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2009年8月19日 (水)

青い花 第7話

 あきらとのデート、恭己とのデート、、、。
言葉は同じでも、ふみにとって意味合いは違う
ようです。彼女が本当に求めているのはどちら
なのか、またどちらを選ぶのかが、彼女の
これからを左右しそうですね。

 テレビアニメ「青い花」、第7話「若葉のころ
です。
 演劇祭の後、あきらは、京子の許嫁の康が
運転する自動車で帰路についていた。京子は
窓の外を眺めながら、「嵐が丘」を終えた後に
泣いていたという恭己の事をぼんやりと思って
いた。

 今回は「杉本4姉妹」がそろいましたね。かなり
キャラが濃い(?)ような気がするのでアニメでは
どれぐらい登場するのか気になっていたのです
けれど、やはりふみと恭己の関係を語るには
この人達は欠かせないですね。
 声の感じは、和佐役の福井裕佳梨さんや
公理役の中原麻衣さんの声の出し方は個人的に
イメージに合っていたように思います。姿子役
の能登麻美子さんは少し意外だったかも?
姿子については、普段から張りのある、詮索好き
そうな雰囲気の声を想像していたのですけれど、
そういうのとは別の、長女っぽい達観した感覚
が出ていたかもです。
 杉本家での場面は、、、例によって原作とは少し
違っていますね。モデルになっている場所は
あそこまで広くなかったような。やっぱり
恭己はお嬢様なんですね。運転手の荻野(萩野
ではないようです)やお手伝いのおばあさん
(アニメでは名前が紹介されてませんでしたね)
も登場して豪華さをより高めていたのでは。

 そして会話の内容については。今回見る前
には、どれぐらいまで再現されるのか気に
なっていました。原作では割と突っ込んだ
内容になっていたもので。
 今回のエピソードでは、それがかなり再現
されていて良かったですね。当事者じゃない
人達から見れば、ふみと恭己の関係ってこんな
風に見えるのでしょうし。(それにしても、妹から
いきなりあんな事を告白されても動じない所が
さすが杉本家の姉妹(+母親)、なのでしょうね。)
 その代わりというか、姿子からふみへの
「質問」はアニメではありませんでした。主人公
に対してはあまり問いつめるような事はしない、
という演出なのかも?
 たぶん姿子や公理はもう少し出番がある
でしょうし、和佐の存在も恭己には影響が
あるでしょうから、彼女達の率直な考え方を
聞く場面はこの後もあるのではないでしょうか。
それによって、女子校という限られた場所
以外での、恭己やふみの立ち位置、みたいな
ものが見られるのでは、と思います。

 今回で言えば、学校では颯爽としている
恭己が、姉達の前では違う姿を見せている、
というのが特徴的だったかも。たぶん彼女は
小さい頃からずっとこうして杉本家で育って
きたのでしょうから、自分が何をすれば
どういう反応が返ってくるかぐらいは
何となくわかっているのでは、という気が
します。
 それでもわざわざふみを連れ出して姉達の
前で紹介するなんて、簡単には認めて
もらえないような事をなぜしたのか、、、。
この時の彼女には、ふみを通り越した別の
思いが働いていたのかも。

 それともう一つ原作とは違う描かれ方を
した場面は、ふみとあきらの横浜デート、
ですね。あきらの「横浜のおばさん」が登場
しなかった事で、藤が谷のネットワークの
広さや、世代を超えても愛され続けている
校風みたいなものを感じるチャンスが減って
しまったような、、、。まあこの辺りはいろいろ
あるのでしょう。
 それはそれとして、ふみとあきらは横浜を
楽しんでいたみたいですね。ランドマーク
タワーや中華街、赤レンガ倉庫など、元町や
みなとみらい地区を歩き回っていたようです。
 あきらは演劇祭の振り替えで休み、ふみの
方はさぼり、という事で平日のお出かけ
だったのですよね。休日に遊びに行くのとは
少し違った特別な感覚を2人は味わったの
ではないでしょうか。

 この「特別」は、どういう気持ちなのでしょう。
幼なじみで、久しぶりに再会した後も仲良く
なれた女の子。特にふみにとってあきらは、
昔から、困っている自分に手を差し伸べて
助けてくれた人です。今だって常に自分の
事を心配してくれて、頼れば頼るほど支えて
くれているようです。
 自分が甘えても突き放したりはしない、
「ふみちゃん派」の女の子。「デート」
をしていても、どきどきするのではなく、
とても穏やかな気持ちで本当の自分の姿を
見せられる相手。ふみはそんな風に感じて
いるのかもしれません。
 お互いの小さい頃を知っている安心感が、
ふみをそういう気持ちにさせるのでしょう。
ではそれが恋心かというと、、、今のふみには
そこまでの感覚はなさそうですね。
 ふみには、そしてあきらにも、今見えて
いるのは、自分達の周りのほんの狭い部分
でしかないのでは、と思えます。自分以外の
人達だってそれぞれに何かを考えて行動し、
本心はそう簡単に人に打ち明けたりはしてない
ようですし。
 わからない事が世の中にどれだけ多くても、
ふみとあきらがお互いを信じる気持ちは
確かなものだと、彼女達には思っていて
もらいたいですね。その気持ちが、2人を
もっと近づけていくようになれば良いかも
です。

・「青い花」レビューリストレビューセンター

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