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2009年12月31日 (木)

2009年 百合の記憶と物語

 今年は百合テイストのある作品がたくさん
登場してきたように思います。ほんのりとした
女の子同士のふれあいを描くものから、百合な
恋愛感情が中心になっている物語などいろいろ
あって、調べていても楽しかったです。だんだん
ジャンルとしても形作られてきているのかも、
なんて期待してしまいます。

 今年も1年の間にはいろいろな事があったような
気がします。アニメやコミックなど多くの場所で
百合作品を見る機会が増えた感じですね。まだまだ
発展途中の分野だと思いますのでこれからも
ますます増えていってもらいたいかもです。
ではここで記事として書いた内容を中心に少し
ご紹介したいと思います。

・アニメ
 振り返ってみると百合テイストのある作品が
本当に多く制作されていたように思います。
レビューの記事を書くのも追いつかなくなる
ほどに、、、。女の子同士が築く親密さが、それだけ
注目されてきている、という事なのでしょう。
まあ作品によっては女の子達が楽しくわいわい
やっている日々が中心だったり、最後になぜか
あまりメインでなかった男の子においしい所を
持って行かれたりする作品もありましたけれど
、、、。そういう所からも、百合作品にはもっと
発展する余地があるのかなとも思えたりします。
 他には、きっちり女の子同士の恋愛を中心テーマ
にしている作品も制作されています。女の子を
愛してしまうヒロインの揺れる感情を詩的な映像
で描くものもあり、中には一般のアニメも含めた
ランキングで第1位に選ばれるものもありました。

◇テレビ放送、劇場公開、OVA

マリア様がみてる 4thシーズン(テレビ放送、1月~3月)
 元は去年の10月から放送開始予定だった
ものが、少し時期が変更になり、1月からの
放送となりました。祐巳と瞳子の関係、2人が
姉妹になるのかどうかクローズアップされる展開
でした。そのためか黄薔薇や白薔薇のエピソード
がかなりこぼれてしまっていて、それを補う
ようにWebラジオでドラマが配信されていました。

まりあ†ほりっく(テレビ放送、1月~3月)
 百合な恋愛を求めて学院へ編入してきたかな子
ですが、途中から百合妄想をするだけになって
しまっていたかもですね。しずとの間に何かが
起きそうな予感までが放送されていた感じでした。
1月からは再放送も予定されているそうです。

苺ましまろencore(OVA、1月3月
 女の子達のゆるい日常生活を描く「かわいいは正義!」
な作品もOVA第2期が制作されました。キャストの
皆さんの間では冗談めいて「次は劇場版」なんて事も
言われているみたいです。何かの形でまた
見られるようになると良いですね。

フレッシュプリキュア!(テレビ放送、2月~放送中)
 2期続いた前シリーズから、登場人物やその
デザインの雰囲気も変えて新しいシリーズが
始まりました。敵対する組織の幹部だったイース
が、ラブの愛情に胸を打たれ、様々な苦悩の
末にプリキュアとして目覚める展開が熱くもあり
また百合的にも良かった気がします。第7話
第15話第22話の「せつなとラブ」3部作(?)
や、「4人目のプリキュア」も話題になっていた
ようです。このブログの検索キーワードという
ものが10位まで集計されているのですが、
一時期ほとんど「プリキュア」、「4人目」関係の
言葉で埋め尽くされた時期がありました。

プリキュアオールスターズDX(劇場公開、3月)
 「ふたりはプリキュア」のなぎさとほのかから、
最新シリーズのラブ、美希、祈里まで(せつなは
この時まだプリキュアになっていませんでした)
14人が勢揃いするという豪華な作品ですね。
戦うヒロインがこれだけいるためバトル中心に
なってしまいがちですが、それぞれのキャラ
らしさは出ていたかもしれません。3月には
第2弾のロードショーが予定されています。

電脳コイル(再放送、4月~10月、11月~放送中)
 繰り返し放送されるのは人気があるからなの
でしょう。今はBS Hiでも放送されていて、物語を
高画質で楽しめるようになっています。作品の
SFな設定から生まれた企画「メタバグ探検ツアー
なども実施されています。小説版もこの1年で
3巻発売されて、ペースを確保しているみたい
です。

咲-Saki-(テレビ放送、4月~9月)
 「美少女」が登場する「部活」ものの「麻雀」アニメ、
といういろいろな面を持っていますが、中でも
登場する女の子達の百合なふれあいがあちこちで
たくさん描かれていて楽しめる内容ですね。
特に咲と和については、主人公らしく深い絆が
見られます。第25話なんてほとんど結婚式
みたいな雰囲気でした。
 また、「何切る?」や麻雀ゲームをネットで
提供したり、ネット麻雀「MJ4」などとのコラボ
企画もたくさんありました。DVDには本編映像
以外にピクチャードラマが収録されるといった
仕掛けもあります。
 個人的にちょっと嬉しかったのは、第24話
本編中で、別作品のヒロイン達のせりふが出て
きていた事だったりします。狙ったものなのか
どうかはよくわかりませんけれど、百合な2作品
のつながりが感じられて面白いです。

けいおん!(テレビ放送、4月~6月)
 私は全話を見ていたわけではなかったのです
が、けっこう百合度は高かったみたいですね。
高校生になっても手をつないで登校するほど
仲がいい唯と憂の姉妹。幼なじみの澪が他の子と
親しくしているのが気に入らなくてつい当たって
しまう律。女の子同士のふれあいに妙にときめき
を感じる紬。下級生の梓のかわいいしぐさに
たまらなくなってキスしそうになる唯など。
百合な恋愛そのものはなくても、そこに近い
雰囲気は多くあったのではないでしょうか。

うみものがたり~あなたがいてくれたコト~
(テレビ放送、6月~9月)
 出会った頃から空人(そらびと)の夏音に
「愛してる」と言い続けている海人(うみびと)の
マリン。夏音もついにはマリンへの気持ちに
素直になれるのですが、その後はなぜか元
ボーイフレンドの所へ、、、。マリンは、妹の
ウリンとも、つらい経験の後本当の愛情に
気づくのですけれど、その後の彼女達の描写が
ほとんどないためどんな風に生活しているのか
よくわからなかったりします。できれば
ラブラブであってもらいたいですね。

大正野球娘。(テレビ放送、7月~9月)
 女性への偏見を当然のように語って恥じ入りも
しない男子達に、自分達の存在を見せつける
ために乙女達が立ち上がります。力も弱い上に
野球のルールなど全く知らなかった彼女達が、
団結し自分達なりの工夫で目標へ向かって
いく姿は、勇ましく、また麗しくもあった気が
します。また彼女達の間で、同級生や上級生、
幼なじみなど、相手を慕う気持ちも描かれて
いて百合的にも期待できる展開でした。が、
最終的に小梅が向かった先は、、、。第12話
エンディング曲の後のカットがあった事で、
百合度がかなり下がってしまったように思えます。

かなめも(テレビ放送、7月~9月)
 ほのぼのしていて、ちょっと切なく、でも
笑える4コマ漫画の雰囲気がアニメでも再現
されていますね。主人公のかなを慕っている
(自分ではあまり気づいていないようですが
周りにはばればれみたいです)美華。この
2人の初々しさの他、ゆめとゆうきという百合
カップル、少女を愛してやまないはるかなど、
百合な要素は多いと言えそうです。

青い花(テレビ放送、7月~9月)
 原作コミックに少し演出が足されて、何となく
爽やかな雰囲気に仕上がっている感じですね。
女の胸の奥で渦巻いている気持ちを描く原作っぽい
ものも見てみたかった気もしますが、このアニメ
はこれで良いようにも思えますね。
 取り扱うエピソードの関係でふみの恋模様が
メインになっていたかもですが、最終的に
あきらとのつながりもちょっとだけ描かれて、
将来に希望を持たせる仕上がり、という所
でしょうか(Webドラマでもその辺が少し語られて
いました)。この感じだとどうしても次を期待
したくなってしまうのですけど、どうでしょうね。
 また、この作品は雑誌のランキングで1位を
とったりもしたようです。百合以外の作品も
たくさんある中でこれだけ評価されるのは、
百合の分野にとっても良い事なのでは。

とある科学の超電磁砲(テレビ放送、10月~放送中)
 原作コミックでは、「禁書目録」との関係も
あってなのか、大事な場面であちらの男子
キャラが入り込んでくる場面が多かった気が
します。このアニメでもそうなってしまうのかと
ちょっと心配だったのですけれど、(今の所)
そこまでにはなっていないみたいですね。
それによって、美琴と黒子の関係がよりきちんと
描かれ、また涙子の存在がクローズアップ
されて、飾利達とのつながりが感動的になって
いる気がします。放送はまだ続きますので、この
雰囲気をキープしていってもらいたいですね。

真・恋姫†無双(テレビ放送、10月~12月)
 今回のシリーズでは桃香(劉備)が登場し、
愛紗(関羽)達との旅を通じて強い絆を築いて
いっていますね。また第10話では、朱里(孔明)
と雛里(鳳統)、それぞれが相手を求める姿が
感動的に描かれていました。全体的に大人な
表現が含まれていたりするのはまあそれとしても、
たくさん登場する女の子達の友情以上の
結びつきをたくさん表現してもらえると良い
かもです。という事で、4月からは新シリーズ
がスタートするそうです。楽しみにしたいですね。

ささめきこと(テレビ放送、10月~12月)
 原作コミックでは、純夏が汐を思う百合な
感情がメインになっている他に、割とギャグな
テイストが強調されている感じがします。
アニメではその辺りが少し抑えめになっていて、
せりふの間合いや音楽からも、しっとりと
落ち着いた雰囲気が多めになっているかもですね。
純夏が男子っぽく汐の妄想を膨らませてしまう
所はあまり変わっていないかな、、、。アニメ
では原作第2巻辺りまでがカバーされていて、
百合的には麗しいまとまり方になっているかも
しれません。「汐のブログ」の携帯配信など、
アニメ以外の展開も多いようですね。

リリカルなのはA's(再放送、10月~12月)
 1月の劇場版公開を前に復習、という感じ
でしょうか。前シリーズではなのはとフェイト
が戦いを超えて結ばれる姿が描かれていて、
この「~A's」ではさらにはやてとの関係が
重要になってくるのですね。この3人は
「~StrikerS」で成長した姿を見せながらも
同じベッドに寝たり、と親密な関係になって
いるようです。

キディ・ガーランド(テレビ放送、10月~放送中)
 ESメンバーは2人で1組が原則。まだ見習いの
アスクールとク・フィーユも、2人で数々の
苦難を乗り越えていきます。そこに強い絆や、
この人こそが自分のパートナーだとお互いに思える
エピソードなどがたくさん描かれていくのを期待
したい所です。その点で言うと、「見習いの見習い」
ディアが現れたのは新しい展開とも言えそうです。
彼女も含めて百合な物語が描かれていくのも
面白いかもしれません。

ひだまりスケッチ×365 特別編(テレビ放送、10月)
 「~×365」のシリーズ放送からは1年が
たっていますけれど、彼女達の日常は変わらず
落ち着いていて暖かな雰囲気が出てますね。
ゆのと宮子、ヒロと沙英のつながりの強さも
安定しているようです。となると夏目がどんな
風にひだまり荘の住人達に関わっていくかが
気になる所ですよね。ゆの達が入学して1年が
過ぎたらしいこのエピソードでも、夏目は
沙英との関係を進展させられていない感じ
です。残るは後1年? 新入生達が入ってくる
第3期「~×☆☆☆(ほしみっつ)」では何かが
起きたりするのでしょうか。

 という感じでここに挙げたのは18作品、、、!
探せば他にもあるのかもしれません。百合度や
その取り扱いについては作品によっていろいろ
だとは思いますけれど、女の子同士の関係を
取り上げる作品が多くなっているのは良い
ですね。これからもたくさんの百合作品に
出会えるのを期待したいです。

◇DVD-BOX他

 DVD-BOXのリリースが多くなっているのは
アニメ全体の流れとも言えそうです。そんな
中でも百合的に重要な作品がBOX化されて
います。

-2月 ストロベリー・パニック
 全話収録の他、初回限定版に入っていた
特典映像もすべて収めたものになっています。
これでまたこの作品の新しいファンが増えると
良いですね。

-3月、6月 マリア様がみてる
1stシーズン2ndシーズン
 テレビシリーズとして放送されていた2期分が
BOX化されました。2つそろえれば2クール分
一気に楽しめるかも?

-5月 神無月の巫女
 この作品は制作されたのはかなり前ですけれど、
こうしてDVD-BOXがリリースされるのは、今でも
求められている物語だからなのでしょうね。この
発売を記念した特別映像のネット配信も行われて
います。

 他にも次のような作品のBOX化がありますね。

-6月 あずまんが大王
-11月 キディ・グレイド(ブルーレイBOX)
-12月 恋姫†無双(ブルーレイBOX)

 また、最初からDVDとブルーレイをリリースする
作品も出てきています。例えば「けいおん!」や
大正野球娘。」など。ブルーレイもだんだん主流に
なりつつあるのかもですね。

 もう一つ、まだ映像化はされていないのです
けれど、こういう作品もあります。

その花びらにくちづけを あなたと恋人つなぎ
 リリースはまだですが、今年発表があったため
挙げておきます。(なお、この作品は年齢に制限が
あります。)
 転校生の玲緒の面倒を見る麻衣でしたが、
なぜか相手に冷たくされている気がしていて
、、、。2人が本当の気持ちでふれあえるように
なるまでと、その後のラブラブなど見所は
いろいろありそうです。どの辺りが映像化
されるのでしょうね。なお、アニメ化記念で
ミニドラマ「玲緒麻衣だいありぃ」がネット配信
されています。

・コミック
 コミックの分野でも百合なシチュエーションを
扱う作品が多くなっているように感じます。
今年もいろいろなコミックが発行されていて私も
幾つか入手していました、、、が、本当にたくさん
あり、またここ的にアニメの方のレビューが
多くなってコミックの方をカバーするのが
追いつかなかったりするほどでした。まあでも
百合作品が多いという点では嬉しいと言えそう
ですね。

 また今年は新しいコミック誌やアンソロジーが
たくさん発行されていました。コミック百合姫
という百合作品の安定した供給元の他に、また
別の視点からコミックをリリースしていく場所が
増えるのは、読む側の選択肢が多くなるという
意味でも良いように思えます。
 ちなみに以前、百合なコミック誌とアンソロジー
がこれまでどんな風に発行されてきたのか、年表
っぽくまとめた事があります。割といろいろ
出ている感じでした。この後も各出版社から
発行されるようになると面白くなってくるかも
ですね。

◇コミック誌、アンソロジー他

-2月 つぼみ
 2月の創刊の後、3ヶ月ごとに安定して発行
されています。ページ数も毎回306ページと
なっていて、何というか安心感みたいなものも
ありますね。
 最初の頃はまんがタイムきららのサイトの
されています。ページ数も毎回306ページと
なっていて、何というか安心感みたいなものも
ありますね。
 最初の頃はまんがタイムきららのサイトの
新刊情報にも載らないほどマイナーな(?)位置づけ
でしたけれど、今は専用のページも作られ、また
そのページへのリンクがきららWebのトップページ
の最上段に張られていたりします。
 それとこの前ショップに行った時、入り口に
大きくこの雑誌のポスターが貼られていました。
だんだん注目されてきているのでしょうね。

-11月 comicリリィ Vol.1
 こちらはコミックアンソロジーとなっています。
作品のラインアップは、百合姫ともつぼみとも
またちょっと違う感じですね。Vol.2も年内発売
予定でしたけれど、少し延期されている、のかな?

-11月 百合少女
 こちらもコミックアンソロジーです。百合の
中でも甘くて柔らかな雰囲気の作品が多くなって
いるかもですね。絵柄的にもきれいなタッチの
ものが多く、楽しめました。こちらは続編の予定は
ない?

-10月 楽園 Le Paradis Tome 1
 百合オンリーではなく、掲載率で言えば25%、
といった所でしょうか。本誌発行の後、「Web増刊
という形でネット配信が行われて、そちらの方の
百合作品率は、47%となっています。この調子で(?)
次の「Tome 2」ではさらに比率を上げていって
もらいたいかもですね。

-5月 百合姫編集部ブログ開始
 ブログのスペースは2年ぐらい前にも用意されて
いたようですけれど、今年から本格的に始動した
みたいです。本誌の編集後記を見ていても、
スタッフが増えてきているようですし、ブログ
ならではの情報発信にも期待したいですね。
新刊の表紙画像や、制作中のラフ画、原画などが
掲載される事も多く、他では見られない情報が
楽しめそうです。

・ゲーム
 新しいビッグタイトルというよりは、これまで
人気のあったシリーズがハードを変えてリニューアル、
というパターンだったかもです。今年出たものも、
これから何かの形で続いていくと良さそうですね。

-5月 アオイシロ SuperLite版
 PS2版→PC版→PS2版という流れで、3回目の
製品化になっています。「姉妹作」のアカイイト
発売から5周年となっていて、長く親しまれて
いるタイトルですね。冬コミでも関連グッズが
販売されています。

-11月 ソルフェージュ~La finale~
 こちらはPC版→PSP版→PC版と製品化されていった
作品です。タイトルを見るとこの第3弾までなの
かな、なんて思ってしまうのですけれど、
スタッフの方の言葉ではこの先も何か考えて
いるみたいですし、期待したい所です。

・実写系
 実写で百合、というと、社会とのギャップが
大きく扱われたり、全体に百合度が低かったり
など、女性同士の恋愛感情をたっぷり表現する
ものがあまり多くない気がします。8月にDVDが
発売された「GL~小悪魔たちの誘惑~」は、携帯
配信のドラマが元になっている作品です。携帯配信
の場合、テレビ放送とかに比べて縛りがそれほど
強くないのか、割と自由に表現がされているみたい
ですね。そのおかげなのかどうかはわかりません
けれど、作中の女の子達(4話構成のオムニバスに
なっています)は学園内でいろいろな形の百合な
恋愛を見せています。こんな形で自由に恋愛感情を
表現していける実写作品が増えていってもらいたい
気がします。

・ネット企画
 アニメはテレビ放送やDVD、コミックは書籍で
発行、という形が今でも一般的ではありますが、
ネットを中心にした企画でも百合を楽しめるものは
ありますね。ネットならではの身軽さを生かした
作品、というのも流れの一つになるのかもしれません。

姫神の巫女
 「神無月の巫女」の原作、アニメ版のスタッフに
よって構築された物語です。非営利の活動だそうで、
これが即アニメや商業コミックなどにつながるわけ
ではないみたいですね。でも姫子と千歌音の物語を
作ってきた方達の描くストーリーですから、作品間の
つながりを楽しめるのではないでしょうか。ちなみに
本作ではヒロインの名前は媛子(ひめこ)と千華音
(ちかね)となっています。今の所「其の零」、「其の壱」、
「其の壱」の増補までが発表されていて、これからも
続くそうです。
 ここ的にも応援したいシリーズのため、去年行った
神無月の巫女の「短期集中レビュー」を神無月(10月)に
リバイバルさせてしまいました、、、。内容は同じ
なのですけど、まあ気持ちだけでも、という事で。

百合な投稿PV
 動画投稿サイトでは一般のクリエイターからも
たくさんの作品が寄せられています。中には百合
テイストたっぷりのものも多くあったりします。
その中の一部をピックアップしました。今年はアニメ
やコミックでも百合作品が多くなっていますので、
投稿作品でも割合が増えていくのではないかとちょっと
期待してしまいますね。

・イベント
 今年も百合なイベントはたくさん開催されている
みたいですね。特に「GirlsLoveFestival」は今年から
始まったもので、これからの発展を楽しみにしたい
です。

◇2月 GirlsLoveFestival1
◇9月 GirlsLoveFestival2
◇9月 Strawberry Sisters 5
◇11月 Maiden's Garden 4

 他にも「咲-Saki-」やマリみてのオンリーなど
行われているようです。

2000記事達成
 いきなりここでの事になってしまいますけれど
、、、9月に書き込み記事数が2000を超えました。
今年の初めぐらいには、2000になるのは年末
ぐらいなのでは、と予想していたのでこれは
ちょっと驚きでした。やはり百合な話題が多く
なっている事の表れなのでは、という気がします。

 といった感じで今年もいろいろありました。
来年も百合な話題がたくさん楽しめる年になると
良いですね。皆さんも良いお年をお迎えください。

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