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2010年7月 9日 (金)

けいおん!! 第14話

 勇気を出して自分の「お願い」を打ち明けた紬。
彼女が今になってそうしようと思ったのは、
やはりこの所、唯達や律達のふれあいがより
親密になってきているからなのではないでしょうか。
紬にも、もっとそういうふれあいがたくさん
生まれると良いですね。それから、オープニング
とエンディングの曲が新しくなってますね。

 テレビアニメ「けいおん!!」、第14話
夏期講習!」です。
 澪と遊ぼうと思った律は電話をかけるが、
夏期講習直前であったため断られてしまう。
仕方なしに歩き出すと、紬がいるのを見つけた。
律は、急に声をかけて驚かしてやろうと後を追う
ものの、途中でふと見失ってしまう。どこへ
行ったか思案している律の背後から突然声がした。
びっくりして振り向いたその場所にいたのは、
紬だった。

 サブタイトルには「夏期講習」とあります
けれど、講習会だけでなくいろいろな場面が
描かれていますね。また紬と律、唯と和、憂と梓
のように物語の展開する場が幾つもあって、
それらがリズミカルに切り替わり結ばれていく
所のテンポが良くて、見ていて心地よい感じが
ありました。第1期ではこういうテンポの
エピソードが多かったようにも思いますし、
第2期でもこんな雰囲気のストーリーをもっと
見てみたいかもです。

 これまでなかなか進路を決められなかった
唯と律ですが、何とか絞り込めたみたいですね。
和達はそれでもちょっと心配そうにしています
が、このまま突き進んでいければ望む未来を
勝ち取れるのではないでしょうか。それに
唯の場合だと、以前のようにヤマが当たって
うまくいく、なんていう可能性も考えられそう。
その辺りのエピソードが本編中で描かれたり
すると面白いかもですね。

 さてこの話数でのメインは紬、です。彼女
って、これまで描かれてきた感じでは、ちょっと
世間知らずなお嬢様で、皆が普通にしている
事でもとても珍しがったりしていました。
それに唯達のスキンシップにも興味がある
らしく、ちょっとした事でも何かと想像を
巡らせたりもしていたようです。
 律の後ろに回り込んで驚かせるのも、彼女に
とっては新鮮な行為だったみたいです。律が
期待通りの反応をするのを見て満足げな表情を
見せていました。

 紬は、桜高に入るまでは、友達とふざけ
合ったり、学校帰りに寄り道して駄菓子を
買ったりなんて経験は全然した事がなかった
っぽいですね。とても規律正しく生活してきたの
でしょう。またその頃の彼女の友達も、彼女と
同じように真面目な人ばかりだったのかも
しれません。

 それが、軽音部に入って大きく変わった
ようです。1年生の時、合唱部に入るつもりで
音楽室に来たのが事の始まり。そこにいた
律と澪は、これまで自分がつきあってきた
どの同級生とも違う人だったらしいです。
 そしてこの時、彼女は重大な決断をしました。
彼女が今まで所属してきたどんな場所ともまるで
違うらしい軽音部に、彼女は入部してしまいます。
そうしたのは、軽音部がとても楽しい場所で、
自分もその仲間になりたい、と思ったからなの
でしょう。

 その後、彼女の期待通りに、部活では
思いもよらない楽しい出来事が毎日のように
起きているようです。唯も梓も個性的で、
彼女達を眺めているだけでも紬の胸は喜びと
笑いで満ちていったのかも。
 といいつつ意外と彼女自身も個性的ですよね。
律達を唖然とさせたり楽しませたり、何かと
話題を振りまいています。

 そしてここでは律へいきなりのお願いを、、、。
今まで過ごしてきた時間の中で、彼女は軽音部
の一員として仲間達とも打ち解け、自分で
やってみたいと思った事ならいろいろやって
きたはず(枕投げとか水着で机に寝そべるとか)。
でも、まだ踏み出せずにいた事があった
ようです。
 なぜ彼女はこの事だけためらっていたの
でしょうね。何でもありの軽音部のメンバー
でもさすがにこのお願いは突拍子もない
ものだと思った、とか。もしくは律と澪の絶妙な
間合いに割って入るのをためらった?

 紬の目からは、律と澪、唯と梓の関係は
とても素晴らしいものに見えていたのかも
しれません。いろいろな行為を通してお互いの
間にある絆を常に確かめている、みたいな。
 この2組のふれあいは、部活の中では特に
目立っていたのでしょう。それを考えると
自分は、、、と、紬は考えていたとも想像
されます。紬の感覚としては、自分だけ
他の人達と比べてふれあいが少ないように
感じられていたみたいです。
 律に言わせればそうでもないらしいのです
けれど、とにかく紬はもっとそういうふれあい
がほしかったようですね。「スキンシップ
大好きなのにぃ!」と叫ぶほどですし、彼女の
この気持ちに偽りはないのでしょう。
 紬の希望がかなえられるのか、そうなると
したらどのような形でなのか、という部分が
見所になりそうです。5人はこれまで相性も良く
仲良くやれてきていますので、ここでも
素敵な答えを見つけてくれるのではない
でしょうか。

 紬がメインという事で、「たくあん」の
エピソードが第1期に続いて描かれていました。
(ちなみに公式サイトの情報によると、商品
としても「ムギちゃんの眉毛」たくあんの
新パッケージ版が発売されているみたいですね。
10個まとめ買い(!)すると特典が付くらしい
です。)今度は紬が変形しちゃってますが、
あまり奇怪な形にならずに済んでいた演出は、
この作品らしさなのかもです。
 後は、ケーキを食べていて和がした事に
猛反発する唯とか、、、。和は特に意地悪した
とも思っていない感じでしたけど、あれを
されたらちょっと怒りたくなっちゃいますよね。
彼女達はつきあいは長いはずですし2人とも
相手のしそうな事はあらかじめわかりそうな
気もしますけれど、それでもこういうぶつかり
合いはあり得るのですね。
(それと、唯が自分の経験を訴えかける最初の
相手として選ばれたのは、やはり梓だった
ようです。唯にとっては、嬉しい事も悲しい事も
分け合いたい相手は彼女なのかもです。)
 他にも笑えるエピソードがいろいろ描かれて
いました。こういう展開は面白いですね。

 百合的にもポイントになる場面が多かった
ように思います。紬が律を手当てする場面
とかも、ちょっと気になる部分ではありますね。
 紬は律に、この日の出来事から自分が感じた
事を語っています。一つずつ言葉を確かめる
ような言い方のようにも聞こえます。紬としては、
律ををほめるつもりで言っていたのでしょう。
でも律にとっては嬉しいような嬉しくないような
恥ずかしいような。律は、これまで自分を
こういう風に表現する人に会った事がないの
かもですね。
 この言葉からは、紬が律を好ましい気持ちで
見ているのが伝わってくる気がします。律も、
正面から真面目にこの気持ちを伝えてられて
照れてしまったのかな、とも思えます。
 少し気になったのは、この事を話していた
時の紬の表情だったりします。この流れならば、
優しい笑顔を見せたりとか恥じらいで頬を染めたり
しながら語っても良さそうな雰囲気なのです
けれど、、、。何というかあまり表情らしい表情が
なかった感じなのですよね。紬自身だって
律の中にあるものに憧れを抱いたと思いますし、
たとえ女の子同士だとしてもその気持ちを大切
にしてもらいたいように感じます。この先
そんなエピソードがあると良いですね。

 、、、といった感じで、もう少し踏み込んで
表現してもらえたら、百合度的にももっと
高まっていけるのでは、とも思えます。そんな
話数を期待したい所ですね。
 ところで本編とは関係ないのですけれど、
CMで「ストライクウィッチーズ」のキャンペーン
が紹介されていました。どういうCMを流すのかは
スポンサーなどによって決まってくるのだと
思いますが、「けいおん!!」の枠で「ストライク
ウィッチーズ」のCMを流すのは、この2作品の
間に関連性があると判断したからなのでは、
という気がしたりします。この前は「絶対少女聖域
アムネシアン
」のCMも流されていましたし、
やはりスポンサー側もこの作品に百合テイストが
あると判断しているのでは、なんて考えて
しまいます。(そういえば「~アムネシアン」の
CMの時は、映された表紙画像の下の方がなぜか
うまい具合に隠されていました。色っぽいのを
見せないようにしていた?)

 それから忘れてならないのは、オープニングと
エンディングですね。この第14話から新しい
曲と映像が使われています。
 オープニング曲は「Utauyo!! MIRACLE」という
タイトルだそうで、唯がメインボーカルですね。
今度も「GO! GO! MANIAC」並みかそれ以上の
ハイテンションが楽しめるのではないでしょうか。
映像の中では、唯達が教室の一角に机を寄せ集めて
作った即席ステージで演奏しています。周りには
観客の生徒達がいて演奏を聴いています。どうも
ここは唯達のクラスらしいですね(という事は
この中では梓だけが2年生?)。
 プレゼントのようなリボンのついた包みを
マイク代わりにして、振り付きで唯は歌って
います。ノってきた生徒達もやがて一緒になって
飛び跳ねたり回ったりし始めます。ちょっと
はじけ方が少ないように思えたりするのです
けれど、、、やはり皆普段はおしとやかなお嬢様
だったりするのでしょうか。
 他の場面では、音楽室で唯達自己紹介したり
一緒にステップの練習(?)をしたりしています。
この辺りの映像は、微妙なぶれ方とかが何だか
自主制作映画っぽい雰囲気もありますね。
 後は、歌詞の中で「大好き、大好き」とある
部分に合わせて、軽音部メンバーが、さわ子や
和、憂、純に抱きついていきます。これは彼女達
なりの愛情表現なのでしょうね。
 また、演奏の途中で唯はとびっきりの笑顔を
見せています。この表情が原作コミックでの彼女の
表情を思い出させます。
 エンディング曲は「NO, Thank You!」という
タイトルで、澪がメインボーカルですね。
これまでもエンディング曲はミュージッククリップ
風でしたけれど、今度のもそんな雰囲気が漂って
います。スタッフコメントの7/7付け記事の中で
監督の言葉として、「いままでで一番かっこつけて
みました」と書かれています。映像的にもこった
感じになっていますね。
 澪達の制服の着崩し方とか、ジャンプしている
姿とかもなかなか決まってますね。雲が流れる
空が効果的に使われていて、そこに何かテーマが
ありそうです。また、歌詞でも、「今があるから
思い出なんていらない」といった事が歌われていて、
今を全力で進む彼女達の意志みたいなものが
聞き取れるようです。

・「けいおん!」レビューリストレビューセンター

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