GirlsLoveFestival2 入手品など その２

　他のイベントもいろいろ開催されています
けれど、やはり百合オンリーだとより安心できる
かもですね。次の開催もそれほど先ではないですし、
今度はどんな作品に出会えるのか、という所も
楽しみです。

　「少女恋愛作品ファンによるイベント」となる、
「GirlsLoveFestival」の第２弾に当たる
「GirlsLoveFestival2」は9/20に開催されました。
、、、というわけでそれからかなり時間がたって
しまい、また前回のご紹介からも間が開いちゃい
ました。どうもじっくり読んでいるとこうなって
しまって。それぐらい楽しい作品が多いのですよね。
以前書いた記事もありますのでよろしければ
見てみてください。

・GirlsLoveFestival2 入手品など

（凡例：タイトル（サークル名、ペンネーム）（敬称略、順不同））

・Campus（百合籠、緋倉乃亜）
　恵にとってつぐみは愛しい人。その気持ちを
隠さずに素直に相手へ伝えています。その表現が
あまりにも屈託なさすぎて、つぐみはあまり真剣
に受け止めていないみたいですね。家庭教師と
教え子、という関係もあるのでしょうけれど、恵が
本気を示したいと思っているのなら、このまま
突き進んでいけば答えは出るのかも。つぐみも
実は意外とまんざらでもなさそう？

・花咲きゆりっ娘物語 １、２（Bouquet Blanc、ななせ悠）
　百合好き女子の陽菜子と、彼女を愛してしまった
園子。百合作品のファンだからといって本人も
そういう恋愛をしたいと思っているかどうかは、
なかなか微妙ですよね。それに園子にしても、
自分の気持ちが友情とかとはちょっと違うものだ
と気づいたばかりで、誰にも相談できず悩んで
しまっています。この物語はまだ続くそうなので、
この後の展開も気になります。

・Hocus Pocus（オリコ、ふろいらいん）
　メリルは同じ寮の先輩、ユーリアにとても気に
入られてしまったようで、何かにつけてちょっかい
を出されているみたいですね。けれどユーリアが
メリルだけにそういう態度をとっているのかとか
どれぐらい本気でいるのかといった部分がまだ
はっきりしていないためなのでしょうか、メリルは
このまま前に進んでいいのかどうかちょっと不安に
なっているのかも？

・エンドレス・サマー（桜井家、北尾タキ、みとうかな）
　北尾タキさんの表題作では、大学生の栄が、ゼミ
で知り合った斉藤に昔の後輩の面影を重ねて、、、
という流れですね。彼女は本人とは違うわけです
けれど、そのつながりを軸にして、栄と、それに
斉藤の思いも少しずつ変化して、絡み合っていく
ようです。
　みとうかなさんの「Petit TACT」では、さつきと
架乃のほのぼのとした学園ストーリーが楽しめます。
彼女達にとっては、学校はいろいろな嬉しい事を
見つけられる素敵な場所みたいですね。タイミングは
合ったり合わなかったりしますが、いつも一緒に
いれば、だんだんうまくなっていくのでは。

・Private Talk（a pear tree、藤川梨子）
　「to YOU」に登場している稀美子と涼子のラブラブ
な日常、、、。並べてみるとおとなしそうに見える
涼子の方が、積極的にいつでもどこでも稀美子に
アタックしている所が、稀美子の反応も込みで
微笑ましいですね。とはいえ外ではおおっぴらに
いちゃつけない彼女達は、時々女の子同士の恋愛の
厳しさを実感しているようです。現実が変わらない
としても、２人には愛し合っていてもらいたいかも。

・ブランデンブルク（戯欺、ハセガワ）
　「青い花」より、ふみと恭己のデートをメインにした
内容ですね。普段からあまり表情が変わらない
ふみですが、デートの最中にも悩んだり緊張したり
で頭の中はいっぱいいっぱいになっているみたい
です。そんな状況を知っているのかどうか、恭己は
彼女にちょっかいを出していて。この時の２人には
そんな感覚が良かったのでしょうね。もう一つ、京子
を描いた１編も彼女の一途な気持ちが表れています。

・チャクラが全開ワルマチ満開（涼彩マテリアル、新和涼）
　「咲-Saki-」より美穂子と久のストーリーに
なっています。中学生大会を突然棄権した久の身に
起きた出来事と、その後再会した２人がどんな関係を
築いていくのか、といった辺りが描かれていますね。
常に他の人の事を考えている美穂子なのに久の事
だけはつい「上埜さん」と呼んでしまうのは、彼女が
出会いの時に感じたものをずっと大事にしている
から、なのでしょうね。