マリア様がみてる コミック版第１巻と第２巻が発売です＆実写版のキャスト募集情報他

　今度発行されるコミックが以前のシリーズと
どういう関係にあるのかはちょっと気になります。
新要素はあるのでしょうか？　それから、実写版
映画の方は、キャスト募集の情報がネット上に
掲載されています。ところでこの映画の製作元って、
以前ガールズラブのDVDもリリースしてますね。
今度の映画でも百合は期待できそう？

　発行集英社、コバルト文庫による、今野緒雪さん作、
ひびき玲音さんイラストによる「マリア様がみてる」
より、コミック版が本日発売となっています。作画
担当は長沢智さんで、第１巻と第２巻が同時リリースと
なります。
　長沢さんによるコミック版は、以前にもシリーズ化
されていました。「マーガレットコミックス」からの
発行で全８巻という構成でした。今度のは「集英社
文庫（コミック版）」としてのリリースになるとか。
この２つの間に違いがあるのかどうかが少し気に
なりますね。
　集英社のページに掲載されているイメージを
見ると、表紙は改めて描かれているようです。
新しく発行されるものは、より格調高い雰囲気に
なっているかも。
　内容は、第１巻は祐巳と祥子の初めてのふれあい
から、２人が姉妹の契りを結ぶまで、辺りが収録
されているでしょうか。一方の第２巻は、志摩子と
聖のエピソード、特に「いばらの森」みたいですね。
前シリーズでは第２巻は由乃と令の「黄薔薇革命」
がメインでしたから、構成が違っているようです。
エピソードの順番を入れ替えている、とか？
　なお、このシリーズは第３巻が5/18に発売される
予定となっているらしいです。これから続いていく
ようですね。
　それと、ザ・マーガレットでの連載も始まる
みたいです。5/24発売の７月号からスタートする
らしいです。こちらはもしかしたら、マーガレット
コミックス第８巻からの続き、でしょうか。
だとすると祐巳が２年生になり、瞳子や乃梨子が
入学してくる辺りから始まるのかもですね。

　それから、最近話題になっている実写映画化で、
女子高生役のキャストを一般から募集する予定が
あるそうです。月刊「De☆View」の５月号などでは
既に掲載されているらしく、今度はサイト上でも
情報開示が行われています。
　プロアマ不問で、書類審査と実技面接審査がある
みたいです。募集の終了は4/30だそうです。
　他の情報でも撮影はこれからとされているらしく、
まだ本格的に制作が始まっているわけではない
みたいですね。公開は秋の予定だそうで、それまでの
間に淡々と作り上げていくのかもですね。
　もしかしたらあまり大がかりな作り方にはならないの
かもしれません。けれどそれぐらいの方が原作が
持っているテイストを出しやすいのかも、なんて
思ったりもします。大きなプロジェクトになると
たくさんの人達に見てもらう必要があって、その分
設定やストーリーが突っ込んだ作りにしづらく
なってしまうのでは、なんて、、、。この作品の持つ
百合な雰囲気をたっぷりと楽しめる映画になって
いると良いですね。

　ところでこの映画の製作会社はジョリー・ロジャー
という所だそうです。これまでにも映画やビデオ、
舞台などを手がけてきているようです。そしてその
中にはガールズラブを扱った作品もあります。
　ドコモの動画サイト「男子禁制女子限定」で
配信されていた動画を再編集しロングバージョンに
した作品としてDVDがリリースされています。
タイトルはずばり「ＧＬ～小悪魔たちの誘惑～」
です。（なお、この作品は１５歳以上に年齢が
制限されています。）
　この作品は４話オムニバス構成で、とある高校を
舞台に４組の女の子達の恋愛模様が描かれています。
こういう作品をリリースしている会社で作られるの
であれば、百合テイストもたくさん期待できそう
でしょうか。

　本日発売のコミックの表紙は、以前のシリーズ
よりも落ち着いた色彩で描かれていて、ロザリオ
などのアイテムも原作らしさを強調している
ように見えます。この時期に発行されるなら映画
との関わりも強そうですし、映画の方もこのイラスト
のように格調高い、しっとりとした作品を目指すの
かもしれませんね。