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2010年6月20日 (日)

つぼみ Vol.6 その2

 「無限遠点」や「タンデムLOVER」はこれまでにも
掲載されている物語なので世界観はつかみやすいの
では。とはいえ読み切りの方でも、「はさみとゆび」を
はじめ、印象的な作品がありますね。女の子同士では
あっても、相手のために一生懸命になれる姿は素敵
なのではないでしょうか。

 発行芳文社による百合アンソロジー「つぼみ」の
Vol.6を見てみました。以前に別の記事でも書いて
いますので、よろしければそちらも見てみてください。

つぼみ Vol.6

 では前に書いたもの以外の作品について一部
ご紹介、、、。

(・作品名(作者名(敬称略)))

・無限遠点(関谷あさみ)
 朝永は最近京子と友達づきあいをするように
なった。一緒にいる時間が増えるほど、見ていた
だけの頃とは違う姿が見えてくる。朝永はその
事実を淡々と受け止めていた。
 たぶんまだ京子は、朝永がありすに思いを寄せて
いると思っているのですよね。何か二重の意味で
勘違いしているようでもありますけれど、彼女が
すべてを理解する日が来るのかどうか、、、。それと
朝永の京子へのこだわりもあまり強くないような。
彼女達はずっとこのままなのでしょうか。
 ところでこの2人は、Vol.4に掲載の「無限遠点」
から、女の子に恋心を抱く者同士として友達に
なったような関係、なのですよね。年4回刊だと、
2号前でも時間的には半年前になるので思い出すのが
大変だったり、、、。あらすじを付けるか、それとも
ここはやはり発行ペースを上げる、とか?

・はさみとゆび(犬上すくね)
 美容室で働く土屋が今日対応する最初の客は、
初めての来店である椿明里(つばきあかり)。初めて
なのに自分を指名してきた彼女に、土屋は見覚えが
あった。店の前をよく通っていた少女だった。
 明里は、女の子同士である事に引け目を感じながらも、
少しでも相手の事を知りたい、相手の好みの女性に
なりたいと、並大抵ではない決心をしていたの
でしょうね。土屋にとっては彼女の来店は前触れの
ない事だったのでしょう。けれど、店へ入ってきた
明里の姿に、何かを感じていたように見えます。

・タンデムLOVER #2(カサハラテツロー)
 パイロット養成学校の秀才、クガワは、勉強熱心で
いつも図書室に入り浸っている。そしてもう1人の秀才、
同じ学年のサナも図書室に通い詰めている。が、
2人はそこで言葉を交わした事はなかった。
 何も話し合ったりしなくても、同じ空間にいられる
だけでいい、とクガワは思っていたみたいですね。
そこから先に踏み出した時に何が起きるのか、
彼女はわかっていたみたいですけれど、これまでに
似たような経験をした事がある、のかな? でも
ずっとそのまま、というわけにはいかないのでしょう。

・レンアイマンガ 第1話(コダマナオコ)
 編集者の羽田(はだ)は、漫画家の黒井律の担当に
なり、期待に胸を膨らませていた。羽田は、地味だった
かつての自分を変えてくれた律の作品に憧れ、彼女の
担当になれるよう努力してきたのだ。
 律の作品に羽田が憧れていたのは本当の事で、たとえ
見た目がどうであっても、律の中には羽田が惹かれる
何かがあるのでしょうね。律の方は羽田をどう思って
いるのでしょうか。ところで「目をそらしてオドオド
しながら反抗」っていう所が面白いかも。それと、あの
タコヤキ似のお菓子は割とおいしいかもです。

・エンドレスルーム(藤が丘ユミチ)
 窓もないような地下のスイートルーム、そこを利用
する本日の客は、滝沢啓果(たきざわけいか)。自分の
肌を日焼けさせたがる奇妙な癖を持つという。彼女の
世話係として、林キミコが担当を任された。
 世間知らずに育てられてしまったらしい啓果は、自分
の行動が周りにどういう影響を与えているのかよく
わかっていなかったのかもしれませんね。キミコの方は
啓果に客以上の感情を抱くようになってしまったみたい
ですけれど、2人の間にあるものがうまくかみ合って
いくのかどうかが見所になりそうです。

・ダーリン・ダーリン 前編(縞野やえ)
 学生時代にあかねから告白され、マキは今彼女と
同棲していた。だが大手企業で働くあかねは最近仕事を
家に持ち込むようになり、なかなか相手をしてくれない。
マキにはそれが不満だった。
 仕事が恋敵、という状況はありそうです。女性同士で
生活している場合には、仕事の問題がより大きくなる
可能性はまだあるのでしょう。マキがあかねのために
できる事は、、、精一杯の愛情表現なのか、それとも
邪魔しないようにおとなしくしているだけ? ここは
ちょっと考えなきゃかもです。

・「つぼみ」レビューリストレビューセンター

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