ささめきこと DVD第４巻が発売です

　気がつけば、考えているのはいつも汐の事
ばかり。そんな純夏の周りにも、きよりを
はじめ、朋絵やみやこという個性的な人々が
集まってきます。そしてここでは、正樹と
あずさの存在が扱われてきますね。その
影響で純夏と汐の関係が変わっていくのか
が見所なのかもです。

　テレビアニメ「ささめきこと」より、DVDの
第４巻が発売となっています。この巻に収録
されるのは、第７話「少年少女」と、第８話
「Ripple」です。
　第７話では、正樹の妹の万奈歌が登場し、
ちょっと強引に純夏と正樹とのデートを実行
させます。正樹は前から純夏を慕っていて、
女性ファッション誌で読モをするように
なったのも、元はといえば純夏が女の子を
愛している（具体的には汐を、なのですけど）
と知ったからだったりするのですよね。
　万奈歌にもそれは伝わっていて、そのために
このデートとなったようです。けれど、
純夏にはどうしても汐の事が頭から離れない
ようで、正樹本人の目の前で相手に気がない
素振りばかり見せているようです。それは
正樹も承知の上なのでしょうけれど、純夏が
デートにつきあっている、という状況は、
何だか正樹に対しても汐に対してもあまり
誠実な感じではないような感じもあります。
もし汐が、２人が一緒にいる現場を見たら、
誤解しちゃいそうですね。

　第８話では、百合な文学、特に「織野真紗香
（実は汐の兄です）とその作品」のファンの
あずさが登場します。彼女は自分と趣味の合う
人が周りにいなかったらしく、いつも１人で
ファン活動をしていたようです（ここまでの
話数でも少しずつ姿を見せる場面がありますが
だいたいいつも１人でいるみたいですね）。
それがふとしたきっかけで純夏が織野真紗香を
知っていると気づき（純夏は、ファンでは
なくても汐の兄なのである程度は知識があった
ようです）、急速に親近感を持つようになった
みたいです。
　あずさはいつしか純夏と一緒の夏を想像する
事が多くなり、その気持ちは同じファンとしての
ものを超えているような気がしてきて、、、といった
流れになります。彼女が本当に純夏に向かって
友情以上の気持ちを持ったのかどうかはあまり
詳しくは描かれていませんけれど、その辺りの
微妙な思いの揺れ動く様子が描かれているの
では。
　また、この後彼女の存在が汐にも少しずつ
影響を与えていくようです。が、その部分は
別のエピソードになっていますね。