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2009年9月13日 (日)

咲-Saki- 第22話

 東から南へ、風が変わる、、、。その瞬間を
優希は直感的に覚ったようですが、気づいた
としても対抗する手だてが彼女には見つからない
みたいですね。咲達にも気の抜けない戦いは
続くのでしょう。

 テレビアニメ「咲-Saki-」、第22局「約束
です。
 1日目の上位者が対戦する個人戦2日目、
優希は前日の余勢を駆って勝ち抜けようとするが、
不得手な東南戦のルールと聞いて愕然とする。
全国出場枠が3人である個人戦に当たって、
久は、たとえ同校同士で対局する事になっても、
全力を尽くそうとメンバーに促す。

 東場に強い優希は、東南戦の場合前半で
どれだけ点を取っておけるかが勝利のポイントに
なるのでしょう。2日目はそれで乗り切るしか
なかった所へ、平滝高校の南浦数絵が現れて
しまいます。
 優希も最初に相手の特徴を理解していれば
まだ何とかなったのかもしれません。が、
実力を見せつけられたのは南場に入ってから。
こうなると優希は手の出しようがなくなって
しまうのでしょう。
 個人戦だけに参加している選手の未知な力を
見せつけられた形になってしまった優希。この
先は順位を落としていくだけなのでしょうか
、、、。それと、数絵がこれからどれだけ上位陣
に食い込んでいくのか(そして物語に関わって
いくのか)が気になります。

 南場に強い数絵に、ちょっと似ているのは、
桃子かもしれません。彼女が自分の「存在」を
消すには、強い相手ほど時間がかかるようで、
今回も南場にまで突入してからになって
いました。もし数絵と桃子が対局したら、他家を
巻き込んで激しい戦いになりそうな気も
しますね。
 その桃子が、今回の出番で対局した相手は、
団体戦の決勝でぶつかった龍門渕と、清澄。
智紀と久、そして咲です。この中で一番警戒
しなければならないのは、もちろん咲。その
考えは、実は他の人達も同じだったようです。
 仕掛けたのは、久でした。たとえ同じ清澄の
部員だったとしても、全力で対戦するという
彼女の意志は変わる事はありません。久にとって
最初で最後の公式戦では、咲との間に力量差を
感じていたとしても、相手も自分も持っている
力を出し尽くして戦う事が、彼女が勝利よりも
望んでいたものなのではないでしょうか。
 久の打ち方の変化に、智紀も桃子も気づき
ました。「魔物」とさえ呼べそうな咲の手を
封じるには、3人がかりでもやっとなの
でしょうね。

 、、、桃子がこの個人戦で望むものは、他の
選手達と同じ全国大会出場、なのでしょう。
けれど本当の願いは、それではないようです。
麻雀で勝ち続ける事以上に、ゆみのそばに
少しでも長くいられる事以上に、ゆみと、、、。
桃子は、なかなか答えをくれないゆみに自分を
認めてもらうために、必死だったのかも
しれません。
 回想場面で桃子は、ゆみに向かって、「大会が
終わったら、、、」と約束を持ちかけています。
これはつまり、大会が終わっても自分達の
つながりを消したくない、というサインなの
ですよね。
 これに対するゆみの答えは、、、だったわけ
ですけれど、この返事の仕方は、以前から
見ればずいぶん進歩したような気がします。
第18話で県予選2日前が回想として描かれた
時は、ゆみは桃子の言葉に即答できずに
いました。ためらうような相手の反応を見た
桃子も、ちょっと悲しい気持ちになって
しまったのかな、とも思えます。それが
第19話の決勝戦の後では、ゆみが進んで
桃子との関係に答えを出そうとしています。
が、今度は桃子の方が怖くなってしまったのか、
話題が中断されるような結果に。その次の
第20話では、鶴賀学園での生活に戻った
2人が、個人戦について話し合っています。
ゆみには勝つための作戦はなかったものの、
負けたくはない気持ちが彼女の胸に宿って
いたようです。勝つ事の意味は、公式戦を
戦い続ける事であり、桃子と一緒にいる事。
ゆみも、桃子の「存在」の大切さを確信し
始めているみたいですね。
 そして今回の回想場面にあった2人の
会話につながっていきます。この感じなら、
個人戦の後、彼女達は自信を持ってそれぞれ
の気持ちを相手に告げられるのではない
でしょうか。、、、こんな風に女の子同士の
思いがだんだん高まっていくのを見られるのは
良いですね。
(なお、今回の回想に出ていた海の場面に
ついては、どうも追加のエピソードがDVDで
紹介されるようです。DVDの特典となる
ピクチャードラマ」の内、第6巻に付属
予定のもので、この時の事が語られるみたい
です。ゆみと桃子に関係する話題が見られる、
かな?)

 そして、忘れてはならない咲と和。彼女達
も、お互いの「約束」を思い出す事で絆を
深めていっているようです。たとえ自分と
相手が対局する事になっても、全力を出す、
手加減しない、そういう姿勢で臨むのを、
和は咲に思い出させていたようです。
 和は、午前中までの咲の点数を見た瞬間、
咲に何が起きていたのかわかったみたい
ですね。また昔のような打ち方に戻って
しまいそうだった咲を、和は救い出していた
とも言えそうです。
 こんな風に、麻雀に関して誠実に取り組んで
対局しようとする同級生の女の子2人、というと、
何だか久と美穂子を思い出してしまいます。
あちらの2人の場合は、過去に一度だけ
対戦し、それから3年もたったこの大会で
再会しています。それでも前回のように
対局の中で思いを通わせている所が素敵
でした。
 咲と和の場合は、つい数ヶ月前に初めて
出会って、いろいろな苦難を乗り越え
ながら、今同じ気持ちで同じ学校のメンバー
として対戦に臨んでいます。久と美穂子とは
違う経験をしてきている彼女達ですが、
晴れやかな思いで相手と向き合えている
という点では、同じなのかもしれませんね。

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受信: 2009年9月25日 (金) 15時48分

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