マリア様がみてる 映画版の記念CMとマナーCMに声優の方達が参加されています

　これまで原作小説がドラマCDになったりアニメに
なったりする中で、声優の方達の声がキャラの
イメージに彩りを与えていました。今度の映画
では担当される方が違っているわけですが、
こんな風にコラボしているのを見るのはちょっと
面白いですね。この他、映画公開初日には
舞台挨拶の予定もあるそうです。

　発行集英社、コバルト文庫の、今野緒雪さん作、
ひびき玲音さんイラストによる「マリア様がみてる」
は、実写による映画が11/6から公開スタート
します。その映画公開を記念したFlashアニメCMが
公式サイトで配信されています。
　今は２本の映像が見られるようになって
います。どちらも祐巳と祥子が登場して会話
する形式のようですね。２人のイメージは、
原作小説のイラストに近い雰囲気でしょうか。
絵の一部が動くことで体の動作を表す、Flash
アニメと呼ばれる形式でアクションしています。
２人は映画について話し合っているのですが、
それぞれの声は、、、祐巳を植田佳奈さんが、
祥子を伊藤美紀さんが担当されています。
この配役は、ドラマCDやアニメと同じですね。

　この作品の実写映画版が発表されてから
これまでの間、ドラマCD＆アニメ版とのコラボ
ってあまりなかったような気がします。アニメの
公式サイトにも映画についての事は書かれて
いなかったみたいですし。
　制作を担当する会社が別だからこんな風に
なっているのかな、という感じもありました。
でも同じ作品でもあり、こういった連携が
実現されているのでしょうね。

　２本のCMでは、祐巳と祥子が実写映画化を
喜んでいる姿が、ちょっとコミカルに描かれて
います。祐巳はもう天にも昇るような気持ち
らしいですね。また、今野さんの書き下ろし
小説付き特別鑑賞券についての紹介を、テレビ
ショッピング風に行っていたりもします。

（原作の２人とは少しキャラが違う感じに
なっていますね。この雰囲気を見ていて、少し
思い出したものが、、、。
　それは、アニメの第１シーズンの次回予告の
ナレーションです。アニメの本編ではシリアス
な物語が描かれていても、予告になると
ナレーションがコミカルになって、ギャグが
入ったりサスペンス風になったり、ラップ調の
次回予告もありました。
　この時思ったのは、本編とのバランスを
とろうとしているのかな、という事でした。
百合があまり広まっていない状況では、祐巳と祥子
のような関係をアニメで描くのが珍しかったと
思われます。本編中では２人の女の子が真剣に
交際したり、特別親しい先輩を「お姉様」と
呼んでいたり、慣れない人にはよくわからない
状況だったかもしれません。あまりシリアスに
なりすぎないように、という配慮があったのかも、
という気もします。
　そう考えて今度のCMを見ると、もしかしたら
百合に慣れていない人にも親しめるチャンスを
提供しているのかな、なんて思ったりもします。
まあ本当の所はよくわからないですね。）

　この２本のCM映像の他にも、「マナーCM」という
ものが予定されているようです。公式サイトでは
配信されていませんけれど、劇場で本編が始まる
前に上映されるらしいです。紹介ページに
載せられている画像を見た感じでは、こちらも
ちょっと笑える内容になっているみたいですね。

　さてその上映開始は、11/6の予定ですが、
当日は舞台挨拶が予定されているそうです。
どなたが参加されるのかはちょっとわかりません
けれど、映画のキャストやスタッフの方達が
顔を見せるのでしょうね。チケットぴあなど
では舞台挨拶を見られるチケットの予約を
受け付けているようです。場合によっては抽選
などもあるみたいです。詳しくは発売情報の
ページを見てみてください。