とある科学の超電磁砲 第４話

　新キャラ登場、ではありますが、まだ大きな
事件が起きたりするわけではなさそうです。
少しずつ伏線がはられていって、その内何かが
起きるのでしょう。その時でも、美琴達女の子
４人のチームワークや絆の強さを見てみたい
ですね。

　テレビアニメ「とある科学の超電磁砲（レールガン）」、
第４話「都市伝説」です。
　暗がりの中、携帯電話の明かりを頼りに重々しい
表情の涙子。美琴、黒子、飾利は固唾をのんで
耳をそばだてる。涙子が語り始めたのは、「学園都市」
で噂される都市伝説、「脱ぎ女」だった。

　都市伝説なんて根も葉もない噂、と相手に
しない美琴達ですが、美琴本人は今回その噂の
人物に遭遇してますね。しかも２人同時に、、、。
　というわけで当麻が本格的に(?)登場してきて
います。やっぱりどうしても美琴はこの人が
気になってしまうらしく、派手な能力戦が起きて
しまいました。
　美琴と黒子達の日常を描いていく中では、
そんなに何度も超能力を大きく描くのは難しい
ようです。寮での能力の使用も第２話で寮監に
封じられてしまいましたし（というかもともと
禁止だったようです）。春生も登場したばかり
なので、スペクタクルな場面が展開されるのは
もうちょっと先とも思われます。こういう場合
だと、美琴と当麻のバトルの視覚的な効果が
目立つのかも？
　原作コミックでは、美琴が当麻に出くわすと
ストーリーの流れが変わってしまう場合が
あったように思います。アニメではできるだけ
そちらではなく黒子や飾利、涙子と一緒に
行動してもらいたい所です。

　それにしても当麻、困っている人はきっちり
助ける性格なのかと思っていたのですけど、
あまりそうでもないみたいですね。春生が
見失った車を探すのを、何かうまく美琴に
押しつけていたような。このエピソードから、
当麻が行動する時に何を優先するのかが
何となく見えたかも？
　春生の方は、当麻に対する美琴の心情を
予想していました。美琴は思わず反応してました
けど、春生の予想は当たっていたのか、という
所が気になります。彼女は、研究に没頭している
ために、年頃の女の子の考え方をあまりよく
理解できないらしいのですよね。その彼女が
美琴について言う事なら、はずれている可能性が
高い、、、？　まあ答えは美琴の反応が物語って
いるようです。
　今回名前の出てきた「幻想御手（レベルアッパー）」
が具体的に姿を現し始めた時、美琴が黒子達
との絆を大切にして、第３話の時のような
コンビネーションで事件を解決していくなら、
４人の関係はより強くなっていくのかも
しれませんね。「とある少女たちの物語」を
描いていってもらいたい所です。（今回も４人
一緒になって怪談話で盛り上がるぐらいなので、
彼女達の仲はより深くなっているのでは、と
思います。）

　さて黒子は、美琴と同じように都市伝説を
信じていませんでしたが、だんだん雲行きが
怪しくなってきていますね。でももし美琴が、
「脱ぎ女」の噂通りになってしまったとしたら、
黒子にとっては割と嬉しい展開なのでは？
他の人に見られさえしなければ、黒子は
おいしい思いをできそうな気がするのです
けれど、どうも本人はそう思っていないみたい
です。
　黒子が考える愛しのお姉様、美琴のイメージ
は、そんなはしたないものではない、という
事なのかもしれませんね。美琴に向かって
いつも見境なく飛び込んで行っているように
見える彼女も、本当はその辺りはきちんと
考えているのかも。美琴に対する彼女の思いも、
欲望で埋め尽くされているわけではないの
でしょう。

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