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2009年7月14日 (火)

大正野球娘。 第2話

 おしとやかなお嬢様達が、自分達女性の生き方を
求めて活発に立ち回る、、、。でもそれだけではなくて、
彼女達の間にある憧れや相手を慕う気持ちも描かれて
いて、百合的にも何かありそう?

 テレビ放送中のアニメ「大正野球娘。」、第2話
春の長日を恋ひ暮らし」です。
 早朝、家族には何とか言い訳をして学院に集まった
小梅、晶子、乃枝。しかし野球といっても具体的に
どうすればいいのかわからない。そこへ雪がやって来る。
彼女の隣にいたのは、アメリカ人の英語教師、アンナ
だった。

 、、、靴屋に道具の手直しを頼んだり、練習のために
朝早く学校に集まるのにも、彼女達は相手に嘘を
つかなければなりません。この時代は、女性に
対して、もちろん男性に対しても、それぞれの役割や
あるべき姿がかなり厳密に形作られていたのでしょう。
そこからはずれるような真似は、親に対してだけ
でなく社会に対してもあまり主張できるものでは
なかったようです。そのため、小梅達は、真実を
隠し世間を欺くような行動をしなければならなかった
みたいですね。
 これは、彼女達自身にとってもちょっと心苦しいの
ではないでしょうか。そこまでして踏み込まなければ
ならない理由が、野球にはあるのか、、、と考えて
しまう場面も、これから描かれたりするのかも、
という気がします。
 晶子には、野球で殿方に勝ちたい、と思い立つ
いきさつがありました。その経験を聞いた小梅も、
彼女とともに戦う決意を固めています。一緒に
晶子の言葉を聞いていた乃枝も賛成しているらしい
ですね。
 では雪は? 巴や残りのメンバーはどうなの
でしょう。面白そうだから、慕っている人がやろう
としているから、巻き込まれたから(?)、など理由は
それぞれのようです。とすると、野球への思い入れも
一人一人違っていると言えそうですね。彼女達には、
単にスポーツをする以上のハードルが、これから
待ち受けているのでしょう。それらは簡単には
乗り越えられないかもしれません。けれども、その
難しさを団結して解決していく事で、彼女達の
つながりはより強くなっていくのでしょうね。この先
彼女達もいろいろ考えさせられてしまったりするの
でしょうけれど、皆で楽しく野球をプレイできるように
なると良いなと思います。
(今回少し面白かったのは、メンバーが次々に
入ってきて大喜びする晶子とか。小さい子供のように
その場でぴょんぴょん跳ねてました。
 彼女は上品なお嬢様で、ドレスを着て社交場に
出かけたりもします。が、自分で考えて自分で始めた
計画に、共鳴して集まってくれる女の子達がいた
事が、嬉しくて仕方なかったのでしょうね。そのため
我を忘れてああいうかわいらしい仕草をしてしまったの
かも。)

 とまあそういう背景もありつつ、今回は新しい
メンバーが続々集まってきているようです。それぞれに
個性を持った女の子達らしいですね。
 この作品では、女学校に通うお嬢様達が、「男子も
すなるという」野球をやるために奮闘する、という
ストーリーが中心になるスポーツ青春もの、みたいな
感じになるのかなと思っていました。確かに野球を
プレイする女の子達のエピソードがメインでは
ありますが、割と百合な雰囲気も多めに取り上げられて
いる雰囲気があります。
 巴は、第1話で、メンバー集めを始める小梅達を、
ちらちら物陰から見たりしてました。最初は純粋に
野球に興味があるのかと思ったのですけど、実は
そうではなく、みたいな部分が今回語られています。
これはちょっと意外で面白かったですね。また巴が、
自分から声をかけづらくて、何とか小梅達に
認めてもらおうと密かに努力している姿なども
微笑ましいです。
 彼女が相手に抱いている気持ちは、間違いなく
好意ではあるのでしょう。これが恋愛的な意味を
持ってくるのかどうかは、今はまだわからない感じ
ですね。
 巴と同じ寮で、彼女を慕っている鏡子の存在も
あります。鏡子は巴に強い憧れを持っているみたい
です。鏡子が、これからチームメイトとして巴と
一緒に野球をしていく中で、届かないものへの憧れ
みたいだった感情がどう変わっていくのか(いかないのか)
が気になります。
 それに、巴の双子の妹の静も、姉には何か思いを
抱いているようです。巴の方は、自分が鏡子達から
慕われている事を否定もせず明るく受け止めていて、
その態度が、静にとっては気にくわないようです。
静が本心を口に出す時は来るのでしょうか。

 後はメインヒロインの小梅と晶子ですね、、、。
野球を始めようと言い出したのはこの2人であるため、
彼女達はチームでは中心的な位置づけになっています。
最初に晶子がピッチャーで小梅がキャッチャーを
やっていたのも、その関係でしょう。
 晶子は小梅を絶対的に信頼していて、小梅も晶子を
支えてあげたいと考えているようです。ではこれが
百合な関係に発展するかというと、、、何とも言えない
気がします。この信頼関係を簡単に恋愛に置き換えて
しまうのもちょっともったいないように思えますし、
かといってここで何もないと百合的には少し寂しい
かもですし、、、。彼女達の関係はどうなるの
でしょうね。

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受信: 2009年8月 8日 (土) 22時48分

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