百合ゲーム新タイトル「はなひらっ！」 リリース予定が発表されています他

　舞台は聖ミカエル女子学園、４人の女の子達の
仲良しで百合満載な、そして全年齢対象の
ゲームがリリースされます。あの甘い世界観を
より多くの人達が楽む事ができそうですね。
「その花びらにくちづけを」のキャラは出てきたり
するのかな？　また小説版も、ゲームのパッケージ
版と同時に頒布開始となるそうです。

　百合サークル「ふぐり屋」さんより、新しい
ゲームのリリース予定が発表されています。
タイトルは、「はなひらっ！」です。

　ふぐり屋さんといえば、百合ゲームのシリーズ
「その花びらにくちづけを」をリリースされて
いますね。この作品はアニメ化もされています。
このシリーズは年齢に制限があります。
　それも作品の一つの形ですけれど、一方で年齢に
制限のない作品へのご興味もあったそうです。
「お知らせ」の9/16付けのメッセージには、そういう
部分と、それからユーザーの方からの要望もあった
という事が紹介されています。
　そこで全年齢対応の作品を制作する事にしたの
だとか。なお、年齢に制限のある作品についても
変わらず制作されていくそうです。

（個人的にも、ふぐり屋さんの制作体制、
佐野晋一郎さんのシナリオとぺこさんの作画で
一般作品を見てみたい気がしていました。それと
ローカルな事で恐縮ですがこのブログでは年齢に
制限のある作品のレビューを控えていたので、この
新作は嬉しいですね。）

　さて「はなひらっ！」の物語の方は、、、。聖ミカエル
女子学園、通称ミカ女に通う羽村佳織（はねむらかおり）
は、クラスメイトで家もお隣さんの結城あまね
（ゆうきあまね）が大好き。けれど自分の気持ちを
素直に言えず悩む日々が続いているようです。
一方のあまねの方は、日頃から佳織に「大好き」と
言っては彼女に抱きついたりしているみたいです。
　という事で舞台はミカ女らしいですね。この
学園は「その花びらにくちづけを」の舞台でもあり、
制服のデザインも共通しています。とすると
あちらの作品ともつながりが出てきたりする
でしょうか。七海が顔を見せたり、とか？　まあ
その辺りは演出にもよるのでしょう。

　佳織はあまねに恋愛感情を抱いているようです。
またあまねの方も佳織に向かって愛情のある
言葉を言っていますし、ふれあいを求めたりも
するようです。それならもうカップル成立？　とも
思えてしまうのですけれど、そう簡単には
いかないみたいですね。
　佳織はなかなか自分の気持ちに素直になれない
みたいです。それに、彼女は、あまねが自分に
言ってくれる言葉がもしかしたら友情や親しみの
気持ちを表しているだけなのかも、と思って
いるのかもしれません。２人の気持ちが通じ
合えるかどうかが、物語の鍵になりそうです。
その辺りに甘い百合な展開がたくさんあると
良いですね。

　彼女達には、魚住小春（うおずみこはる）と
藤堂真琴（とうどうまこと）という友達がいる
らしいです。彼女達はこの作品ではメインという
わけではなさそうですけれど、それぞれ百合な
気持ちは持っているっぽいです。彼女達が
ヒロインとして大きくクローズアップされる
作品もこれから出てきたりするでしょうか。
そういう所にも期待したいです。

　キャラデザは「その花びらにくちづけを」と
同じくぺこさんが担当されています。とはいえ
あちらのキャラとはちょっと別の雰囲気も
ありますね。
　佳織、あまね、小春、真琴の４人とも、
七海や優菜と比べるとやや頭身が低いようにも
感じられます。もしかしたら年齢への制限の
あるなしをわかりやすくするために描き分けて
いる、といった事情があったりする？

　ゲームは、9/24にダウンロード版が、10/8に
パッケージ版が頒布会氏となるそうです。
この作品は、いろいろな意味でこれまでの
作品から変わった演出の仕方をしている感じが
します。でも共通しているのは、百合たっぷりな
所なのでは。作品紹介ページにあるイラスト
からも、そんな雰囲気が伝わってきます。
年齢の制限がなくなった事でプレイできる人も
増えるでしょうし、作品がより普及していくと
良さそうです。そしてその先、シリーズ化
されていくと素敵かも？

　それから、「はなひらっ！」の小説版も、
ゲームのパッケージ版と同じく10/8に頒布
開始されるそうです。こちらのタイトルは、
「はなひらっ！ 渚のかしまし娘たち」です。
夏休みを前にしてうきうきのあまねですけれど、
佳織はなぜか１人になりたがっているようで？
こちらの方でもどんなストーリーが繰り広げ
られていくのか、興味のある所です。