つぼみ Vol.5が発売です

　創刊１周年で増ページ、また今号にも新しく
参加される作家の方達がいて、よりにぎやかに
なっている感じでしょうか。本誌の紹介ページの
方でも、表紙イメージ、試し読み、販促キット
といったものが公開されていくなど、いろいろ
企画されているようです。

　発行芳文社による百合コミックアンソロジー
「つぼみ」のVol.5が今日発売となっています。
　商品紹介のページによると、表紙は黒星紅白さん
が担当されているそうです。美術準備室のような
部屋に２人、片方の女の子が相手の娘をキス攻め
に、、、。額や頬など辺り構わず、って感じで、
されている方は拒んでいるような仕草も見せて
いますが、でも意外と照れてるのかも。
　本誌の表紙は、これまで発行されたものなどを
見ていると、裏表紙とセットになってちょっと
したストーリーを見せている場合が多かった
ように思います。今度のもそんな仕掛けになって
いたりするでしょうか。またそうだとしたら
どんな裏表紙なのか、興味のある所です。

　カラーの口絵イラストは小梅けいとさんが
担当されるそうです。このイラストについては、
ネットでは紹介されていないみたいですね。
小梅さんは他誌でも百合なイラストやコミックを
手がけたりしていらっしゃいますのでここでも
百合度の高い絵を描かれているのではない
でしょうか。

　そして内容の方は、、、ページ数が増えて
いるのが一つポイントですね。これまでは、
Vol.1からVol.4まで、ページ数は３０６ページで
ずっと変わらなかったのですけれど、今号は
３２ページ増えて３３８ページになっているそうです。
これからはこのページ数で続けていくのかな？
ボリュームアップしているのは読み応えが
出てきて良いかもですね。

　掲載作品は１４本、これはいつも１５本以上
あったのに比べると少なくなっている？　とすると
１本当たりのページ数は増えている、という事に
なりそうです。
　連載では、玄鉄絢さんの「星川銀座四丁目」や
吉富昭仁さんの「しまいずむ」が掲載されています。
そしてきづきあきらさんとサトウナンキさんによる
「エビスさんとホテイさん」は今号までの掲載
らしく。前回、真代への自分の気持ちに気づいて
しまったちづるは、どんな行動をとるのでしょうか。
気づいてから１話だけでクライマックスへ、
というのはちょっともったいない(?)気もします
けれど、ちづると真代には良い関係になって
もらいたいですね。それと、このストーリーって、
単行本になる予定などあるのでしょうか？　連載
本数は少なめな感じですけれど、何か形になると
良さそうです。
　後は、ナヲコさんの「プライベートレッスン」は、
Vol.3の掲載に続いて第２話となるようです。他を
見ると、関谷あさみさんの「ロッシェの限界」や、
大朋めがねさんの「ひみつ。」などは、連載では
ないかもしれませんけれど、これまでに掲載された
作品からストーリーが続いているかもしれません。
（それから、森永みるくさんの連載は、Vol.5には
載っていないみたいですね、、、。）

　各作品については、「お試し読み」として一部が
掲載されています。２ページずつではあります
けれど、全作品が網羅されているので本誌全体の
雰囲気を確かめられそうです。

　後は、「販促キット」というものも用意されて
います。書店で商品と一緒に置いておくPOPに
使えるものですね。もしかしたらショップに行った
時にこれを見かけるチャンスがあるかも？

　本誌の紹介ページは、Vol.4発行の辺りに、
既刊分もまとめて作られました。今度のVol.5では、
発売日の前からページが制作されたり、「お試し読み」
ができるようになるなどサービスが進んでいる
ような。紹介ページへのリンクも、「まんがタイム
きららWeb」のトップページの一番上の方に張って
あったりしますね。百合オンリーの本がプッシュ
されるのは素敵かもです。