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2009年10月 3日 (土)

かなめも 第13話

 かなの日常は、変わらないようにも見えます
けれど、変わっている部分もあるようです。
これからもたくさんの「はじめて」を経験しながら、
彼女は成長していくのでしょうね。そんな彼女と
美華の関係は進展するのでしょうか、、、。

 テレビアニメ「かなめも」、第13話
そして はじめての…」です。
 1人で自転車の練習をするかな。自分の苦手を
克服しようと思ったのは、咲妃が面接をすると
聞いてからだ。もし専売所に新人が入ってくるなら、
先輩としていろいろな事を教えてあげたい、かなは
そう思っていた。

 自転車に乗れない、犬が苦手、、、かなも何とか
しようとは思っているみたいですけれど、この
13話の間にあまり変化はなかったようです。
それでは何も進歩しないままの彼女だったかと
いうと、そうでもないですよね。
 唯一の肉親だった祖母を亡くして1人きりに
なってしまった彼女を、クラスメイトもいろいろ
心配してくれていますし、何より風新新聞専売所の
メンバーが迎え入れてくれました。彼女達の優しさ
に包まれながら、かな自身もそれに応えられる
人になりたいと思っています。かなはまだ自分が
未熟だと考えているようですけれど、誰が見て
いなくてもいつも前向きに努力する姿は素敵
なのではないでしょうか。

 今回百合的には、、、ゆめとゆうきに期待したい
所でしたけれど、いつもの彼女達らしいいちゃつき
は見られなかった感じですね。かなと美華に譲って
いた?
 ゆめとゆうきについては第11話「はじめての看病
でかなり激しいふれあいを見せていたらしいです
(「らしい」というのは、放送ではその部分が
かなりの時間にわたって伏せられていたため、、、。
DVDとかではちゃんと(?)流されたりするの
でしょうか?)

 かなと美華の仲も、変化しているようないない
ような。今回は謎の「ジョニー」や「遊園地デート」
などいろいろなキーワードで美華があたふた
させられていたみたいです。直ちゃんに踊らされて
いた感じもありますが、彼女の目からすれば、
美華はかなにぞっこんだという確信があったの
では、と思えます。
 確かに美華がかなの事で喜んだり悲しんだり
する姿は、単にかなと仲良しになりたい、という
気持ち以上のものを物語っている気がします。
友達としてかなの一番になるだけではなく、かなが
ボーイフレンドなんか作らずに自分とだけ一緒に
いてくれるようにと美華は願っているのかも
ですね。
 今の所美華本人にはあまり意識というか自覚は
ないみたいです。これが恋愛感情にまで育って
いくのかどうかは、これからの2人のつきあい方
にもよるのでしょう。
 かなは、美華に対して相手ほどの気持ちの入れ方
にはなっていない雰囲気です。とはいっても別に
美華が嫌いとかではなく、相手への特別な感情を
まだ意識していないのでしょう。
 公園でかなは美華の恥ずかしい姿を見つけて
少しイジるような言い方をしていました。が、
結局2人で似たような事を始めてしまい、、、。
こういう事をすんなりできてしまうのは、2人の
ものの考え方が意外と近いからなのでは。
 でもこのままでは普通にお友達の関係を続ける
だけになってしまいそうな気もします。少なくとも
美華がかなに対する自分の愛情を伝えられる
ような時が来ると良いかもですね。

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