マリア様がみてる 映画制作発表記者会見＆「映画原作」発刊の予定

　撮影はこれかららしいですけれど、こんな
風にキャストの方達が登場すると作品の雰囲気
が伝わってくるようです。会見の場所も厳かな
イメージのある所ですね。写真や動画で会見の
様子が伝えられています。
　それから、マリみての「映画原作」が発行される
らしいです。こちらはどんな小説なのでしょうか。

　発行集英社、コバルト文庫による、今野緒雪さん作、
ひびき玲音さんイラストによる「マリア様がみてる」
は、実写による映画化が発表されています。その
制作発表記者会見が4/26に行われたそうです。
　まんたんウェブやCINEMA TOPICS ONLINEなどの
記事によると、主要キャストが集まって会見が行われた
みたいですね。ちなみに場所は早稲田奉仕園の
スコットホールという所だそうです。講堂や多目的
ホールとして使える場所らしいです。
　それから、エンタージャムの記事では、会見の
模様が動画で配信されています。合計２５分ほどの
配信時間になっていて、会場の雰囲気などがより
伝わってくるかもしれません。

　ここで登壇されたのは、祐巳役の未来穂香さん、
祥子役の波瑠さんをはじめ、蓉子、聖、江利子、
令、由乃、そして蔦子の役を担当される方々です。
志摩子役の方はいらっしゃらなかったみたいですね。
（ご都合があるのか、あるいは選んでいる最中なの
かも？）
　全員が、作中で使うと思われるリリアン女学園の
制服姿で、入り口から入り中央の通路を通って
舞台へ上がられています。会場のホールは木造りが
メインのようで、白い壁に十字架がかけられ、壁際
にはパイプオルガンが置かれているようなたたずまいに
なっています。こういう中で濃い緑のセーラー服の
人達がたたずんでいるのを見ると、何となく小説の
世界観が見えてくるようです。

　キャストの方達は最初に順番に自己紹介をされて
います。波瑠さんと穂香さんがやはり最初ですが、
お２人とも（というか全員？）緊張されている
ようにも見えます。
　それでも波瑠さんのきりっとした視線や、穂香さん
の表情豊かなつぶらな瞳などは、それぞれ祥子、祐巳
っぽい感じがしますね。お２人がどういう演技を
されるのかはまだわかりませんけれど、主人公らしい
空気がある気がします。
　出演が決まった時の気持ちや、リリアンの制服に
ついての感想など、いろいろな言葉がキャストの
方達から出ています。また、原作の今野緒雪さん
からのコメントも読み上げられ、それを聞いて
意気込みも新たにされていたようです。
　会見の最後には、ヒット祈願の意味も込めて、
「フラワーシャワー」が行われていたようです。
これは花びらに見立てた紙吹雪をクラッカーで
飛ばす、というものらしいです。この作品らしい
華やかな感じになったかもですね。

　この作品は、会見の中で言われていた所では、
撮影はこれからみたいです。一般からのキャストの
募集（リリアンの生徒役でしょうか）も締め切りは
4/30（明日ですね）だそうなので、制作が本格的に
なるのはこれからなのでしょう。秋には全国ロード
ショーが予定されているとの事で、素敵な作品が
見られると良いですね。

　それと、原作小説の方でも映画に関係した動きが
あるようです。コバルト文庫の次回６月の新刊では、
「映画原作 マリア様がみてる」とされる本が発行
されるそうです。作者には今野緒雪さんのお名前が
あるため、映画でカバーされる部分を小説の形に
した、というものなのかもしれません。イラストの
欄に名前が書かれていない（普段ならひびき玲音さんの
お名前があったりしますね）所を見ると、もしかしたら
映画からの写真がカットとして使われる、とか？
まあその辺りはどうなるかわかりませんね。
　６月の新刊は通常6/1発売らしいですが、この
「映画原作」については6/25の発売となるそうです。
ザ・マーガレットの次号７月号からは長沢智さん
によるコミック連載も始まりますし（初回は５０
ページだそうです）、コミック、小説、映画と様々な
メディアで作品を楽しめるのではないでしょうか。