マリア様がみてる 文庫版コミック第４巻が発売です

　一生懸命作ったチョコをバレンタインデーに
相手に渡し、デートの約束までしてもらえて、、、。
祐巳にとってはうきうきの日々なのでは
ないでしょうか。このコミックは新シリーズ
の連載も始まっていますし、来週には「映画原作」
の小説も発売されるなど動きは多いようです。

　発行集英社、コバルト文庫より、今野緒雪さん作、
ひびき玲音さんイラストによる「マリア様がみてる」の、
文庫版コミック第４巻が本日発売となっています。
作画担当は長沢智さんです。
（この文庫版コミックは、以前マーガレットコミックス
から発行されたものを判型を変えて再構成した
ものになっているようです。前のシリーズでは
全８巻のラインアップで、今度のものは全５巻の
予定らしいです。）

　先月発売された第３巻では、リリアン女学園の
バレンタインイベントの日までが描かれていました。
今度はその後、になるのでしょうね。黄薔薇、白薔薇の
つぼみ達のカードを見つけた２人がそれぞれ令、
志摩子との「半日デート」を、そして祐巳は祥子
とのデートを、という所が語られるのでしょう。

　第４巻の表紙には江利子が描かれています。
赤いリボンのついたテディベアに頬を寄せて微笑んで
いますね。いつもは淡々として面白くなさそうな
表情を見せている彼女ですが、何か嬉しくなる
ような出来事が起きるのでしょうか。

　この文庫版コミックは第５巻までが発売される
予定ですが、同じ長沢さんによる新しいシリーズが、
ザマーガレットで今月号より連載開始しています。
次号の８月号は6/24の発売予定、掲載されるのは、
「銀杏の中の桜」の後編だそうです。聖の卒業で
落ち込んでいた志摩子が、新入生の乃梨子と出会う
エピソードですね。前編も後編も５０ページずつ
の掲載らしく、たっぷりと物語を堪能できるの
でしょう。

　また、秋に予定されている実写映画版に関係する
と思われる「映画原作 マリア様がみてる」も、
6/25に発売予定です。こちらは原作の今野緒雪さん
が書かれるそうで、紹介されている表紙の感じ
からすると、映画からのカットなども見られるの
かもしれません。映画は秋の公開予定との事で、
こちらも興味のある所ですね。