マリア様がみてる 実写映画サイト公開＆一部キャストが発表されています

　サイトの方はまだ情報が少ないみたいですけれど、
こうして形になるとやはりちょっと感動的ですね。
主演のお２人は、何となく主人公に近い雰囲気が
あるように感じられます。お２人がどのような
演技を見せてくれるのか、どういう風に物語が
描かれていくのか、興味のある所です。

　発行集英社、コバルト文庫による、今野緒雪さん作、
ひびき玲音さんイラストによる「マリア様がみてる」
は、実写による映画化が集英社より発表されています。
その情報を紹介するサイトが公開されています。
　サイトのタイトルには「実写映画化決定！」と
書かれていて、ページの左上にも「速報」の文字が
あります。なので今は発表を伝えるのがメインに
なっているのかもしれませんね。とはいえ幾つか
情報も書かれていたりするようです。

　まずこのサイトを開くと、Flashを使った画像で、
白地に薄紅色の小さな花がちりばめられた背景が
見えます。やがて真ん中にゆっくりと文字が現れて
、、、。「ごきげんよう、お姉さま」と書いてあります。
やはりこの作品はこのフレーズが大切ですよね。
　その後ひびき玲音さんによるイラストで、
祐巳と祥子が向かい合っている姿が登場します。
祥子が祐巳のタイを直してあげています。これは、
朝のリリアン学園、マリア像の前での２人が初めて
ふれあう場面ですね。

　そして重要なのは２人のイラストのそばに書かれた
名前。祐巳と祥子のキャストが発表されています。
　祐巳役は、未来穂香（みきほのか）さんが担当される
そうです。穂香さんは、中学生向けのファッション
情報誌「ラブベリー」の専属モデルをつとめている
との事です。テレビ東京の中学生向けファッション
情報番組「ネクストプリンセス」にもレギュラーで
出演されているらしいです。
　祥子役は、波瑠（はる）さんが担当されるそうです。
波瑠さんはティーン向けファッション誌「セブンティーン」
の専属モデルだとか。西原理恵子さんの原作を映画化
した「女の子ものがたり」にも出演されています。また
ユニバーサルミュージックから歌手としても
デビューされているようです。

　お２人とも、それぞれ祐巳と祥子の雰囲気をうまく
引き出してくれそうな感じがしますね。穂香さんは
甘い雰囲気を持っていて、祐巳のようなそそっかしさ
は少ないようにも思えます。けれど、つぶらな瞳は、
いろいろな事に巻き込まれていく祐巳の表情をうまく
表していきそうです。
　波瑠さんは、はっきりとした目鼻立ち、口元が、
祥子のきっぱりとした物腰を表現していけそうな
感じです。髪とかはあまりいじらなくても祥子
らしさを出せるのではないでしょうか。
　私はお２人をよく存じ上げないのですけれど、
どのような演技を見せてくれるのかは気になる所
ですね。お２人はテレビ番組や映画に出演されて
いるそうなので、そちらで確かめる事ができるかも
しれません。

　映画全体としてどうなっていくのかは、他の
キャストやスタッフ、脚本や演出、ロケ地など
いろいろな要素が関係してくるため今の段階では
よくわかりません。けれど、穂香さんと波瑠さんの
雰囲気からは、祐巳と祥子をうまく演じてくれるの
では、という期待も感じられます。

　映画については今の所情報は限られているようです
が、このサイトで少しずつ発表されていくのでしょう。
そうなると作品の全体像がだんだんつかめてくるの
ではないでしょうか。
　またこのサイトでは今は原作小説やコミックなどの
話題も少し書かれています。原作を紹介する文章
としては、「累計発行部数５４０万部を誇る」とか、
「大人気ティーンズノベル」といった言葉が使われて
います。この書き方は、この前コバルトさろんの
Vol.44にもあったように思います。原作の人気の
高さを端的に書く事で、マリみてに初めてふれる
人にもわかりやすくしているのかもですね。
　この他、スピンオフ作品の新刊の情報や、携帯
サイトの案内とQRコードなども載せられています。
携帯サイトのアドレスは、PC用のものと同じみたい
です。
　それから、長沢智さん作画のコミックスの情報も
あります。集英社文庫コミック版として第１巻と
第２巻が4/16に発売される事は、コバルトさろんの
記事にもありました。そこで個人的に気になって
いたのがコミックスのその後なのですけれど、
どうやら連載再開されるようです、、、！　5/24
発売の「ザ・マーガレット」７月号から始まるらしい
です。前の連載では蓉子、聖、江利子の卒業までが
描かれていましたので、今度は瞳子や乃梨子が
入学してくる頃のストーリーから始まるのでしょうか。
こちらも楽しみです。