マリア様がみてる Webラジオ第２シリーズ第９回

　再びの男性ゲスト、しかも２人（キャスト的には
３人？）とあって、番組はにぎやかに進行してます。
アフレコについてのちょっとした話題なども出て
いましたね。そしてドラマの方は、配信時間が少し
短めでした。

　4thシーズンテレビアニメ「マリア様がみてる」の
Webラジオ第９回を聞いてみました。（既に第１０回が
配信されてますけど、、、。）
　今回のゲストは、祐麒役の市来光弘さんと、双子の
昌光、朋光の二役を担当されている杉田智和さんです。
　男性のゲストは、第６回で優役の檜山修之さんが
来られて以来２度目になります。２度目はなかったり
するかも、なんて冗談めいて言われていましたが、
そんな事はなかったようですね。
　それにしても男性２人なためなのかかなり番組の
テンションが上がっていた気がします。ツッコミの
激しさ(?)とか、女性ゲストではあまり聞かれない
ノリもあったかもしれませんね。
　トークでは、アフレコの話題もありました。背景に
人がたくさんいる時は、出番ではないキャストの
人達が手分けして「その他大勢」の声を担当したり
するそうです（「ガヤ」と言われるようですね）。
けれど、人によっては声に特徴がありすぎて、
どうしても目立ってしまう場合があるらしいです。
女性キャストでは、志摩子役の能登麻美子さんが、
ガヤをやりたいと言って、スタッフから断られて
いたとか。、、、確かに特徴的な声質で、たぶん
すぐにわかってしまうような気はしますね。

　ラジオドラマは、「ジョアナ」というタイトル
です。学園祭の前、瞳子が演劇部でちょっとした
もめ事を起こし、部を飛び出してしまうのですが、
「若草物語」の役を降りたらしいと聞いた祐巳が、
瞳子と話し合う、という場面が描かれています。
これは4thシーズンアニメの第１話でも扱われていた
エピソードです。が、このラジオドラマでは少し
構成が違っていますね。瞳子の視点になっていて、
彼女が演劇部の先輩達や祐巳と会話する中で何を
考えていたかが語られています。アニメ化された
メインのストーリーの裏でどのような事が起きて
いたかを扱う、という構成は、例えば前回の
「ようこそ茶話会へ」などと似ていますね。
　祐巳に「通せんぼ」をされた時、瞳子は最初、
相手が祐巳だからといって特別な反応をするの
でもなく、他の人達（自分以外の全員）にするように、
とてもあっさりとした態度をとっていました。
話し合う事など取り立ててない、自分の決めた
結果なのだから誰にも説明する必要はない、と。
なのに、気がつけば自分の経験した事、自分が
感じた事を相手にどんどん話してしまっています。
　これは偶然だったのでしょうか。そうかも
しれませんけれど、ちょっと違うとも言えそうです。
瞳子は、どうも昔から人を寄せ付けない所があった
ようですが、そんな彼女がここまで他人に関わって
しまうのは、単なるはずみとは思えないですよね。
本人は、祐巳のペースを乱されている、みたいに
感じているかもしれませんが、本当はそれ以上の
つながりが、２人も気づかない場所で形作られて
いるのではないでしょうか。

　今回のドラマは本編の長さが１５分ほどと、
今までのものよりもちょっと短めな感じでした。
もしこれがドラマCD（SPECIAL CDのシリーズですね）
に収録されるなら、そこにさらに追加するエピソードが
いつか配信されるのでは、と期待してしまいます。
　それがこの次の第１０回での配信分かと思ったの
ですけれど、第１０回ではどうも原作とは違う
オリジナル脚本のドラマになるらしく（私はまだ
聞いていません、、、）。こちらは夏コミで先行発売
されるDJ CDのスペシャル版に収録されるみたい
ですが、そこにはドラマのタイトルが２つ書かれて
います。そうすると、第１０回の他にもう１回
オリジナルのドラマが配信されるという事？
どんな内容になるのでしょうね。

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