稿: greenfiddler | 2010年11月 6日 (土) 22時49分
読まれましたか。なかなかいいですよね。
おっしゃるとおり利理の気持ちの移り変わりが
あまり表現されていない感じがあって、もう少し
詳しく描いてもらいたい所です。確かに2巻ぐらい
かけてじっくり見てみたいかもですね。
投稿: ギンガム | 2010年11月 7日 (日) 21時19分