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2010年9月 9日 (木)

けいおん!! 第23話

 今この時になっても、唯達は次々に新しい
発見をしているようです。今までに見つけて
きたものや経験した事と合わせると、とても
たくさんの時間を一緒に過ごしてきている、
と言えそうです。でも彼女達はそれでもまだ
足りないと思っているような? この後彼女達
は何を目指していくのでしょうね。

 テレビアニメ「けいおん!!」、第23話
放課後!」です。
 家でテレビを眺めながら、唯は制服にアイロンを
かけている。明日に控えている卒業式に向けての
準備だ。そこへ律から電話がかかってきた。相手の
提案を聞いた唯は、大喜びで賛成する。一方、
学校で休み時間に梓と純と一緒にいた憂は、姉の
唯にメールを送ろうとしていた。その時、梓は
窓の外に、走ってくる人影を見つけた。

 唯、澪、紬は、律のアイディアにそろって
賛成していたみたいですね。皆何となくでは
あっても考えていた事は同じだったのでしょう。
律は具体的なプランを持っていなかったらしい
ですけど、それでもかまわなかったようです。
皆で一緒にいられる事、それが彼女達にとっては
もう普通になっているのでは。
 けれど皆、集まる場所にはこだわりがあったの
かも。やはり軽音部とくればここしかない、と
思ったのでしょうね。

 今まで3年もの間、放課後はずっと入り浸って
いたはずの音楽室ですが、唯達はまだ離れがたい
気持ちを抱いているのでしょうか。彼女達にはもう
し残した事なんてないようにも思えたのですけれど、
愛着みたいなものが、卒業式直前のこの時期に
なっても、彼女達の足をついこの場所へ向かわせて
しまうのかもですね。

 とはいえ意外と、新しい発見がまだあるらしく。
部室、購買、生徒会室と、それぞれで新鮮な驚きを
感じています。(ところで生徒会室で3人があちこち
見て回っているのに、澪だけが和のそばにずっと
立っていたのが面白かったかもです。澪にとっては、
和は、常識の通じる頼れる人、みたいなイメージが
ずっとあった、みたいな所なのでしょうか。)

 梓の方はというと、朝に唯を見かけた時は既に、
先輩達が何かやっているとわかったのでしょうね。
その後物陰で様子をうかがっている唯達を
見つけた時は、「やっぱり」みたいに感じていた
かも。
 ここでの会話では、梓は唯達に対してちょっと
冷たいぐらいの応対をしています。でもこれは、
先輩達に呆れたというよりは、いつもの調子を
取り戻していた、と言えるのかもしれません。
 前回第22話の記事で、もしかしたら梓は
21話分悩んできたのかも、と書きました。
本当にそうかどうかはわかりませんけれど、でも
前回で彼女は、先輩達を笑顔で送り出したい、と
思えるようになったのかなという気がします。
 いったんそういう風に思えれば、後はもう
悩んだりせず以前と同じように振る舞えるの
かもです。唯や律も何となくそれを感じているの
でしょうか、梓への反応の仕方はいつも通りの
雰囲気です。

 ところでこの場面で、唯が梓に(いつもと同じ
ように)ほおずりをしていました。これについては
どうでしょう。スキンシップって、相手との会話や
表情を見る事以上に直接的な行為のように思えるの
ですよね。唯と梓が、お互いのほっぺたの柔らかさや
暖かさを惜しがったりしないか気になる所です。
次回辺りで彼女達2人の特別なふれあいとかが
あると良さそうです。

 同じ場面で純は、澪に向かって、ちょっと控えめ
ではありますが果敢にアタックしてますね。前回は
ちゃんとチョコも渡せましたし、もっとアピール
したい気持ちとかあるのでしょう。澪の反応は
やや勢いに押されているみたいです。澪の場合は
他の女の子達からもチョコをもらっていたぐらい
なのでこういうシチュエーションは何度も経験が
あったとも考えられます。でも純はよく知っている
女の子ですし、その子がいろいろしてくれるのを、
澪はちょっと特別な感じ方で見ているのでは。
純のアタックがこれきりなのかどうか、次回にも
あるのかという点は気になります。

 憂は、焦ったり落ち着かなかったりとかは特に
ないみたいですね。唯とは実の姉妹というつながりが
ありますし、これからも姉と一緒に暮らしていく
つもりはあるのでしょう(唯が行く大学って、
実家から通える所にある、のですよね?)。憂には
ともかく姉が一番みたいですが、姉のそばにいれば
律達との交流も続くでしょうから、今までの雰囲気
は保つ事ができそうです。そういうのもあって、
憂はいたずらにあたふたしたりはしていないのでは
ないでしょうか。

 唯達は、この3年間でいろいろな経験をしてきました。
特に、毎日のように想像もしない出来事に触れて
きたのは、前にも書いたかもしれませんけれど、
紬なのではないかなという気がします。
 他のメンバーの場合、ほとんどは最初から自分の
意志で軽音部に入ってきたように思えます。律と澪は
バンドをやろうとしてましたし、梓もギターを演奏
できる部活を探して軽音部にやって来ました。
唯は、最初音楽を志していたわけではないです
けれど、彼女の場合は部室では積極的に自分らしさ
を出して、周りを自分のペースに巻き込むぐらいの
勢いだったように思います。
 そこから考えると、紬は割と受け身で控えめに
感じられます。最初軽音部に顔を出したのは、合唱部
と間違えたからでしたし、時々お嬢様っぽい一般人
離れした言動をするものの、唯のように自分の方へ
皆を引きつけるまでの感じではないように思えます。

 そんな紬がよく口にしていたのは「私、初めてなの」、
「これ一度やってみたかったのよねぇ」といった言葉
だと思われます。彼女の中では、唯達と一緒にいる
時間すべてが新鮮で、彼女達となら何にでも挑戦
したい、とポジティブになれる貴重な存在なのでは
ないでしょうか。
 そういう彼女だからこそ、皆との思い出を、何とか
形に残そうと考えたのかもしれません。桜高に入学し、
あの音楽室の扉を開けた瞬間から始まった、どきどきの
高校生活は、彼女にとってとても大切なものだったの
でしょう。
 それともう一つ、結果的にではありますが、唯と
律と澪は、紬と同じ道を進む事になりました。自分が
選んだ進路を、皆も一緒に歩いてもらえるというのは、
紬には嬉しい驚きだったのでは、と思えます。

 5人がそろって演奏をしていた時、途中で一瞬だけ、
部室の中にいるのが梓とさわ子(とトンちゃん)だけに
なった時がありました。これは、、、卒業式の後の
桜高軽音部という未来を示していたようにも感じ
られます。唯達が卒業して、すぐに誰も入らなければ、
部室はこんな状況になってしまうのかも。その時
梓やさわ子はどうするのか気になります。が、
唯達にも、梓達にも、明るくて楽しい未来があると
信じたいですね。

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受信: 2010年9月11日 (土) 13時25分

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