コミック百合姫 Vol.18 その3
連載再開で増ページの作品や、2話同時掲載の
作品など、読み応えのあるものが多く掲載されて
います。特集記事の方も、コミック、小説、映画、
アニメといろいろなジャンルのものが紹介されて
いて参考になりそうです。
発行一迅社、コミック百合姫Vol.18を
見てみました。以前に別の記事でも書いています
ので、よろしければそちらも見てみてください。
・コミック百合姫Vol.18
・コミック百合姫Vol.18 その2
では前に書いたもの以外の作品について一部
ご紹介、、、。
(・作品名(作者名(敬称略)))
・ソルフェージュ~Sweet harmony~
Symphonie3 ~友情オブリガート~
(作画:さわななお、
原作:工画堂スタジオくろねこさんちーむ/
ガンホーワークス)
ゆうなとセッションした次の朝、かぐらは
少しだけ晴れやかな気持ちで学苑へと向かう。
すると偶然、前を歩いているすくねを見つけた。
ゆうなに元気づけてもらい、ちほに背中を
押してもらって、かぐらはすくねと向き合い
ます。勇気をくれる人達の存在も大切ですが、
思いを実行に移すのはやはり自分自身。かぐら
本人も成長しているのかもしれませんね。
けれどこのままでは何かボタンを掛け違えて
しまいそうで、、、この先が気になります。
ところで原作ゲームの第3弾「ソルフェージュ
~La finale~」は既に発売されていますね。
その後もスタッフブログ「桜立舎学苑 生徒会」は
更新されています。その中の記事で、新年の
挨拶や冬コミ77の報告と一緒に気になる
言葉がありました。それは「2010年は
百合年です!!」というもの。この作品は
第3弾が発売されて少し落ち着いてしまって
いるのかなと思ったのですけれど、こんな風に
書いてあるとちょっと嬉しいですね。今年も
何かこの作品(や他のものも含めて)の関係で
百合な企画がなどあるのかもしれません。
期待したい所です。
それと、、、スタッフブログのサイドバーに
ある「琴美さん」の部分もいろいろネタを
提供しているような。こちらもこれからどう
なるのか興味深いです。
・紅蓮紀 第9話(武若丸)
姉の茜は物言わぬ像に姿を変え、住んでいた
はずの家も廃墟と化していた。蘇芳は目の前の
現実を受け入れられず苦悩するばかりだった。
Vol.16からの連載再開、と同時に70ページ
以上の大ボリュームになっていますね。次々と
秘密が解き明かされていく中、蘇芳とクレアが
次にどんな行動をするのか気になります。エッダ
があまり活躍できていなかったみたいですけど、
やはりうららを大切にしないと、季鬼をはじめ
あちこちからつつかれてしまいそうです。
・それが君になる(袴田めら)
雨音は、学生時代に思いを寄せていた雪に
そっくりな少女を駅で見かけた。が、それが
なぜか一緒に食事をする事になってしまう。
「雪似の少女」って「この願いが叶うなら」の
陽だったんですね、気づくの遅すぎ、、、。陽に
ついては連載のまとまり方がちょっと、、、な感じ
だったため、今度の連載で百合な思いを感じて
いってもらいたいかもですね。雨音とは世代も
見えるものも違っていますけれど、どこかで
つながる気持ちはあるのではないでしょうか。
・水色シネマ chapter.4(乙ひより)
唯の付き人として東京まで出てきた多恵。
1人で付き添うよう頼まれて不安いっぱいの
彼女は、宿泊場所の唯のマンションに案内される。
ベッドの事で照れる唯の方は意識しまくり
みたいですけど、多恵は全然気づいてないっぽい
ですね。唯に迷惑をかけないようにと距離を
置いていた多恵の手を唯が引っぱって歩いた
ように、2人の距離が縮まると良さそうです。
が、何か波乱の予感もあるようで、、、多恵と
唯の関係はどうなっていくのでしょう?
・ヒメ・コイ 3rd、4th(マシュー正木)
恋の悩みを解決する「ヒメコイ部」に新たな
相談者、小梅がやって来た。彼女はなぜか
桜ではなくみどりに悩みを聞いてほしいという。
桜やみどりもそうなのですが相談者達も
それぞれテンションが高くて面白いですね。
学園全体の雰囲気も百合に寛容な雰囲気です。
みどりの気持ちは他の人にはばれているみたい
ですけど当の桜本人は気づいていないようです。
なので第3話の終わりの部分は、みどりには
ちょっと切なかったのかも。
・赤目エイドリアン(藤たまき)
エイドリアンはカメラマン志望だが、今は
いかがわしい写真撮影の現場で働く身。そしてその
現場には、キミという名のモデルがいた。
とても気になる人がいて、その人と自分が
もし同じ考えを持って同じ場所で働いている
なら、それは素敵な事なのかもしれませんね。
2人がこの後この場所を離れる事があったら、
彼女達にとってこの現場はどういう意味を持つの
でしょう。一瞬でも長居したくなかった場所
であり、甘い思い出の地になるのかも。
・特集記事「泣ける百合」
コミックや小説などたくさんのジャンルから、
涙を誘う百合作品を集めて紹介しています。
ページ数はそれほど多くありませんが多くの
作品の名前が解説入りで挙がっています。涙の
物語が人をいやす、という部分もありますね。
とはいえ個人的には百合ではハッピーエンドを
求めたかったり、、、。涙はあるけれど最後には
結ばれる、なんていうのも期待したい所です。
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