とある科学の超電磁砲 第3話
外界から切り離された乙女の園は、飾利も
憧れる麗しい世界。ですが考えてみればここに
いる女生徒達は皆高レベルの能力者なのですよね。
そこへ飛び込もうとする省帆は、実はかなり
思い詰めていたのかも。
テレビアニメ「とある科学の超電磁砲(レールガン)」、
第3話「ねらわれた常盤台」です。
飾利と涙子は、「学舎の園」に向かっていた。
そこは、常盤台中学をはじめとしたお嬢様学校が
複数建ち並ぶ区域で、部外者の立ち入りは厳しく
制限されている。この日は飾利の望みに答える形で
美琴と黒子が常盤台へ招待していたのだ。入り口を
くぐった飾利と涙子は、外とは別世界のような
景色に感嘆の声を上げる。
常盤台中学ってこういう場所にあったんですね。
お嬢様学校だけあって周りの環境を特別なものに
したいという要望が保護者側からあったりするの
でしょう。
この区域では生徒は女子だけ、みたいです
(先生や店の店員とかも?)。そういう場所なら
百合なエピソードもあっても良さそうかも、、、。
今回はちょっと違った形ではありますが百合な
気持ちの芽生えがあったようです。この後も
「学舎の園」での女の子同士の関係などが取り上げ
られると良いですね。
でもこの区域が、単に乙女の園なだけではない
所がこの作品のおもしろさなのかも。生徒は
皆レベル3以上の能力者だそうで、秘められた
ポテンシャルは高そうです。まあ皆が皆美琴の
ように自分の能力を使って事件を解決する
(事件を巻き起こす?)人ではないのでしょう
けれど、それぞれの個性的な能力が発揮される
場面もあるのではないでしょうか。
飾利と涙子は、第2話で美琴と黒子の寮の部屋へ
遊びに来ていました。寮があるのは別の地区らしく、
常盤台は飾利達にとって初めての場所のようです。
飾利は相変わらずセレブなものに目がないようで。
でも涙子もあの場所の別世界ぶりには感激してますね。
結果的に服を濡らしてしまい、常盤台の制服を
借りる事に。飾利がとてもうらやましがって
ました。
これが事件の引き金になってしまうわけですが、
ここからの美琴達4人の行動力には素晴らしい
ものがありますね。黒子と飾利は風紀委員なため
こんな時どうしたらいいかは心得ているみたい
です。自分達の管轄区じゃなかったので使い慣れた
設備を用意はできませんでしたけれど、今手元に
あるものを臨機応変に使いこなしているようです。
美琴と涙子は風紀委員ではないため、黒子と
飾利をサポートする立場とも言えそうです。が、
美琴は正義感の強さから、事件にはすぐ飛び込んで
いくタイプみたいですし、涙子は事件の被害者
として犯人を突き止めようとしています。
4人で1人(しかもレベル2)を追い込むのは
比較的簡単だったのか、黒子や飾利は余裕を
見せている感じです。でもこの4人の鮮やかな
コンビネーションはなかなか良いですね。
これからもこの4人の団結で困難を解決していって
もらいたい所です。
そして省帆(みほ)にも、また活躍する場が
あると良いなという気がします。彼女がここへ
来たのは身勝手な思いからだったかもしれません。
それが一瞬にして吹き払われるような経験を、
彼女はしたようです。彼女の中に生まれた気持ちは
まだ幼いものかもしれませんけれど、ゆっくりと
でもかまわないので育てていってもらいたい
かもですね。
このアニメシリーズで、少し話数をおいてから
彼女には再登場してもらえると面白いのでは、
と思います。もちろん「お手紙」のやりとりも
ひっそりと進んでいて、涙子達と再会した時に
百合な感情を全開にさせる、とか。(物語本体とは
別のちょっとした場面としてでもかまいません
ので)そういうエピソードを見てみたいですね。
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