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2009年6月20日 (土)

フレッシュプリキュア! 第20話

 またもラブの言葉に胸を揺さぶられるせつな。
自分の信じていたものをだんだん見失いそうに
なっている彼女に、新しい道は開けるのでしょうか。
、、、そして新キャラ登場のエピソードは、まだ
引っ張っている感じですね。

 テレビアニメ「フレッシュプリキュア!」、
第20話「ダンスとプリキュア…どちらを選ぶ!?
です。
 ダンス大会に向けて、ミユキに教わりながら
特訓を続けるものの、なかなか身にならない
ラブ、美希、祈里。目指すステップが難しいから
だけではない。ナケワメーケより大幅にパワー
アップしたナキサケーベと戦った彼女達は、受けた
ダメージが回復しきっていないのだ。

 風とともにラブの前に現れるせつな。この
イメージは、2人が四つ葉町で再会した時からの
ものですね。せつながラブの前に登場する時は
だいたいいつもこんな意味ありげな雰囲気に
なってるような。せつなのモチーフには「風」が
含まれているのかも。
 そういえば「4人目のプリキュア」のイラストは、
頭に羽根飾りのようなものが描かれていましたね。
これは何か関係があるのでしょうか?

 イースは、これまでプリキュアの力を封じ込める
作戦を続けてきました。にせの占いでラブと
ミユキをけんかさせようとしたり、ラブの
リンクルンを奪おうとしたり。プリキュアの
力が強大なら、変身する前を狙えば簡単に勝てる
はず、という思惑のようです。
 そして今回も、彼女はそのつもりでラブに
近づきました。よく当たる占い(ラブの正体を
知っているから当然なのですが)を使って、
相手を思いのままに操ろうという考えだった
みたいですね。
 ダンスとプリキュアどちらも続けていたラブ
には、占いの答えが与える影響は大きいはず。
その後うまく言いくるめれば、プリキュアを
あきらめさせられる、とイースは考えたようです。
 その結果は、、、。ラブの意外な答えに、彼女の
方が動揺させられてしまっていますね。ラブは
たぶんこういう性格の人なのでしょう。「超」が
つくほどポジティブで、決してへこたれたり
人前で弱音を吐く事がない(学校の勉強では
どうなのかわかりませんけれど、、、)。他の人の
ためなら何でもしてあげる、それ以外の部分で
自分のための努力を積み重ねる。そうやって、
彼女はこの町で生活してきたのでしょう。
 ラブの考え方は、幼なじみの美希や祈里なら
よくわかっているのでは、と思われます。が、
イースにはとても理解できなかったようです。
イースが暮らしてきた環境には、こういう
タイプの人間はいなかったんでしょうね。

 とはいえ今回ラブが言っていた事は、普通に
考えてもちょっと無理してる感じですね。自分の
体調も考えないで欲張りすぎても、その先には
幸福は待っていない気がしますし、、、。ラブの
生き方は、ちょっと刹那(せつな?)的にも
見えます。
 ラブは、いつもこんな無茶な選択ばかりしてたの
でしょうか。少なくとも第1話からのエピソードの
中ではこれほどまでの無理はしていなかった
気がします。
 今回彼女にこうさせたのは、せつなが自分を
心配してくれている、と感じた事が大きな理由
だったのかな、と思えます。自分の事で相手に
気を遣わせたくないという思いが強すぎて、
こんな事態になってしまったのでは。
 ラブを心配してくれる人は他にもいます。家族は
もちろん、シフォンやタルト、カオルちゃんに
由美や大輔だって、ラブの健康が気がかりで仕方
ありません。そんな人達に気づいた時、ラブは、
大丈夫、平気と相手に笑顔を向けています。
 これがいつもの彼女の反応なのでしょう。自分が
元気でいる事が、周りの人達を悲しませないで
いられる、という考えがラブにはあるのでは、
と感じられます。

 ではどうしてせつなの時だけ、「欲張る」なんて
言葉を使って、度を超えたとも言えそうなアピール
をしたのか、、、。やはりラブは、他の人達とは違う
感情を、せつなに対して持っているのでは、という
気がします。
 前半、不意に目の前に現れたせつなに、ラブは
つい自分の弱い所を見せそうになってしまいます。
あの後のラブの反応からすると、こういう経験って
今までの彼女にはなかったみたいですね。
 美希と祈里との間では、小さい頃からずっと
一緒にいる間に、似たようなエピソードはあった
かもしれません。誰だって悩んだり苦しんだり
する時はありますし、弱い部分がある、それ自体は
恥ずかしい事ではないでしょう。
 でもラブは、せつなにだけは、弱みを見せそうに
なり、またそうしようとした自分を隠そうとも
しました。そうしたのは、ラブにとってせつなが、
他の誰とも違う、特別な存在だったからなのでは
ないでしょうか。
 ラブがせつなに抱いている感情、それはどういう
ものなのでしょう。2人の立場や今置かれている
状況から考えると、もううやむやにはできない所
まで来ているように思えます。ラブがこの感情を
はっきり自覚した上で、イースと向き合わなければ、
本当の答えにはたどり着けないのではないでしょうか。
百合的には彼女のこの感情が、「ラブ」である事を
願いたいですね。

 一方のせつなの方も、ラブとつきあう内に
最初とは異なる感情を持ち始めているようです。
今回も、うまくラブの気持ちを操ってプリキュアを
やめさせるつもりが、いつの間にか、、、。せつなは、
自分がなぜあんなに熱くなってしまったのか、理由が
わからなかったようです。それに自分の口から思わず
出た言葉も、相手を陥れるような種類のものとは
全然違っていました。せつなは信じたくはなかった
ようですが、これが彼女の本心に一番近い言葉だったの
かもしれません。
(ところで前回、せつなは、ラブに「寂しいの?」と
尋ねられていました。これって、時と場合によっては
かなりひどい言い方にもなってしまいそうな気が
します。自分では特に意識もなく、また自分の意志で
誰かに助けを求めているわけでもないのに、「寂しそうに
見える」とか言われたら、そりゃあ怒りもしますよね。
ラブはもちろんそんなつもりではなく本当に相手を
心配して言っていたのでしょう。けれど彼女の、こういう
一見無神経そうにとられがちな所も、せつなが素直に
なれない原因の一つなのかも。)
 自分達の目的を阻止しようとする憎い相手の事を
心配するなんて、イースにとってはあり得ない感情
なのでしょう。今まで味方にだって持った事もない
ようなこの感情を何と呼べばいいのか、彼女自身が
自覚するまでには、もう少しだけ時間がかかる
ようです。こちらも百合な気持ちであってもらいたい
ですね。

 、、、みたいに次回を期待したい所なのですが、1週
お休みが入るようで。何か引っ張っている感じもしますね。
その先には感動的な百合エピソードを展開していって
くれると良いかもです。

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コメント

拝啓
こんにちは
今月8月号のプリキュア見ましたか
1ページぶち抜きのせつなとラブのシーン

投稿: cocos | 2009年7月 2日 (木) 17時02分

cocosさん、どうもです。
コミック版は読んでいないのですけど、何か
素敵な事になっているみたいですね。
上北ふたごさんのプリキュア作品はけっこう
百合度が高い気がしますし、ちょっと楽しみ
です。

投稿: ギンガム | 2009年7月 6日 (月) 23時10分

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